東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

作並で歓迎されないお客様

2009年02月09日 | 林業
                  作並温泉付近 国道48号線傍で

先日の作並温泉の国道脇で遭遇したイノシシ君だが、最近は宮城県での勢力範囲を県北まで押し上げ、今では畑の作物を荒らし回る悪者のイメージが定着している。食性は雑食性であり,ヤマイモ,クズ,タケノコ,ドングリ,昆虫,ミミズなどを食べるが、畑を荒らされた農家の方は恨みが募るでしょう。

しかし、始めて見る野生のイノシシ君の図体は意外と大きく、普段見慣れたカモシカより一廻り大きく見えて、道路を挟んで対峙した時に視線が合うと、今にも突進されそうな気になってくる。熊だったら山で2度遭遇した事はあるが、こちらが気がつく前に相手が先に察知し、意外と恐怖感などを感じる事もあまり無い。しかし相手の手の内が解らないとこちらも困ったもんだ。

イノシシ君は道路の反対側の我々を観察しているのか、結局10分以上はウロウロして最後には元来た雑木林に姿を消した。車が頻繁に通過する国道にも関わらず、堂々とこの白昼に出没するとは実に大胆不敵なヤツだが、もしかすると道路を渡るタイミングを計っていたのかも知れない。

実は宮城県内でもイノシシは年間50~70頭前後が駆除されているようだが、最近は耕作放棄された田畑が増え、中山間地の集落が次々と消滅した事も原因の一つとも言われている。温暖化の波は確実にやって来ているという事ですか?
 
コメント (2)
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