「20世紀少年」浦沢直樹著
19巻 蝶野巡査長(元刑事)とギターの男は一緒に東京を目指す。
現れた大きな町は関所のある関東軍の城下町。
関東と東北はこの関所を隔て、通行手形がないと通れない。
逃亡警察官で手配中の蝶野は関東軍につかまり連行。
ギターの男は漫画家に偽造通行手形を町人200人分を作らせ
全員で関所を通ることに成功する。
ギターの男は蝶野を助けるために関東軍の城に乗り込む。
そこで自分はケンヂだと名乗る。
20巻 カンナ、オッチョ、ユキジはともだちに会いに、
マルオは東村山にいるというキリコに会いに行く。
キリコがいるという共同体はカエル王国の旗が。
アメリカからキリコと一緒にケロヨンが戻ってきていた。
ともだちの計画は
世界の主要都市上空に空飛ぶ円盤が飛来する。
その円盤からはウイルスが降りそそぐ。
それが地球最後の日だという。
キリコはそのウイルスのワクチンを作ることに成功した。
キリコの会ったともだち、カンナの会ったともだちは
フクベエではない!と二人とも気がつく。
カンナを絶交しろというともだち。
あなたは誰だと聞くカンナ。
(カンナはフクベエとキリコの子供だ。)
ともだち「僕が誰だかケンヂが知っている。僕こそが20世紀少年だ。」
オッチョとユキジは万丈目の遺体と円盤を発見し
2000年の大晦日に裏切った同級生のいじめっ子ヤン坊マン坊に会う。
二人は今度こそ仲間だといい、ともだちに先回りするために
ロボットを作っているという。
21巻 北海道でひとりケンヂの歌をラジオで流し続けるコンチ。
食料を探しに隣町までやってきて、隠れていた暗殺者13号と出会う。
13号は今のともだちが偽物であることに気づいている。
確かめるためにコンチとともにヘリで東京に向かう。
ケンヂと蝶野は無事東京に入った。
万丈目を殺した高須は新しい幹事長になった。
現在のともだちが偽物かなんてどうでもいい、と語る。
世界大統領になったともだちは新たな予言を発表する。
ともだち「宇宙人が襲来し、ウイルスをばらまく。生き残るには火星へ移住するしかない。」
火星へ移住なんて全然無理。
でも科学者達は恐れ、CGで作った火星を人々に見せ付ける。
円盤が頻繁に東京上空を飛び、赤いペンキを噴射する。
いよいよウイルスをばらまくのか?
カンナはともだちの特別な場所である万博会場を避難場所と考える。
ともだちはテレビ局に出向き緊急放送を行う。
「”よげん”なんてウソだよ。全部僕がやったことだ。
僕はこの世界を1週間で終わりにします。
さようなら、みんな。
ケーンヂくーん、あーそーびーまーしょ。」
22巻 暴動と略奪、反乱。鎮圧され静まった東京。
空からまかれるであろうウイルスから逃れるために
人々は家の中にひきこもっている。
カンナは人々に万博会場に避難するよう呼びかける。
キリコが量産したワクチンを抱え、東京に乗り込むマルオとケロヨン。
仮面をかぶったサダキヨに会う。
リモコンを奪われたロボットが勝手に動き出す。
戦いは早くも始まってしまった。
ロボットを追いかけたマルオとケロヨンの前に、ケンヂが現れる。
小学校の前でともだちと対面する。
ともだちはケンヂにおまえこそ悪の大王だという。
リモコンで万博会場に円盤を飛ばそうとするともだちの後ろから
サダキヨが現れはがいじめにする。
13号がへりごとそこへ突っ込んだ。
21世紀少年・上
ヘリの下敷きになったともだち。
覆面を外すとフクベエの顔。
「整形か。おまえは誰だ」と聞くマルオに「ケンヂが知っている」と言って
ともだちは死ぬ。
ケンヂ「わからない。わからないけど、俺は・・・。」
東京はともだちから解放され、国連軍に制圧される。
ケンヂ一派はテロリストの誤解が解けるが新たな問題が。
しんよげんの書の最後のページがあったのだ。
「反陽子爆弾で世界は滅びるだろう。」
再会を喜ぶ仲間達。
ケンヂはひとりヴァーチャルアトラクションに入り
