映画 『乱れる』予告編 成瀬巳喜男 Midareru Mikio Naruse
古い映画を見ているとよく高峰秀子にであう。これは名作。
高峰秀子の演技力、その多彩さに改めておどろいた。ラスト3分、宿の2階から、あわてて駆けおりて走るシーンが圧巻の演技、その表情で、それまでとは違う人物を演じているような・・。突然のラストはいつまでの余韻を長引かせる。名シーンに違いない。音楽と合わせ、なぜか昔のさまざまなドラマのシーンが頭をよぎる。
高峰秀子Wikipedia 子役から大人の女優へ成長、戦前・戦後を通じて半世紀にわたり日本映画界で活躍した女優の1人。1929年(昭和4年)に松竹蒲田撮影所で子役デビューし、天才子役スターとして活躍。ハリウッドの名子役シャーリー・テンプルとも比較されるほどの天才子役ぶりで名を馳せた。その後東宝、新東宝を経てフリーとなる。木下惠介、成瀬巳喜男監督作品に常連出演したほか、小津安二郎、豊田四郎、稲垣浩、五所平之助など日本映画界を彩る巨匠監督の名作に数多く出演した。1979年(昭和54年)に女優を引退し、その後はエッセイストとして活動。主な出演作品に『カルメン故郷に帰る』『二十四の瞳』『浮雲』など。夫は映画監督の松山善三
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原 節子 1920年6月17日 - 2015年9月5日。
高峰 秀子(たかみね ひでこ、1924年3月27日 - 2010年12月28日
1964年製作/98分/日本
原題:Yearning
配給:東宝
スタッフ
監督:成瀬巳喜男
製作:成瀬巳喜男、藤本真澄
脚本:松山善三 高峰秀子の夫
撮影:安本淳
キャスト
酒屋「森田屋」の次男・森田幸司:加山雄三
長男の嫁・森田礼子:高峰秀子
母親・森田しず:三益愛子
長女・森田久子:草笛光子
次女・森田孝子:白川由美
ほか