動物日記

動物についての、いろんなお話し

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2010年06月09日 | Weblog
昨夜の出来事・・・
午後8:00頃だったでしょうか。自宅の電話が鳴りましたわが子のクラスメートのお母さんからでした

学校の連絡かな?と電話に出るといきなり 「今も鳥獣保護センターで働いてます?」と・・・「はい」と答えると

「実は、今自宅の庭にヤギがいるんです。どうしたらいいでしょう?メエメエ鳴いてます」とおっしゃるじゃありませんか

ヤギというのは聞き間違いかと思い、もう一度聞きなおしてもやはりヤギ・・・なんで家の庭に??

まあ、とにかくヤギさんは家畜なので、拾得物として警察に届けてくださいとお話しましたが、謎は残ったままです




その後、実の父と電話でその話をしていたところ、「俺は昔、豚を拾った」と言い始め・・・今の浜線バイパスができる前に道を歩いていたから、捕まえた

最終的には、近所で飼育されていた豚さんが逃げ出したもので、飼い主さんに引き渡したそうです




それから、今日・・・
朝から1本の電話が鳴りました「自宅で飼っている犬が死んだからそこに持って行っていいか?」と 「???」電話を受けた人はしばらくどんな意味かわからなかったそうです

鳥獣保護センターは、死体処理場ではありませんなぜ、犬が死んだから鳥獣保護センターに電話しようと思われたのかは謎です


最近野生鳥獣に関する問い合わせ以外のものが増えています犬・猫その他家畜・・・
しかし、死んだから連れてきていいか?という問い合わせは初めてでした

さすがに驚きは隠せませんでした気軽に問い合わせはしていただきたいのですが、あまり驚かせないでくださいね


鳥・とり・トリ・・・

2010年06月07日 | Weblog
今、鳥獣保護センターはスズメさん・カラスさん・ハトさん・ツバメさん・シジュウカラさん・メジロさん・ホオジロさん・オオルリさん・ヒヨドリさん・ムクドリさん・フクロウさん・オオタカさん・ハヤブサさん・アオバズクさん・クロツラヘラサギさん・キビタキさん・ノゴマさん・ハクセキレイさん・・・どこを見ても鳥・とり・トリの状態ですとてもにぎやかです



今日は、センターに持ち込めないということで、引き取り収容に出かけましたその件数4件・・・近くの4件ならいいのですが、ゼンリンの住宅地図の東部・西部・南部全てを持ってでかけましたということで、本山・小島・長嶺・京町と走り回りました


ご連絡いただいた場合、なるべく迷惑をかけないように極力早く伺えるようにこちらも努力していますですから、依頼をされる場合は協力をお願いします箱に入れておく・・・会社であれば必ず受付でわかるようにしていただく・・・書類を記入していただかなければならないので、どなたかに必ずいてもらわなければなりません
難しいことをお願いしているわけではありません。これだけは守ってください今の時期はヒナの時期ですので、センターではお腹が空いた・・・と口を空けてヒナが待っています
私たちもなるべく早くセンターへ戻り他の野鳥のお世話をしなければなりません
無理にセンターへ持ち込んでください。とは言いませんただ、時間短縮に協力をお願いしたいのです


引き取り収容は、その日1件とは限りませんご理解をお願いします。それから、今日もそうでしたが、鳥が触れないから・・・とそのままにした状態で引き取り収容の依頼をするのはやめてください


探すのも時間がかかりますし、捕まえることも道具も持って行っていない状態では難しくなります。触れないなら、上から段ボールをかぶせて逃げ出さないようにおもりを乗せてもらえればOKです放置だけはやめてください
もし、捕まえようとして逃げるようでしたらそのまま様子を見ていただいていいと思います。逃げるということは、元気があるということです。


助けてあげたい気持ちはみんな同じです少しでも早くセンターへ渡したいという気持ちもみんな同じです

私たちもなるべく早くと思いますが、他に運ばれてきた鳥獣のお世話もしなければなりません1羽を助けて数十羽を見捨てるわけにはいきませんみんな平等です。

ですから、ご協力をお願いいたします。

昨日は・・・

2010年06月01日 | Weblog
みなさん「おはち」をご存じでしょうか?写真のわらでできたカゴのことです


鳥獣保護センターでは、ヒナが運び込まれた時や鳥獣で体温が下がって運び込まれた場合に使用するため、かなりの頻度で使用しますまあ、必須アイテムです


たくさんのおはちを用意はしているのですが、少し大きくなったヒナや元気の出た鳥獣が蓋の網の部分を破り・・・それをそのままにしておくと、逃亡犯が出ますそれを探すのも捕まえるのも大変なので、いつか補修をしなければと思ってはいるものの、なかなかできませんでした買えば小さなものでも、1000円位はするものなので・・・節約のためには補修しかないのですが

わかってはいても、私はお裁縫が大の苦手なので見なかったことにしていたのかもしれませんそれを知っているわが子は、お裁縫が必要な時は私には何も言わずおばあちゃんに頼んでいます



でも、今置いてあるおはちのほとんどのふたが被害に遭い・・・もう限界だと針と糸を持ち出し、格闘することにしました

上の網の部分は、台所の三角コーナーに使用するネットで代用です

一人静かに補修作業が始まりましたセンターでは、私が何かを始めると他の人は近寄りません



会話もなく、時が過ぎなんとか補修作業も中盤に来た時・・・一本の電話が鳴りました

今まで、あまりにも静かだった事務所でいきなり電話の音がなったので、「ビクッ」とした瞬間、私の左手の中指に針がブスっと刺さり血が・・・

やはり人間には得手不得手というものがあるので、ここは無理をしてはいけないんだと、理事長にそのままお渡ししました

理事長は、手先が器用なので私が長時間かけて補修したふたをさっさと済ませてしまいました最初から頼めばよかった・・・と後悔してももう遅い


そして、昨日はあるペットショップのお兄さんが遊びに来てくれましたなんで、センターで餌がそんなに大量に必要なのか不思議だったようですが、運び込まれているヒナたちを見て納得といった感じでした

ペットの鳥は毎日見てるけど、野鳥は見ないから・・・と興味津津
時期によって運び込まれる野鳥たちはまた違うので、お手伝い方々また遊びに来てくださいね


そうそう、昨日はなぜか部屋の中にツバメさんも遊びに来ましたおとといは1羽・昨日は2羽・今日は3羽・・・と毎日1羽ずつ増えていますが、明日は4羽で遊びにきてくれるのでしょうか?楽しみです