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お気楽王の日記

お散歩、うまいもの、インテリア、本、サッカー・・・
いろいろお気楽レビュー♪

美術・トリノ エジプト展

2009年12月10日 | 映画・音楽・美術
以前東京でやってましたが
仙台にやってくるというのでとっといたんです。

仙台にある宮城県美術館にて見学。
平日の昼間ですが少し人は入ってました。
もうすぐ終了なので・・・

エジプトの埋葬や神とファラオ、信仰について
とても勉強になりました。
エジプトの八百万の神について全て知ることは難しいですが
独特の文化、しかも紀元前3000年もの昔に完成されていたことに
驚きを感じます。

私の気に入ったのはライオン頭のセクメト女神立像ですね。
洗練されたデザインとなめらかな曲線。
これが数千年も前の道具もあまりない時代に作られたなんて。

ところで、今回は棺やミイラも展示されていて
会場は薄暗かったんですが、小さい子供連れは遠慮してほしいです。
「恐い!」と大きい声で泣いてました。
そりゃ恐いと思いますよ、私だって不気味に思いますから。
エジプト世界に浸っていたのに現実世界に・・・

美術・聖地チベット展

2009年11月17日 | 映画・音楽・美術
上野で開催中の「聖地チベット展」見に行きました。
チベット、憧れの地。
ずいぶん昔にゲルク派版チベット死者の書を読んで以来
チベット、ポタラへあこがれてました。

ちなみにチベット密教はゲルク派はじめいろんな派が存在してて
仏を祀るということ、それ以上に
高僧を祀るということが多いです。
なので如来像などだけでなく、知らない人(失礼)も
神として立派に作られていました。

同じ仏教でも日本とは全く違って仏像は華麗で
金箔、色とりどりで荘厳です。
チベットでこれほどの美術品があるとは思ってなかったです。
今回は国宝級のものも多いのでさすがです。
独特の文化、美術、チベットは一流の国だと思いました。
ますますチベットにあこがれます。

ちなみに、私は占いで「ヤマーンタカ」だそうです。
スイギュウの顔で多面多臂多脚の外見です。
恐い・・・明王なので怒った顔らしいです。
なんで明王は怒ってるかっていうと
悪を憎んでるらしいのと
わかってない人にわかってるかーって言ってるためです。

美術・個展 忌野清志郎の世界

2009年11月04日 | 映画・音楽・美術
「個展 忌野清志郎の世界」行って来ましたよ。
仙台パルコで11/10までなので慌てて行って来ました。

狭い場所でやるので(前はMJ写真展やってたな)
正直期待してなかったんだけど
懐かしい映像を何十分か上映してたので
イスに座って全部見ちゃいました。

若い頃の、私がファンだった頃のきよぴーが一番かっこいいなー。
ビデオを見ながら泣いてる?ファンがいました。ええーー。

後半のだらだらお絵かきとか油絵とか見てるうちに
とにかくなんでもやりたがりーの清志郎さんを思い出しちゃいました。
歌だけじゃなくていろいろ作りたかった、表現したかったんだろうね。
私も昔はお絵かきよくしてたなあ。

衣装を間近に見たのが初めてで
とにかくブーツがうれしかったな。

昔のビデオを見ると、曲はR&Bなのに
ストーンズみたいだし、でいろいろ真似しちゃってるんだけど
奇妙にあわさってオリジナルになってるというか
それがRCサクセションのゴチャゴチャと一緒になって
すごくおもしろくて、今見ても全然古くないし。

やっぱりRCはかっこいいよ!って思いました。

MJといい、RCといい今見てもやっぱりかっこいい!
良かった!応援してて!

映画・THIS IS IT

2009年11月03日 | 映画・音楽・美術
THIS IS IT見てきましたーーー。

思った以上に良かった!
映画館で見てよかった!

年を取って涙もろくなったのか
じわーっときますね。
MJあんなにビリージーンで踊ってるのに・・・
体中が痛くて薬を打ってたの??

