東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

二口山塊 小松原沢 半日釣り編 2012.08.05 

2012年08月07日 | 山釣り
二口の沢で最もお気に入りで何度も通ったのが小松原沢。遡行時間は早ければ4時間位で稜線に達するコンパクトな沢だが、明るくきれいな岩床に始まってなめ滝が次々に登場し、5~10m前後の快適に登れる滝が適度に出てきて実に楽しい。

ミニゴルジュや容易な高巻きなどを繰り返しながら進むと突然の大滝が登場し、この核心部を通過すると美しい源頭の雰囲気が漂って自然と縦走路に導かれる。

こんな小さな沢に沢の魅力のすべて凝縮されているという点で、沢登り初心者の登竜門としては大変魅力にあふれている。仙台の沢屋さんでは最も親しまれているクラッシックコースだ。

今日は突然日曜日の午後から2件の仕事が入ってしまい、急遽釣り道具を引っ張り出して半日予定で二口に向かう。林道の最終ゲートに到着して身支度を整え、橋を通過してからすぐ遡行を開始する。やや広い岩床が続いて先を進むと対岸に釣屋さんの先行者が2名休憩中で、軽く挨拶してどんどん先を急ぐ。

途中で3回小さな高巻きを交えるが快適に滝を超え、やがて南沢の出会いを通過してからミニゴルジュを通過する。この頃から魚影を確認して更に先を進み、その先の5mの滝の滝壺で初めて竿を出す。背を低くしてそっと毛鉤を落とすと2投目で20cm程のイワナが掛り、続いて2匹・3匹目が掛る。

時間がないので小さなポイントは次々飛ばしてゆくと、やがて大屈曲点を通過して右俣・左俣の分岐に達し、全体の2/3位進んだところで下降に取り掛かる。途中、大屈曲点の滝の下で気持ち良く缶ビールを明けているとしたから単独の沢屋さんが現れる。今日は日帰りで林道経由の周遊コース下降とのこと。

1時間ほどで沢を下降して駐車場に戻り、仙台でお気に入りのつけ麺やさんによって12:00AMに予定通り帰宅した。自宅から往復6時間で釣りが楽しめるのは恵まれている。
















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