こちらは前回と同様の写真です。左の「Mr.リターダーマイルド」がいわゆるリターダーです。
こちらの特性は、塗料に混ぜると、「乾燥が遅くなる」という添加剤です。
乾燥が遅くなると、「表面の波打ちが減る」、ま、難しく考えると表面張力その他になるので割愛しますが、要は「筆ムラを抑え、均一な塗膜が作りやすくなる」という道具です。
使い方は、調色終わってからかな?10%以下になるように足すという方法です。
筆塗りにはかなり便利なアイテムですが、乾燥までにホコリのつきにくい乾燥場所が確保できるかも大きな問題となります。
(これはやったことないですが、タミヤのエナメル塗料に多めに混ぜると、一生乾燥しない塗料の出来上がり(笑)なんてことになるかも;;;;;;)
で、前回の続きです。
前回シルバーを塗装したものを、表面を2000番ペーパーにて水研ぎしました。
ま、当たり前ですが、ヒケを消してないので、そういう部分中心にはがれますね。
そしてシルバーを塗ると…見事に筆ムラ出ました;;;;;;;;;;;;
いくつか検証ポイントはありますが、とりあえず、シルバーの水研ぎ2度塗りは安定しない可能性があります。
なのでドボン。
「ドボン」は通称、シンナーの中で筆なんかで表面の塗料を洗い流し、再塗装の準備をすることを指します。
ただ、多少シンナーがもったいないので、今回はシンナーをしみこませたティッシュでふき取ってます。
再塗装するにあたり、直せる部分は方法を見直します。
今回使っていたのは上の普通よりはちょっと太い面相筆でした。
なのでここで使うのを、下の大きな平筆に変更します。
これは確かF189を作ったときに学習したことなんですが、筆は太いほうが広い面を塗るときに筆ムラが出にくいです。
ま、筆塗りといわれなければわからないんじゃないか、というぐらいの塗膜が出来ました(笑)
とりあえず今回の学習ポイントですが、メタリック地は、2度塗りはちょっと注意するべき、ということと、パーツ幅に合わせた筆を使うことでしょうか。
さて、ここからクリアーにつながります。
予定ではクリアーレッドによる、赤メタリックを予定していますが…まずこの段階で、先にクリアー膜を作ると良いはず。
ま、筆塗りなりに、あがきます。
がんばります。
ボカシ塗装とかよっぽどのものでない限り、案外筆でどうにかなるもんなんですね。単純なものほど応用すれば強い、ってことでしょうか。
そして…
ヒケ処理させてください、そのパーツぅーー!!!(←病気)
気になりますwwww
ヒケは確かに気になりますね(笑)