3人の女性たちが、田んぼ仕事が終わって家に帰るようです。
その手前にある大きな石の上には
刈り取った稲穂の束が置いてあります。
スラウェシ島の山岳地帯、タナ・トラジャの伝統的な稲刈りは
日本のように株元から刈るのではなく
穂の先だけを刈り取っていき、
残った茎の部分を足で踏みつけていきます。
日本の稲刈りのときには田んぼの水を抜いているので田んぼはほぼ乾いているのですが
ここでは水は張ったままです。
足で踏みつけられた稲の茎はそのまま3カ月ぐらいで腐るといいます。
踏みつけるのは、刈ったところと刈ってないところを
見分けやすくするためでもあります。
女性たち、写真を撮っている私に気が付いて、立ち止まりました。
写真/スラウェシ島タナ・トラジャ(2008年)
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