リハーサルで細かな指示を出すMJ。
「怒ってるんじゃないんだ。LOVE」

彼は謙虚でプロ根性のかたまりで
ファンのためスタッフのため
地球の環境改善のため
一生懸命仕事してるんです。

「LOVE」「GOD BLESS YOU」

スタッフも「彼」に選ばれたことを誇りに思い
MJをリスペクトしている人ばかり。

ファンからもスタッフからも全ての人から
「LOVE」を貰っていたMJなのに
心は満たされてなかったとしたら、本当にかわいそう。

マスコミにあることないこと事実はわからないけど
書かれて傷つき財産も失ったこと。

失った後のこの空虚感。

この映画を見て、マイケルジャクソンが時代の先を
何十年もいってたんだーーーって本当に思う。

MJの才能、アレンジ力をリハーサルシーンを通して
身近に感じることができました。
それで最後のライブ、映画で堪能できました!!
映画館ってことを忘れて何度も拍手しそうになっちゃった!

映画・20世紀少年-最終章-

2009年09月16日 | 映画・音楽・美術
20世紀少年-最終章-ぼくらの歌を見てきました!

感想としては・・・うーん。終わった。
時間が長く感じてしまったのと
いちおう最後まで見届けたぞ!という思いです。

でも新しいアイデアが盛り込まれていたので
そこは私は面白かったです。


漫画原作をそのままコピーするのと
新たに構築して作るやり方があると思うけど
漫画を映画化するなら今回は後者の方がよい映画作品ができたんじゃないかな??
堤監督が「完全コピーする」と言っていたけど
浦沢作品のように映画のような漫画であれば
もっとリアリティのある映像の方が漫画世界を忠実に再現できたのでは・・・。
最後まで「似せよう」としている画が気になってしまった。


ともだちは奇跡の復活をとげ、完全にともだちに支配されている日本。
東京は高い壁で隔離され、通行手形を持たなければ関所を通れない。
かつての仲間、ヨシツネは反政府組織ゲンジ一派を結成、カンナは離れて氷の女王として別組織を作り、オッチョは逃走している。やがて彼らは協力し合いカンナを父親であるともだちにあわせる。しかしともだちは地球を滅亡させるといい、
科学技術庁長官になっていたヤン坊マー坊はそれを阻止するために
円盤と反陽子爆弾をかかえたロボットを打ち落とすミサイルランチャーをオッチョに渡す。
マルオは国民的歌手春波夫のマネージャーとし機会をうかがっている。ケンヂの姉キリコが東村山にいると聞き、行ってみると幼馴染ケロヨンがいて、キリコはウイルスのワクチンを開発中だった。そこでウイルスを作ったのはヤマネくんと自分であると告白を始める。
壁の向こうで左遷された蝶野刑事と矢吹丈と名乗る男は
関所の偽造手形を町の人みんなに配り、自分は席所の城に乗り込む。
中では万丈目が待っていて、矢吹はケンヂだと告白する。
ケンヂは記憶を失い、遠く北海道へ逃げ延びていた。
万丈目は世界を滅ぼそうとしているともだちを殺してくれとケンヂに頼む。

8/20、いよいよ円盤が出動し殺人ウイルスをばらまく。
カンナたちは万博会場で音楽祭を開く名目で都民を避難させようとする。
実はケンヂのバンドメンバーだった春波夫はケンヂが現れるまで歌いまくる。
キリコが作ったワクチンを持って向かうマルオとケロヨン。
出動した円盤を打ち落とすオッチョ。
ロボットを止めにいったケンヂの前にリモコンを持ったともだちが現れる。
ロボットの足を止めるオッチョ。
横からいきなり撃たれるともだち。万丈目に殺される。

全てが終わってケンヂはカンナの元へ。
ケンヂが万博会場で歌って無事終わる。



第2章でなされなかった「なぜともだちがケンヂにこだわっていたのか?」という
部分は最終章で描かれてました。
ともだちが誰か?っていうところは予想に反して
漫画とほぼ同じでした。
でもそこにいたるまでのエピソードは原作と違います!
でもとても納得。
脚本の浦沢さん、映画でまとめました!

