いぬのかかと

ホワイトシェパードのアンディの成長と日々の生活の記録

予習復習

2008年03月16日 | ホワイトシェパード
とりあえず訓練士さんから今まで通りの散歩はしばらくやめてください
と言われています。
アンディの散歩は飼い主を無視して臭いをかいで情報収集をし
あちこちにマーキングをしまくります。
これは、外界のすべてがアンディにとって恐怖で
情報収集とマーキングをすることによって、今日も無事おうちに帰れた。という認識だからだそうです。

これを、私(又は旦那)がアンディにとって頼れる主人になることで
アンディが外界の恐怖を克服し、安心して散歩ができるようにならなくてはいけません。

ということで、まずはアンディが脇について上手に歩けることが大前提になります。
これができるまで、今までの散歩は封印します。


しっかりアンディに言葉で意思を伝えるためにハッキリ大きな声でコマンドを言う必要があるし、
最初は人気がなく集中できる場所が良いかと思い
日が暮れるころにグランドに車に乗せて行きました。



そそと上品に旦那の脇を歩くアンディ。



コマンドに従えたら、しっかり声に出して褒めます。

何度もチョークでショックを与えるようなことはありません。
アンディ、上手に歩けます。

一度にたくさん練習しなくても良いそうです。
特に、飼い主のモチベーションが落ちるとワンコにそれが伝わるのでよくないそうな。

ほんの10分か15分復習しただけで、あとはボール遊びで遊びました。



がんばってトレーニングした後、楽しいことが待ってるように。
チョークで嫌な思いをさせた分、アンディとの信頼関係を崩さないように
たくさん遊んであげます。
早くチョークが必要なくなるよう、がんばろうね。


チョークについて、旦那もネットでいろいろ調べたようです。
肯定派・否定派半々といったところでしょうか。
チョークは長く犬のしつけに活用されてきていますが
科学的根拠はないという話でした。

私なりにチョークの是非を考えました。
例えば、キツネの親が子供にしつけをする時どうするかというと
子供が間違ったことをした瞬間
首にがぶーーーと噛み付きます。
それは半端な力ではなく、本気で、端から見たら殺してしまうのではと心配するほどの力です。
首に強いショックを与えることでイケナイことを覚え易いのは
野生の名残ではないでしょうか。

ただ、そのタイミングも重要だし
何度も何度もそれで引きずりまわすようなことはやはり間違いです。
的確な一撃。これが重要なんですね。
これは、なかなか難しいことです。

昨日のトレーニングで訓練士さんが私に はぃ、ショック!と言ったものの
私がどうしてもその通りにできなかった場面が何度かありました。
それは、アンディはコマンドに従ってお座りしているのに
私にチョークの引っ張り方のコツを指南するために引っ張れと言ったときです。
無駄にアンディを痛めつけることなんてできません。

で、結局チョークは是か非かというと
使う側の愛情とか知識とか常識とかいろんなことを加味して
まったく否定されるものでもないかも、というとこですか。
本当に難しい問題です。
旦那のお父さんは穏やかで優しい方ですが
若いころはかなりの雷親父で
旦那はカナヅチで殴られたことがあるとか言います。
昔のしつけといえば、正座の足をモノサシで叩いたりは当たり前でしたよね。
それをすべて虐待だと言ってしまうと
ちょっと先生が生徒を小突いただけで虐待だと校長室に怒鳴り込んでくる親と変わりないような気もしてきます。

そんなことを言い始めると、じゃぁしつけに体罰は是か非かなんて議論まで発展しそうですね。
白か黒かで解決する問題でもないですし。

とりあえず今のところ、チョークによるトレーニングで
アンディが過度のストレスを感じて凹んでる様子もありませんので
トレーニングはこのまま続けてみようと思っています。






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