今日は雨（なのでちょっぴり哲学気分）

考えてみると不思議だ。
いや、ちゃんと理解すれば全然不思議じゃないことなんだろうけど
雨はなにしろ空から水が降ってくるのである。
いつもはあんなに青くてきれいな空が
灰色の雲（雲自体不思議なのだが）に覆われ
そして水が降ってくる。
こうなると地上にいる私たちはなぜか元気がなくなる。
赤ちゃんだって雨の日はよく寝るものなのである。

もともと好奇心旺盛な私は
この天気の移り変わりが不思議でしょうがない。
それにもまして青空のきれいなこと！
そこに浮かび形がどんどん変わっていく雲は飽きさせないし
星空に至ってはその壮大さと美しさで
自分という人間のちっぽけさをしみじみ感じてしまう。

なにかくよくよと悩むことがあるとき
星空を眺めることをおすすめする。
あの星にもこの星にもそれぞれなにかが住んでいて
それぞれなにか悩みを持っているかもしれないけど
それでも星の輝きには一つの影ももたらさない。
ちっぽけな人間のちっぽけな悩みなんて
もうどうでもいいじゃんって気になってくる。
何億年と脈々と続く命のほんの一瞬のことなんだから。

とかなんとかいいながら現実に戻れば
人にはいえないようなくだらないことに
頭を悩ませ心を痛める自分がいたりする。
しょせんちっぽけな人間なのだ。
せめて空を眺める心のゆとりだけは
持っていたいものである。