のんびりでいいじゃない。

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musical『MITSUKO』 千秋楽 6/29 1時半

2011-06-29 21:44:14 | Weblog
何ですか?この暑さは!!
飛行機から一歩出て、あまりの暑さにめまいがしました(^_^;)。
こりゃあ、大変と熱中症にならないように心して行動せねばと心に刻みました。
(あとで「東京都心で今年初の猛暑日を記録」とニュースで知りました(@_@))
最寄りでお昼を済ませ、いざ、青山劇場へ。ここは駅から徒歩10分もかかる上、坂道とくる(笑)。ギラギラ太陽の下を歩くのかとうんざりしていたら、街路樹が多く、日陰になっている道を歩けたので思ったよりはマシでした。

さて、いよいよ千秋楽の開幕。まずは第一声が普通の声でホッ。(だって、東京初日がねぇ(^_^;))ちょっと作りすぎじゃ?と思えるほど若作りに拍車がかかっていました。まぁ、後半にむけてこれぐらい差があるほうがいいのかも知れませんが。今日見たとうこのミツコは大阪とは全く違うもので、とうこの中に確たるミツコが息づいているようで、言葉(セリフ)にウソがない感じでストレートに伝わってきました。最後の観劇にしてやっと良かったなと思えるお芝居でした。歌は歌いこんで更に磨きがかかって、聞き応えのある素晴らしい歌唱でした。イダも大阪とはかなり違っていて、良し悪しではなくて好みで言えば、あまり笑いを取らなかった大阪の方がスッとした女優の風情で好きでした。東京の方が芝居自体は熱を帯びていて成長しているなと思いました。リヒャルトは源ちゃんとジュリアンは本当に全く違う!東京の後半にでも比べてみたかったとつくづく思います。ジュリアンを見て、源ちゃんもきっと変わったと思うから。増沢さんは出てくれて本当に良かった!去年のコンサートの時、「本編も出てくれないかしら?」などと半分冗談で思っていたのに実現して嬉しかったです。歌はいつ観ても緊張していて(笑)、必死な形相で、なので一生懸命さ伝わって何だか微笑ましかったです。アンサンブルの皆さんはとにかくレベルが高くて、よくもここまで歌える人が集まったものです。子役ちゃんたちはかわいくて、歌い終わりは父兄参観の気分(笑)。今日は1幕ラストで湧久くんが涙をこらえてて…。終わりはさみしいねぇ。

カーテンコールでは初めてオケの皆さんが登場。裏のオケスペースが暑いらしく皆さん軽装でした。挨拶はメインキャストの茜、増沢さん、ジュリアン、マテがしました。これでとうこが〆るのかと思いきや、三度(みたび)、小池先生が登場(^_^;)。もう飽きたと思っていたら、袖にいた源ちゃんを呼んでくれたので撤回します(笑)。源ちゃんは髪を切って、男前度がアップしていました。Tシャツ姿でもかっこいい(笑)。小池先生は再演を匂わす微妙な発言をされていましたが、果たして真偽は…。その後、数度のカーテンコールを経て、出演者全員での「ありがとうございました!」&唱和し損なった(^_^;)マテが一人であとから叫んでお開きとなりました。終わり良ければ…、この言葉に尽きる千秋楽でした。


グーデンホーフ・ミツコ没後70年記念
musical
MITSUKO
~愛は国境を越えて~


出演 光子・・・安蘭けい

ハインリッヒ・・・マテ・カマラス
青年リヒャルト役・・・辛源(シン ゲン)、ジュリアン (Wキャスト)
イダ・・・AKANE LIV
成人リヒャルト・・・増沢 望

(男性アンサンブル/女性アンサンブル)<50音順>
大木智貴、大谷美智浩、角川裕明、笠嶋俊秀、香取新一、神敏将、高原紳輔、武内耕、中山昇、山崎義也/
池谷京子、大月さゆ、河合篤子、木村晶子、首藤萌美、園田弥生、本田育代、未来優希

(子役)<50音順>
小島一華、坂口湧久、関萌乃、吉井乃歌