今日は、8月半ばから飼育されていたスズメさんがやってきました。飼養方法が適正ではなかったために、尾羽がうまく生えそろっていません。野鳥は法律で飼育してはいけないことになっていますが、自宅でしばらくの間飼育して、自宅で自然に返される方がいらっしゃるのも現実です。しかし、ヒナを育てるということは、1日中お世話をしなければならず、家を空ける時間が長いと餌の間隔が開いてしまって、最後には栄養失調で死んでしまうこともあります。熊本県の場合は、鳥獣保護センターがありますので、ヒナを見つけた場合には早めにご連絡をしていただけると手遅れになる前に鳥獣保護センターでお世話をすることができます。今日運ばれてきた、スズメさん、ヒヨドリさんが早く野生に返ることができるように・・・職員一同がんばりたいと思います。鳥獣保護センターには、1年間で1000羽ほどの傷ついた野鳥やヒナがやってきます。
