昨日、初日を迎えた雪組バウ公演を観て来ました。
幕開きは髭面のコマが現れて、どうやら現代のよう。
一場面が終わると３０年前のライブハウス「ノン ノン シュガー」が
姿を見せます。キムが壇上でスター然と歌手として（前座だけど(^_^;)）歌います。
後方には生バンドがいてビックリ(@_@)～。
はっきり言って、お話はちっともおもしろくありませんでした(^_^;)。
でも、それは宝塚。楽しみ方は他にもあります。
なつかしのオールディーズがふんだんに出てきて、設定にあわせて、様々な人が歌うのが
楽しかったです。意外にもレビューシーンまで観られてよかったです。
白タキ（燕尾だったかも）にソフト帽にステッキの定番をキムをセンターに観られるなんて～(^ ^)。
キムは明るく元気な若者がお似合いでした(^ ^)。最初は歌が下手な設定なので
素っ頓狂な音程で歌うキムに大爆笑！その音痴ぶりにウェイトレスが飲み物をすっ飛ばして、
転んでるし、客もずっこけてておもしろ～い。ただ、本当の音痴には出来ない設定ね（笑）。
キムは昔から何でも出来るからいつも破綻はない。だから、ちょっと面白みに欠けるかな。
もう少しはみ出すほどの魅力が出るといいな。次のルキーニで何かが変わるかしら。
なつきはかわいくなりましたね(^ ^)。ビックリしました。抜擢を受けた「堕天使」では緊張している
姿しか印象になかったのですが、すっかりヒロインに雰囲気が備わってきました。
歌も声がよく出ていたように思いました。新公シシィが来るかな？今の彼女なら観てみたいな。
今回私がそれほど楽しめなかった一つの原因はコマです…。
お稽古場の感じでは見た目はともかく(^_^;)、お芝居は大丈夫だろうと思っていたのですが、
全然ダメでした…。お芝居がどこか自身なさげだし、その上、セリフを噛みまくりでは…。
代役とは言え、ここまでミスキャストだとちょっとつらいものがあります…。
公演を重ねていけば、印象も変わるとは思いますが…。
若者メインのお話ですが、キングのエピソードもあります。キングと恋人ザザの場面は
しっとりと大人のよいお芝居でした。前半は変人ぶりを発揮するヒメが後半は別人のようでした。
（公式のあらすじでは恋人役は美穂さんなのに、どうして変わったんだろう？）
作品を観終えて私の頭に浮かんだのは「きたろうがいれば…」でした。
今回の着まわし（笑）
１．お～、「グラホ」のフラムシェンの衣装が～。（ヒメ着用）
２．ジェット団（「ＷＳＳ」ね）のジャンパーが～。
３．「ガラス」のあきちゃんの衣装は割りとよく見る？（美穂さん着用）
４．「ジュネス」の女装(^_^;)のミラクルファイブの衣装が～！