エンドロールが流れた時、大物俳優の名前を見て
「あれ?この人出てたっけ?」と気付きます。
そこからその人の話が始まります。

最後の最後のエピソードが漫画とちょぴっと違ってて
私は良かったなと思いました。

美術・ゴーギャン展2009

2009年08月15日 | 映画・音楽・美術
竹橋国立近代美術館にて開催中のゴーギャン展を見に行きました。
ゴーギャンとの出会い。
ずいぶん昔に月と六ペンスを読んでからです。
主人公は人としては最低最悪な男なんだけど、
その死に際して描きあげた作品が私には手に取るように想像できました。
全て捨てて美術だけにのめりこんだ主人公。
フィクションだけど、ゴーギャンを良く知らなかったから、
勝手にどんな絵か想像してたわけ。
読んだ頃は高校生だし、インターネットもなかったからね。
私の本でのイメージはさまざまな緑色を使った画面いっぱいの南国の迫力ある木々、
だったんだけど、実際はタヒチの女性像が多いですね。
でも筆致は遠からずだったので、今でもゴーギャンが好きなんです。

ゴーギャンだけの展覧会は初めて。
しかも大作「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」が目玉。

それはかなり圧倒的でゴーギャンの今まで目にした画風よりも
力強く悲劇的でした。
晩年、失意の中にまだ残っている自意識、自己顕示欲、みたいなものを
絵に整然と描いているように見えました。ちょっと哲学的。

他の絵もいわゆるタヒチの女的なものもいっぱいあってすごく良かった。
ただメインが迫力がありすぎて・・・。

ちなみにだんなはゴーギャン好きなのに今回はいまいちだったよう。
彼の中ではオルセーで見たタヒチの二人の女の絵が一番好きみたい。
確かにあれの方が傑作のような気がする・・・。

しかし、この展覧会はゴーギャンの作品がずらっと並ぶ
またとない機会だったので見てよかった!

映画・ハリーポッターと謎のプリンス ネタバレ

2009年07月24日 | 映画・音楽・美術
ハリーポッターと謎のプリンスを見ました!
前作の不死鳥の騎士団の時はけっこうストレスを感じましたが
本作は来るべき最終回に向けて、とてもいい内容でしたよ。

本の感想では書けなかったストーリーを書いてみます。

ヴォルデモートはついに復活した。マグル世界にも闇の魔術師達の破壊活動により、その影響が出始める。ダンブルドアはハリーと一緒にスラグホーンを魔法薬学の教授としてホグワーツに戻るよう説得する。スラグホーンは有名人やその子供を教え、それを自慢にしている嫌な奴なので、ハリーのことをお気に入りにする。ダンブルドアはトム・リドル時代のスリザリンの教師であったスラグホーンがヴォルデモートの重要な何かを隠しているようだとハリーにスパイするよう命じる。一方、父親がアズカバン送りとなったマルフォイと母親の行動が怪しい。加えてスネイプはマルフォイを命がけで守ると敗れぬ誓いをたてさせられる。(やっぱりスネイプは闇側なの?って思わせる)マルフォイはヴォルデモートから重要な任務を命令されちゃったらしく、本人はかなりおどおどしている。一方、ハリーは偶然借りた「半純潔のプリンス」の魔法薬学の教科書により、実験に次々に成功し、すっかりスラグホーンのお気に入りになれた。いろいろあって、ついにスラグホーンがヴォルデモートに禁止されている魔法を教えてしまったという事実を手に入れる。それが分霊箱だった。分霊箱の使い方などをトム・リドルに聞かれるがままスラグホーンが教えてしまった。ヴォルデモートは分霊箱を使ったために、肉体を失っても魂が生き残っていたというわけ。しかも、魂は7つに分けられた可能性が高い。魔法使いは殺人をおかすと自分の魂の一部が分かれてしまうそう。その分かれた魂を自分の思い入れの強い「箱」に入れて隠しておけば、もし肉体を失ってもかろうじて残っている魂により、永遠に死ぬことはない。禁断の魔法術。今思えば第一話で現れたのは分霊箱により復活したばかりのヴォルデモートだったんだ!ダンブルドアは分霊箱をすでに2つ破壊しており、3つめをハリーと一緒に探し出しに行く・・・で、結局3つ目の分霊箱はがんばって探したのに偽物だったし弱りきったダンブルドアを殺しに、殺しなんて無理そうなマルフォイが現れて・・・しかも半純潔プリンスは怪しい行動をわざととってるあいつだし。


次に続く・・・

次はなんと映画は二本立てなんだって!

