たびたび登場している私の息子たちだが
それぞれ変わったところがあり日々私を楽しませてくれている。
今日の主人公は天然ボケの次男である。
彼はとても思いこみが激しいところがあり
「オレって天才」という口癖からも伺えるように
根拠のない自信がある。
で、その彼が最近はまっていること、それは
うちにあるCDを学校に持っていき
それをお昼休みの校内放送の時にCDリクエストとして
かけてもらうことなのである。
そこだけ聞けばなんの変哲もないことなのだが
その選曲が渋すぎる。
しかもなにしろ自分が決めた物がつねにサイコーであり
毎度平然と何の脈絡もなく曲をピックアップして
なぜか毎回違うペンネームでかけてもらうのだ。
当然生徒の評判はすこぶる悪い。
それをつっこみ魔の兄がほっとくわけもなく
近頃かかる古い曲は全部オレの弟のしわざだと
言いふらして回るのである。
そしてついに部活の先輩から警告がきた。
「頼む、恥ずかしいからやめてくれ」
なぜその先輩が恥ずかしくなるのかは不明だが
さすがに兄も言いふらしたものの
自分の身内の恥は自分の恥だということに気づいたらしく
さきほど中学生ウケする曲を薦めているところを目撃してしまった。
ただ・・・当の本人は何がどういけないのか
さっぱりわからないという表情を
これまた隠さず浮かべているのであった。
それぞれ変わったところがあり日々私を楽しませてくれている。
今日の主人公は天然ボケの次男である。
彼はとても思いこみが激しいところがあり
「オレって天才」という口癖からも伺えるように
根拠のない自信がある。
で、その彼が最近はまっていること、それは
うちにあるCDを学校に持っていき
それをお昼休みの校内放送の時にCDリクエストとして
かけてもらうことなのである。
そこだけ聞けばなんの変哲もないことなのだが
その選曲が渋すぎる。
しかもなにしろ自分が決めた物がつねにサイコーであり
毎度平然と何の脈絡もなく曲をピックアップして
なぜか毎回違うペンネームでかけてもらうのだ。
当然生徒の評判はすこぶる悪い。
それをつっこみ魔の兄がほっとくわけもなく
近頃かかる古い曲は全部オレの弟のしわざだと
言いふらして回るのである。
そしてついに部活の先輩から警告がきた。
「頼む、恥ずかしいからやめてくれ」
なぜその先輩が恥ずかしくなるのかは不明だが
さすがに兄も言いふらしたものの
自分の身内の恥は自分の恥だということに気づいたらしく
さきほど中学生ウケする曲を薦めているところを目撃してしまった。
ただ・・・当の本人は何がどういけないのか
さっぱりわからないという表情を
これまた隠さず浮かべているのであった。