動物日記

動物についての、いろんなお話し

今年も1年お世話になりました<m(__)m>

2008年12月30日 | Weblog
今年も1年お世話になりました


ブログも今年はあまり更新もできず・・・来年はがんばりたいと思っています


鳥獣保護センターは、12月29日・30日・31日1月1日・2日・3日は休館日とさせていただきます


しかし・・・
毎日、午前中は職員が交代で動物のお世話に出ます本館は休館日ですが、動物に休館日はありません


今年は皆様にとって良い年だったでしょうか?

私個人的には、なんだかんだとバタバタして1年があっという間に過ぎ去り・・・気づけばもう年の暮れという感じでした

良い年だったかと言われるとわかりません

ただ、今年は小学校の出張講師などもできて少しずつでも皆さんに野鳥のことがわかってもらえたかな・・・と思います

来年は、もっとたくさんの人に出会えたらうれしいです

来年はパワーアッブを目指しがんばりたいと思います

来年もよろしくお願いいたしますよいお年をお迎えください



今日も寒い一日でした・・・

2008年12月23日 | Weblog
今日もとても寒い一日でした

去年まで見られなかった光景なのですが、鳥獣保護センター本館裏の餌台に「シメさん」がやってきて、餌を食べています

いつも来ていた、ヤマガラさん・スズメさんは餌台に近づけず・・・

恐るべしシメさんでした



今日12月23日付けの熊本日日新聞に、鳥獣保護センターの記事が大きく取り上げられました

私たちは、県の指定管理制度に基づき鳥獣保護センターの運営を委託されています

この期間は3年間ですので、平成21年3月31日までで終了となります。

ただ、今後の鳥獣保護センターの縮小など詳細が決まっていないようで胸を痛めています


胸を痛めているのは、運営のことではありませんこの先、傷病鳥獣たちの扱いが変わってしまうのではないか・・・大切にしてもらえるのか・・・


私たちはこの3年間精一杯動物たちのお世話をしてきましたので、その動物たちが粗末な扱いをされたら、耐えられませんとても不安です。

ただ、そのお世話も誰がするかも決まっていないので何とも言えませんが・・・


私たちに日曜も祝日もお盆も正月もありません鳥獣保護センターは火曜日を休館日としていますが、動物がいますので毎日誰かが交代で出勤しお世話をしています

動物が好きだから・・・心配だから・・・職員も何一つ文句も言わずお世話をしています

熊本県と御船町の話し合いがきちんとできて、鳥獣保護センターの運営がスムーズに行われることを祈ります

だって、怪我をした鳥獣や病気の鳥獣が安心して療養できる場所は鳥獣保護センターしかないのですから・・・

飼い主のいない野生鳥獣ですから、手厚い看護も鳥獣保護センターでなければ受けることもできません


看護してあげようとしても、野生鳥獣の場合は法律で飼育することが禁止されていますので、一般の県民ではどうしてあげることもできません


冬の鳥獣保護センター

2008年12月01日 | Weblog
鳥獣保護センターの園内には、今イカルさん・シメさんがたくさんやってきています

もちろん「冬告げ鳥」のジョウビタキさんやシロハラさんもいますが・・・

今年はイカルさん・シメさんがとても多く見られます




今日は、甲佐町の小学校へ出かけみなさんとバードウォッチングを楽しみました


子供たちと一緒にバードウォッチングをする時は、その子供たちが言うことを聞いてくれるかどうかで見られる数が変わってきます

走り回る子・大声を出す子がいると野鳥は驚いて逃げてしまいます

バードウォッチング初心者で飛んでいる野鳥を確認することはかなり難しいです

ですから、木にとまっている野鳥を静かにそっと双眼鏡で観察することが重要です


今日は、班により異なりましたが14種~21種が確認できました

体の大きなアオサギさんは、観察しやすいですね・・・

メジロさんは鳴き声は聞こえているのになかなか確認できませんでしたが、しばらく歩くとたくさんのメジロさんが確認できました


それから・・・

子どもたちが大興奮した野鳥がいました。カワセミさんです。美しい色に大喜びでした


その他には、ヒヨドリさん・ツグミさん・ハクセキレイさん・キセキレイさん・ジョウビタキさんなどの姿をみんなで確認することができました

他の班では・・・
コチドリさんやアオジさんも確認できたそうです

少しずつ、野鳥に興味を持ってくれる子が増えるといいですね・・・

野外に観察に行けなくても、事前に図鑑などで野鳥の名称と姿・形が一致するようにしておくと、実際に鳥を見たとき種類もわかるようになることでしょう


もし、わからない鳥がいても普段鳥を観察していると、特徴を覚えるようになりますので図鑑でも調べやすくなるかと思います

身の周りには小さな野鳥がいることを知るだけでも、人にも動物にも環境にも優しくなれるのではないでしょうか?