不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Dopo la tempesta

2006-05-09 22:50:00 | 日記・エッセイ・コラム

フィレンツェは朝から不安定なお天気でした。

久々に降りたいだけ降ったという感じの
雷と雨。

ドゥオーモの春の埃が洗い流されたかな。

仕事を終えて家に向かう途中
20時過ぎにようやく夕暮れ。
夕焼けに染まるドゥオーモがあまりにもきれいだったので。

Duomo02_090506

レンガの色が夕焼けで更に赤くなる
この時間はフィレンツェの街はとてもきれい。

Duomo01_090506
ドゥオーモ建設に携わった名もない工員。
昼も夜もなく一生懸命働き続けて
奥さんをそっちのけにしていたために
寝取られてしまい
それを記念して(?)
浮気をした奥さんのいる方角に向けて牛の角。
イタリアではCornaはそういう意味も持つので。
なんて逸話の残るうしの顔も夕焼けに焼けています。

雨上がりのジョットの鐘楼。
Duomo03_090506
石畳に映る姿も蒼々として春の夕暮れ。

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