やっと、観て来ました。
最近の全ツは梅芸が初日か千秋楽と極端(^_^;)。今回は千秋楽でさぞかしこなれた舞台であろうと
期待満々で臨みました。お天気は生憎の大雨(^_^;)…。チケットがなければ、絶対やめたであろう
程の大雨で劇場付近のさばき待ちも建物の中に逃げているほどでした。
ちえのホセは青い軍服が良く似合い、ダンスも謝先生の振り付けは踊れる人ほどよく見えるので
ちえなら完璧。お芝居はずんこほど、純朴な感じはしませんでしたが生真面目でカルメンに翻弄
される様子が良く出ていました。歌は楽日とは思えぬほどの疲れ知らずの歌声でさすがに強靭な
喉をお持ちですこと!いつ観ても、活気あふれるちえの舞台は本当に心地いい(^ ^)。母の死、カル
メンの死、どちらにも涙をみせた熱い芝居に感動いたしました。ちえは成長してるな~。
一方、ねねですが…。あのカルメンでは私なら惹かれない(^_^;)。何が良くないのかは難しいので
すが、とりあえずねねのカルメンは魅力的ではありませんでした。奔放さが過ぎるのかしら?表情
もどこか汚くて、思わずこっちが目を逸らしたくなるほど。比べるのはいけないのかも知れないけれ
ど、やはり初演のおハナは偉大だったんだなと。色気はあまりなかったですが、ずんこホセがカル
メンに捕らわれていくのが納得できるつくりで、綺麗なドレスの姫ばかりではなくこんな役もできる
んだと感心したものでした。ねねは次回に期待しましょう…。
とよこはメリメの方がよかったです。ガルシアの怖さがとよこだとあまりないかな…。ガルシアの
出番のあと、シラっと(おそらく早替わり(^_^;))とメリメで出てくるのがちょっとおもしろくて笑ってしま
いました(^_^;)。
ともみんのエスカミリオはう~ん…。かっこつけすぎでまるで道化者のよう(^_^;)。歌もひどくて(ーー;)、
芝居も…。スタイルに恵まれ、新公主演、バウ主演は勢いで何とかできたかも知れませんが、この
まま、“実”が追いつかないとこれ以上、上には行けない気がします…。
ショーは、先日、大劇場で上演されたものの全ツ版。感想は一言「てるの穴は大きい…」
今、二手に分かれている星組は力のあるメンツはバウに偏っていたようですね。残念ながら…。
次回の星組はショーのアドリブで宣伝もしていた「ロミオとジュリエット」。
これは東宝での上演も噂されていた外国のミュージカル。かなり楽しみです(^ ^)v