もー!今から楽しみだよー

映画・ハゲタカ

2009年06月14日 | 映画・音楽・美術
映画「ハゲタカ」みました。
NHKドラマのハゲタカの映画版です。

だんながドラマではまってしまって
本も全部読んでるし、映画をみたい、と珍しく誘ってきました。

私もいちおうドラマは全部見ていますが・・・

物語はドラマの4年後、現在の金融危機の一歩前という設定です。

日本を代表する企業、アカマ自動車の買収危機。
現在アカマで役員となっていた芝野(柴田恭平)は
鷲津(大森南朗)に助けを求める。
TOBをしかけてきたのはブルーウォールパートナーズの劉(玉鉄)。
鷲津ファンドはホワイトナイトを買って出るが
ブルーウォールの破格の値のつけ方に太刀打ちできない。
ブルーウォールは中堅のファンドなのになぜそんな資金があるのか?
実は中国政府系ファンドがバックに控えていた。
また、劉は自分は中国残留孤児3世で日本人だと言い、
アカマ自動車を助けたい、と世論も見方につける。
劉に対抗すべく、鷲津自らドバイへ行って資金集めに奔走する。

しかし、芝野や鷲津に依頼したはずのアカマ自動車の社長までが
劉と手を組むと記者発表し、鷲津さん、今度こそピンチ!

と、思いきや

鷲津はアカマ自動車の相談役であったスタンリーブラザーズの買収をすすめる。
今度は劉がそれを阻止。

かつてホライズン(NYのファンド)で成功した鷲津にあこがれてた後輩の劉。
鷲津に完全に勝った!!って大喜びの劉。



鷲津さんは日本の企業買収だけじゃなく
腐ったアメリカの金融界も視野に入れて
ドバイの王子と手を組んだということだったみたい。

なんだかすごいね。



映画は面白かったけどいくつか納得がいかないことがある。
鷲津がサブプライムローンに始まる金融危機の引き金になっちゃった
ってところがやりすぎ。

それと劉が殺されたのは余計じゃない?
鷲津を馬鹿にして栄華をほこった玉鉄が、
実は鷲津に食い物にされてただけだった、ってことで
十分だったじゃない?
東京ってそんなに強盗殺人起こってないと思うよ?

ドラマと同じキャスト、スタッフ(NHKエンタープライズ)で
ゲストで玉鉄がまたやられ役ぴったり。
天地人の景虎に続き、NHKさんは玉鉄を
「本当はいい人なんだけど時代に翻弄されちゃった悪役」にするの好きね~。

美術・日本の美術館名品展

2009年06月02日 | 映画・音楽・美術
ただ券もらったので上野は東京都美術館に参りました。
日本の美術館名品展」です。

日本の美術館が所有している名品を並べた展覧会。
西洋画、日本画とありますが、
私は日本の作者の作品をほとんど知らないので(超有名でない限り)
西洋画だけコメント。

一番良かったのは山形美術館のルノワール
「庭で犬を膝に抱いて読書する女」が好き。
柔らかな青、緑の庭の中で座った女性が本を読む姿。
とても幸せそうで、今までこの作品知らなかったけど
とても好き!と思いました。

