島のまにまに~インドネシアの小径~

海洋国インドネシアのあちこちでで出会う、美しい村、美しいもの。自然とつながる暮らし。

ピンクと緑のカレー

2012-08-11 | まちむら探訪

昨日に続き、色鮮やかシリーズ。

忘れもしないこの店。ボゴールの朝の路上の屋台。
ナシチャンプルーというのか、カレーというのか。
(きっとどちらでもない正式名称があるんだろう)

ご飯の上に茶色っぽいおかずを乗せて、緑色のカレースープ的なものをかける。
緑色は何かの葉っぱをグヅグヅに煮たためだろう。

見たとき、一瞬、「ちょっとまずい(やばい)かも」と思った。
しかし、旅人なのだから、何事も経験、と思いチャレンジしたのである。
そして、激しくおなかを壊し、次に訪問地バンドゥンまで苦しんだ。

ボゴールではもちろんほかのものも食べているけれど、私はこのお店でおなかをこわしたと信じている。
そして、インドネシア数回の旅で、おなかを壊したのはこのときただ1回きり。
わたしのおなかも素晴らしいが、ボゴールもすごい。


ボゴールは、私が知る中で、最も汚い街である。
ごめんなさい、ボゴールの人。でも本当にそう思ったので書きます。
オランダ植民地時代に栄えた避暑地の町、といえば聞こえはいいが、
老朽化してボロボロの道路、町並み、そこにゴミがいっぱい落ちている。
(2008年の話。今は知らない)
パサールのぬかるみとにおいはすごい。
街中を流れる川に、下水が垂れ流しになっている。

結果、私の印象は、ボゴール=汚い=おなか壊した
となっている。


そして、カレーにどうしてピンクのおせんべいをぶっかけるのか。
というか、どうしておせんべいをピンクに染めるのか?
どうしてって、理由聞いちゃだめでしょう。
きれいなものに、理由は要らない。

この発想も、私にはありません。
エライ! ボゴール人。
色彩感覚、尋常ではない?


それにしても今写真を見て気付いたけど、
このお店の女の人、すばらしくきれいな服を着ています。
汚れたら取れないのに。服使い捨てなの?




写真/ジャワ島ボゴール(2008年)

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