東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

飯豊連峰 ダイグラ尾根~梶川尾根下降 2015.09.21~22

2015年10月05日 | 山歩き

ダイグラ尾根は今度で4回目になるが、最後に登ったのが35年も前なので記憶も無ければなければ写真もない。最初に登ったのは山登りを初めて1年目の5月の連休で、2泊3日で石転び沢を登って大日岳の山頂を踏み、その勢いでダイグラ尾根を下ったのは良いが、気が付いてみれば桧山沢のつり橋は板が撤去されていた。

そんな事は全く知らない初心者だったのだが、仕方なく腰上まで浸かってしびれる体で渡渉をして下山した思い出がある。ちょうど電力会社の管理小屋に管理人さんがおり、ブルブル震える体をストーブで温めさせてもらった。

2回目はやはり同じ時期の連休に梅花皮小屋をスタートして御西小屋に入り、翌日、大日岳の山頂を踏んで石転び沢を下降して梅花皮荘に戻った。その頃は余裕だったが。その後はえらく暑い夏に登ったが覚えていない。

そんなダイグラ尾根も最後に一度くらいと思ってやって来たが、5月以来2回しか山に行っていないのはどうしようもなく、御西小屋には届かず本山まで9時間半かかってたどり着き、定員オーバーの本山小屋に滑り込みセーフで宿泊。しかし、シルバーウィークの混雑は予想を上回る事態で、前日の21日の御西小屋では収容しきれないお客さんはブルーシートを張った屋外泊で、最後の人は可哀そうに野宿だったらしい。

しかし、2年前に痛めた左ひざの様子が今一つで踏ん張りがきかず、予想外にも本山小屋から11時間掛かって飯豊山荘に辿り着いた。

大日岳の山頂は逃してしまったが、好天に恵まれて主稜線界隈は例年よりやや早い紅葉が美しく、飯豊独特の雄大でボリューム感の有る素晴らしい光景に出会えて来たかいも有ったという事で、デジカメでパチパチやりながらのんびり散歩も心地良かった。






















































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