他にもピサロ、モネなど印象派の作品は
見たことないけどなかなかの作品が揃っていて
良かったですよ。

仙台には宮城県美術館がありまして、
今回もカンディンスキーを出展していましたが
・・・

現代アートや日本の作家を知らない私は
あまり馴染めないのです・・・。

そんなわけで東京に来たら
ぜひとも美術鑑賞をしたいですね。

DVD・ライラの冒険

2009年05月22日 | 映画・音楽・美術
やーっとライラの冒険のDVDを見れました。
TSUTAYAディスカスに入っちゃった。

ライラの冒険 黄金の羅針盤は原作では3部作となっていて
この映画は第1部です。
私は原作の本を読んでかなりこの世界が気に入ってしまって

※ファンタジーのジャンルでは一番気に入ったかも。
ハリポタよりも。

映画の内容は原作とほぼ同じなのでこちらへ

まず配役がとてもいい!
コールター夫人がニコールキッドマンなのはどんぴしゃ。
他に絶対いないでしょう。
その他の配役は正直誰でもよかったので。

しかし映画だけで見ると、説明不足なのが否めないです。
本を読んでないと、どこへ向かって旅をしてるのかわからないと思う。
大学と教会、コールター夫人とライラがどのように関係してるのか、とか。

詰め込みたいエピソードがいっぱいあるのはわかるけど
これだと映画だけでは大ヒットできないでしょうね。

でも映像はけっこうよくて、本の世界が映像化されてて
とてもよかったです。

3部作楽しみだなあ・・・。


と、思ってたのに

これ以降の制作は無期延期なんだって

そんなー!だってこれからおもしろくなるんだよ!!
ウィルっていうライラの相手役もこれから出てくるのに!

もう子役の子は大きくなって
いつか制作することになっても別の子が演じるでしょう。

それでもいい!
映画化して!

映画・レッドクリフPart2

2009年05月04日 | 映画・音楽・美術
レッドクリフPart2を見ました!
Part1の時も感じたけど、ハリウッドにない良さが光ってました。
例えば、悪人、曹操にもドラマがあるし。

いよいよ舞台は赤壁へ。
曹操は80万の軍勢を従え、劉備、孫権軍をに相対する。
このままでは5万の連合軍は負けてしまう。

しかし曹操軍は兵士達が疫病にかかり苦しんでいた。
疫病で死んだ兵士を対岸へ流す。
死んだ兵士から金品を奪うために集まった呉の村人や兵士は
あっという間に疫病にかかってしまう。
それを見た劉備は蜀の兵士2万を連れて呉の地から去ってしまう。
諸葛亮だけ残って。

曹操軍は北国なので水上戦に弱い。
水軍を指揮する二人の将軍をだまして曹操に殺害させ
さらには劉備がさる時に持っていった10万本の矢を
諸葛亮の作戦で得ることができた。

こうして赤壁の戦いが始まる。
始まる寸前、周瑜の妻、小橋が曹操のところへ行って
茶を入れたりして時間稼ぎをして
風の向きが変わるのを待つ。
曹操がそのことに気がついた頃は時すでに遅し。
風に乗って火が曹操軍の舟を遅い、
劉備軍から脇を攻められ完敗する。

戦争シーンは鮮やかで長いのでとても疲れました。
でもとても素晴らしく描かれてたと思います。

今回は曹操と周瑜が目立ってて、金城くんがもっと出てくれればなあ。
と思いました。

三国志のドラマとはけっこう違うエピソードもあったし、
本当は周瑜と諸葛亮は友情なんてなかったよ。
赤壁が終わった後、呉と蜀はすぐに戦争になるしさ。
まあでも、ジョン・ウー版赤壁という作品と考えれば
とてもよくできた映画だと思います!

美術・カルティエ展

2009年04月10日 | 映画・音楽・美術
東京国立博物館にて開催中のカルティエ展、
特別展「Story of・・・」を見に行きました。

いやー、もうすごいすごい。
初めて宝石を見た。
そんな感じ。

ティアラ、ネックレス、ブレスレット、時計・・・
すべてがゴージャス。
ついている石が全て宝石。
くっついてる一粒だっていいからほっしー。

古い宝飾品ばかりなのに
まったく古さを感じなかったり、
時計なんてその古さがすばらしかったり。

もう興奮。
私はダイヤとか一個も持ってないし
ほしいとも思ってなかったんだけど
これはもう芸術品でしょう。

見ごたえあり。
すごい世界!!

