東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

山形県 河北町 肉そば

2008年03月13日 | 蕎麦・ラーメン


「肉そば」をご存知の方はどの位いるでしょうか?何処にでもある様な「肉うどん」を安易に想像したら誤りで、河北町が誇るれっきとした「蕎麦の名品」であり、山形県民の創造力とオリジナリティ溢れる一品なのです。(少しヨイショし過ぎですが・・・) この肉そば鶏と鰹のスープで、あまり塩辛くはなくて、むしろ甘めです。具として入っている鶏肉のスライスが堅めでコリコリしておいしい。


「肉そば」の何が違うかと言えば、真冬でもあったかい肉そばではなく、殆どのお客さんが「冷たい肉そば」を食するところがポイントなのです。別に「温かい肉そば」でも美味しいとは思いますが、そば独特のコシと喉越しを味わうには「冷たい肉そば」で有るべきなのです。小麦粉が大半の「偽装そば粉」だったら別に文句も言いませんが、地元産または国内産のそばを味わうのなら、そばの風味を生かす「冷たい肉そば」という事になります。ある日、南陽市の蕎麦屋の店主に聞いた話では、そばの旬は最も水が冷たくなる厳冬期の頃で、多くの観光客がやって来る夏の蕎麦は単に稼ぎ時らしい。


河北町は仙台から月山・朝日連峰方面にやって来るスキーヤーの通り道で、結構ファンになっている方も多いと思います。現在10数件の店があるようですが、知名度ナンバーワンの「いろは本店」「いろは支店」、「一寸亭本店」「一寸亭支店」、それと新しい店の「ふもと」(寒河江市)等が人気店の模様。まだ通い慣れていないので、一通り制覇する楽しみが増えてまた嬉しい。


コメント
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