goo blog サービス終了のお知らせ 

不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

La Fermata provissoria

2006-07-06 01:09:23 | まち歩き

フィレンツェに限らずイタリアは
頻繁に道路工事をしたりするせいもあって
市バスの路線がある日突然変更になったり
バス停が数メートル移動したりということが。

バス停が移動になると
「臨時バス停留所」という簡単なバス停表示が設置されます。
先日から気になっているこの「臨時バス停」。

Fermata_ciao

路線名「チャオチャオ」。
このセンスが好き。

logo_albero4 banner_01

Giardino delle Rose

2006-05-21 17:59:41 | まち歩き
毎年この季節になると
やっぱりバラの花が恋しくなり行ってしまう場所。
フィレンツェのミケランジェロ広場のふもとにある
「バラ園」が一般公開中。
その昔フィレンツェがほんのちょっとだけ
イタリアの首都だった時代(1865-1871)に
建築家Giuseppe Poggi (ジュゼッペ・ポッジ)に委任して
フィレンツェ市が頑張って実行した
新規都市計画の際にできたもの。
そのころに街中の広場が整備され、
中世時代の城壁が取り除かれて循環道路が作られ
新しい宮殿も数多く建てられて
ほぼ今のフィレンツェの街の形に近いものが完成。

フィレンツェがルネッサンス以来の
勢いと力にあふれていた時代。
追憶…。

もともとはサン・ニッコロ門の上に広がる丘陵地帯に
Pucci家の土地があり、
そこにはバラが植えられていたらしいのですが
Attilio Pucci(アッティリオ・プッチ)が
本格的にバラのコレクションを始めたのがバラ園の原型。
このプッチ氏は建築家ポッジ氏の友人でもあり
フィレンツェ市の都市計画にあわせて
バラ園に二つ目の入り口を設置し栽培面積を拡張。
1897年には既に40種以上100株のバラが植えられていたそうで
現在も40種のバラがあまり手入れもされずに(笑)
5月になるとそれなりに奇麗に咲き乱れています。
このバラ園の中には
姉妹都市である京都とのコラボレーションで
1998年から松籟庭園とよばれる
日本庭園も設けられているのですが、
ここも適当な手入れでごまかされているよなぁって
行く度にいつも思うのです。

Fioritura_03
水が流れる予定だったのではないかと思う部分は
砂利で埋められて風情もないしねぇ。
石灯篭の脇にさりげなく置かれたこれ。

Fioritura_04
桃太郎伝説?
意味不明なんだけど、和風ってことでいいのか?

天気のいい午後に本をもって
ボーっとでかけたい場所の一つです。

Fioritura_24
ミケランジェロ広場をはさんでアイリス庭園とバラ庭園。
その咲き誇る花の様子は
logo_albero4 banner_01


Mostra artigianale ART

2006-04-30 21:49:17 | まち歩き

Mostra artigianale ART
毎年恒例、今年が70回目のハンドクラフト・職人展。

フォルテッツァ・ダ・バッソの前には
フォロンの彫刻作品が置かれています。
こののほほんな雰囲気が好きなのだ。

私が展覧会に訪れたのは
最終日前日の日曜日。
よってかなりの人出だったみたいです。

毎年出かけているので、
最近は最初から興味あるパビリオンにしか行かない
手抜きな私。

ほしかったものだけ購入して帰ってきちゃいました。


Santa Maria Maggiore in tramonto

2006-04-19 20:15:04 | まち歩き

Santa Maria Maggiore in tramonto
ローマに来たばかりの12月には
仕事が終わったらお外は真っ暗闇だったのに
日が伸びた!!
なんやかやと4ヶ月もローマに暮らしてしまいましたが
まだ訪れていない場所がたぁくさん。

毎日通りかかるのに
サンタ・マリア・マッジョーレ教会だって
いつも外観だけ見学。

朝はバスで通りかかるときに
この教会の鐘楼の時計が通勤時間の目安!

夕暮れ前の幻想的な空と街灯と教会のオベリスク。
イタリアはやっぱり絵になる。