映画・マンマミーア

2009年03月11日 | 映画・音楽・美術
映画「マンマミーア」見てきました!
内容は以前みた劇団四季のミュージカル・マンマミーアと一緒。
だけど映画のほうがキャストがばっちりあってたし
舞台も美しいギリシャの島だし、何より歌詞も全部字幕でよかった!

ソフィはもうすぐ結婚。
結婚式に父親に出席してもらいたくて母親のドナの日記を読んで
3人の父親候補がいることを知り、ドナの名前で結婚式の招待状を送る。
サム、ハリー、ビルは20年ぶりにドナのいる島に来て
ソフィの父親が自分であるとそれぞれが確信する。
誰が本当の父親なのか?

ドナのメリル・ストリープはじめ、キャストがとってもぴったり。
中年役の人はみなおなかがでっぷり出ててそこがまた自然。
ミュージカル映画だからいちいちアバの歌が出てくるけど
歌詞がドラマとびっくりするぐらいぴったりで(それように変えてるのかな)
ずーっと底抜けに明るくて楽しい映画でした。

こんなにハッピーなテンションの高い映画も久々に見ましたよ。
アバの歌って良く知らないけどどこかで聞いたことある歌ばかりです。
ギリシャの島って素敵ですね~。
自分も一緒にソフィのお祝いしてるような楽しい気分になりました!


美術・ルーブル美術館展

2009年03月08日 | 映画・音楽・美術
上野の西洋美術館にてルーブル美術館展を観にいきました。
最近仙台引越に伴うあれやこれやで
何をしても頭痛ぎみだったんだけど
絵画を見たら、スーッと軽くなりました。
私にとって一番の娯楽、ストレス解消は絵画鑑賞だと判明です。

目玉はもちろん門外不出だと思ってたお宝、フェルメールの「レースを編む女」
その他は17世紀ヨーロッパ絵画と副題がついていたとおり
17世紀の作品を国もテイストもざっくりまとめて飾ってありました。
ルネッサンのような崇高な絵画ではなく、バロック絵画は絢爛豪華。
宗教画も少女マンガのような美しい世界。
おフランス的な、ブルボン王朝的な、そんな感じです。
ルネッサンスか印象派の絵画ばかり見てるので
とても新鮮だしゴージャスな気持ちになりましたよ。

さて、フェルメールの「レースを編む女」に戻ります。
間違いなくフェルメールの中でも傑作のひとつでしょう。
写真のようなフォーカスを取り入れた技法。フェルメールらしい。
一見写実的に見えるけど写実的には描かれていない。
目の錯覚を使って写真以上のリアルを表現している絵だと思います。
思ったより小さくてびっくり~、という声があがってましたが
このサイズだからこそいいのではないでしょうか。
欲しいなあ、この絵。(つぶやき)

レンブラントの自画像は若々しくいい感じ。
ラトゥールの大工ヨセフはバロック絵画と同じ17世紀のものと思えない
でもとてもすばらしい絵だと思いました。
ルーブルに1ヶ月くらい住みたい。

印象派好きのだんなにカラフルなバロック絵画は途中で飽きちゃったみたい。
半券で入れる西洋美術館常設展も見ました。
ルノワール「アルジェリア風のパリの女たち」、モネ「睡蓮」・・・
有名な画家の作品だらけ。さすが松方コレクション。
だんなさん的には常設展のほうがよかったらしい。

映画・20世紀少年-第2章-

2009年02月18日 | 映画・音楽・美術
20世紀少年第2章観ました。
予想通り漫画の12巻までと、ちょっと15巻から16巻くらいまででした。

第2章のほうがおもしろい、という友達の意見も多いですが
私の中ではNO!です。(第1章がよっぼとNOだったのかも?)
スターウォーズの新シリーズを見たときと同じです。
DVDでもう一度見ることはないでしょう。