全てに決着をつける。
マネのマネが世界をつかむ。
ケンヂの真似のフクベエ、フクベエの真似のともだち。
熱心に聞いていた子供はサダキヨのお面を被っている。
フクベエ、ヤマネ、サダキヨの3人組みのはずが
実はサダキヨと同じお面を被っていた子供がもう一人いた。
フクベエ、ヤマネはそのことに興味はない。
ヤマネとサダキヨはフクベエをともだちとして崇め、
しんよげんの書を考えて遊んでいた。
駄菓子屋ジジババでアイスの当たりの景品のバッジがなくなった。
ババアは子供たちの誰が盗んだか捜している。
バッジをつけていたサダキヨのお面を被った少年を捕まえ
犯人だと大騒ぎする。
21世紀少年・下
お面を被った少年は犯人だといじめを受ける。
同級生達はお面を被っているのはサダキヨだと信じ込んでいる。
そもそもお面を被った少年は犯人ではないのに。
反陽子爆弾を探していたケンヂは秘密基地に仲間以外の誰かが入っていることに気づく。
現実世界に戻ったケンヂは秘密基地に埋め込まれたボタンを押そうとしていた
巨大ロボットを止めて、人類を救った。
あらためてヴァーチャルアトラクションに入るケンヂ。
ジジババのババアのところにいって、バッジを盗んだのは自分だと謝る。
お面を被った少年、サダキヨではないその少年に謝る。
中学生のケンヂたち。
学校の屋上から飛び降りようとしているお面を被った少年。
そこにケンヂが勝手に流した大音量の「20世紀少年」がかかる。
お面を被った少年は自殺を思いとどまる。
大人のケンヂが少年に話しかける。
「おまえ、カツマタくんだろ。」
終わったー!完全に終わったー!
ともだちは理科大好きなのに死んじゃって幽霊になって出てくるって噂されちゃってたカツマタくんでした。
最初読んだ時は「カツマタくんって誰だよ・・・。ずるい終わり方だ。」
と思ったけど、読み返すと納得。
ケンヂの仲間に入りたくても言い出せない頭の良い子、フクベエが
負け惜しみでヤマネくんと考えたのが「しんよげんの書」。
フクベエの手下のように扱われていたお面の少年は
サダキヨとカツマタくん、二人だったのよ!
サダキヨのことはケンヂたちもフクベエたちも覚えていたけど
カツマタくんのことは幽霊だなんて噂するほど存在が全くない。
さらに本当はケンヂが盗んだバッジ盗難事件の汚名をきせられ
そこから大人になれずに根に持ったまま。
フクベエのそばでチャンスを窺っていた。
ケンヂは盗難事件のことをもちろん覚えていて
ともだちが犯人にされた少年だと気付くんだけど、最初名前忘れてる。
21世紀少年・上でマルオに聞かれてわからないと応えてる。
でも最後に名前をケンヂだけが思い出すんだよね。
読者も完全にカツマタくんのことは忘れちゃってるから
同級生に久々に会った時の、忘れてたり忘れられてたりして
きまづい雰囲気になっちゃう、あの感じを思い出す。
誰もが子供の頃にあった消してしまいたい過去とか
同級生達それぞれの人生が良く描けていて
やっぱり浦沢直樹はすごい!
1-6巻→
http://blog.goo.ne.jp/alex1109_001/e/83bcced9b2d449471ffe2812f836ac97
7-12巻→
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13-18巻→
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過去の記載:
20世紀少年・22巻→
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21世紀少年・上→
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21世紀少年・下→
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