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不知火アスカの"きのむくままに"

その時やっている事や思っている事…が今や模型製作記に。時々悪乗り。
(スローペースでも私らしくいきますようー☆)

第714回 クールホワイトを使ってみる

2009年04月03日 09時07分32秒 | 3年目アーカイブ
やっとゆっくり記事が書ける…あ、こっちの話です。

で、今回は、とうとう手に入っていた、GXクールホワイトを使用してみたいと思います。環境は筆塗りオンリーです。初めて使うので、色々塗り方を研究しつつやってみています。


まず使うのは、青系パーツと黒系パーツ、赤系パーツの3種類です。で、基本的には青パーツのみで色々実験してます。



出してなかったと思うので、私の使ってる筆。その…3本で420円とかいう安いのです。

高い筆を買うのをためらっているのもあるんですが、安物ゆえに毛が柔らかいので、筆塗りのときの筆跡が残りにくいです。ただ、抜けるのは早いかも。


で、今回はそれに入っていた…ような気がする、平筆を使用します。

筆塗りは、筆によって塗料の使い心地がかなり変わるので、あくまで平筆の場合を実験というか、やってみようと思います。面が広ければ、それにあわせて大きめの平筆を使います。幅が1センチを超えるような平筆も持っておくと便利です。



個人的にオススメなのが、塗料皿の裏にランナー切れ端を接着しておくと、皿が傾くので塗料が一箇所に固まって、使いやすいです。

デメリットは、こまめに塗料を混ぜないと下にたまることかも。時々混ぜるならかなり使いやすいです。


本命GXクールホワイト。ラッカーシンナーはタミヤの大きめビンに移してつかってます。

で、こっから塗装。



ホワイト:シンナー=1:1

のものを、この時点で2度塗りです。


ホワイト:シンナー=1:2

のものを2度塗り。



ホワイト原液をほんの少しうすめたもの

を1度塗り。




ここでちょっと個人的まとめ。

隠ぺい力は高いといっても、やはり腐っても白、というかただの塗料、薄めるとエッジ周辺にたまります。

それと、エッジに塗料はやはり乗りにくいです。あくまで、普通に白を塗ってるんだけど、濃度そのままに以前よりも濃い、という感じです。食いつきが良いのか、塗料の染料?顔料?が濃いのか粒が大きいのか。その辺はわかんないですが、とにかくエッジはやはり乗らないです。

あとは、薄める程度ですが、1:1でもちょっと薄いかも。完全に白地を作る、もしくは白に塗装するなら(結局同じ?)、1:0.5ぐらい?になりそう。3倍希釈はダメ、乗らなさ過ぎ&エッジ周辺にたまりすぎちゃいます。



最後に、1:0.5ぐらいの白をもう一回塗って下地完成です。これはムラがない…ように見えます(笑)




で、最終的に、ですが。

今までの白なら原液をそのまま塗っても、3度塗りぐらいではまだ下地が見えたかもしれませんし、そういう意味では塗膜の厚塗りはかなり防げます。

あと当たり前なんですが、塗料の色によっても薄める度合いが変わります。黒なんかは、ツヤを出す予定以外では、ある程度薄めて塗っても大丈夫ですが、白はどうしても濃い目になるので塗膜が厚くなっちゃいます。


なので、今回わかったことをまとめて見ると、

○使用したのは平筆
○ホワイト:シンナー=1:0.5ぐらいに薄めると使い勝手が良さそう
○とはいっても、1度で真っ白になるわけではないし、エッジには乗りは悪い
○なので、それを2~3度塗りするのが一番ベスト

かなぁという感じでした。

いやまぁでも、白をたった2,3度塗っただけで真っ白になるのは革命的だと思うんです、筆塗りとしては。

あとは、あまりベースホワイトを筆塗りして使用した記憶がそんなにないので(G-3の下地として使用(エッジなし)と、ジムの複製した胴体(これもパテ複製でエッジは消え目))、普通の白の感じと比べるのが多くなりました。

筆塗りのベースホワイトとも比べないとですね。確か、ベースホワイトは普通の白と変わらない感じで、上塗りの食いつきが良くなる感じでした。




という、筆塗りオンリーモデラーによる、雑感込みの感想兼まとめでした。

面相筆で点塗りリタッチなんかにはすごく使いやすいかも。
コメント (3)
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