2015年。新宿歌舞伎町の中華屋でバイトしている高校生のカンナ。
カンナはユキジに育てられていた。
殺しの現場を目撃したカンナの友達ブリトニーをかくまっていたが
信用できそうな刑事蝶野に助けを求める。このあたりは漫画と同じ。
ブリトニーはともだちランドのボーナスステージでともだちの
見てはいけないものを見た、と言っている。
同じクラスの小泉とカンナはともだちランドに送られることになる。
潜伏していたヨシツネ一派と出会い、ボーナスステージに行くことにする二人。
ボーナスステージはバーチャルでともだちの小学生時代を体験できる。
そこでカンナは理科室でともだちとヤマネ君に会い、
小泉はともだちと同じくお面を被った子供の顔を見てしまう。

海ほたる刑務所に入っていたオッチョは漫画家と一緒に脱獄に成功。
ユキジはヨシツネにモンちゃんから預かった「しんよげんの書」の一部を見せる。

ともだちランドから帰ってきた小泉とカンナが学校に行くと新しい英語教師、
サダキヨが現れ、小泉は気絶する。ここも漫画と一緒。
サダキヨは小泉を連れ、ともだち記念館にくる。
サダキヨはここで自分がモンちゃんを殺したことを告白する。
ともだちランドの高須達が追ってくるが、サダキヨは家を焼いて自殺する。
助けにきたカンナと小泉は脱出する。

カンナはモンちゃんメモを読んで母キリコが2000年にいたという病院を訪れる。
キリコとヤマネくんがここで殺人ウイルスを作っていた。
キリコはその後失踪していて、ヤマネくんは抗ウイルス剤を作る会社の社長になっていた。
そのヤマネくんからオッチョにともだち暗殺を頼まれる。
ヤマネくんはさらにすごい殺人ウイルスを作ったと告白。
ともだちが万博の前日に新宿で街頭パレードをおこなうから、そこでやるしかない。

しんよげんの書に「しんじゅくのきょうかいできゅうせいしゅがあんさつされるだろう」と記載がある。

ともだちの前に立ちはだかるオッチョ。
しかし撃つ事はできない。横からヤマネくんがともだちを射殺。
ヤマネくんを13号が射殺。

翌日、万博開催の開会式でともだちのお別れ会で死んだはずのともだちが
人々の前で生き返る。

そして今度こそ人類は滅亡する。

・・・とにかく大まかにかいてもこんな長い。
漫画の細かな伏線は映画ではやりきれないけど、
どんでん返しの証拠になるものはちょぴっとでもやっとかなきゃいけないからでしょう。
映画みるのが途中でめんどくさくなった。

今回ともだちが誰か発表しなかったので
ともだちは二人、っていうのはやめるらしい。

漫画では肝になっていた、なぜともだちがケンヂにこだわっていたのか?っていう
感情の部分は排除して、映画ではサイコな友達との戦いエンタメにするみたい。
だからともだちの嘘とかともだちランドなんかは重要ではないらしい。

第3章の予告によると、コンチ、ケロヨン、ケンヂ、キリコが出てました。
ヤマネくんのウイルスがばらまかれ、人類がかなり少なくなっちゃってるところからですね。
抗ウイルス剤を求める人々はともだちを世界大統領にしてしまって
ケンヂ達がともだちと戦うってことですか。

今回初登場したなかで小泉は本当にいいですね~。
似てるし、おもしろいです。
カンナはやっぱりちょっとがっかり(声が特に・・・)ですが
高須の小池栄子はいいですね。
波春夫先生の古田新太、ヤマネくんの小日向さんはあってるけど
サダキヨのユースケはいかがでしょう。
もうちょっと幸薄い感じだと恐さを誘うんだけど・・・。

文句を言いつつ第3章も観ますよ。
予告で流れたドラゴンボールの実写映像を見てちょっと笑いが起こりました。
あまりにも違いすぎるし、あまりにもよくありがちなハリウッド映画になってて
ここまでくると笑っちゃうってことなんだと思う。
亀仙人がチョウ・ユンファって!