今朝、まだ早いうちに霧ヶ峰に向かいました。もう少しで高原、というところで実家から電話が。朝イチに何度がケータイしたのに出ないから忙しいと読み、それきりにしておきましたが珍しく父からのケータイ。「別に忙しくはないが、昨日までメニエルが出て寝込んでいた…」との話。
メニエルは完治の治療法のない、厄介な病気で父は以前から症状が出るとけっこう酷く、仕事にも影響してました。ここ数ヶ月、大きな仕事を抱えてずっと忙しく大分無理していたので、一段落したこの頃になってメニエルが出たようです。
せっかく霧ヶ峰近くまで上りましたが、父の話に「じゃ、これからそっちに行くから」と飯田に向かいました。
実家では母が花壇作りに精出してました。母の趣味は花や野菜を作ること。実家は母のおかげで地味な佇まいが華やかに彩られています。
一枚は通草の花。秋には美味しい実を付けます。石南花もそろそろ見頃を迎えます。
父はたまった仕事に追われている様子でしたが、気晴らしにドライブに行こうということになりました。
ハナモモの白や濃いピンクが目を引きつけると思います。
きっとお父さんからの電話、顔を見たくなったから出ておいで。
との電話..。
ほのぼのです。
男親は娘には滅多に電話しませんから。
っと、これは私の話。
石楠花の赤い蕾ももう直咲くんですね。
いい所です。
セレブーさんの故郷は。
でも実家はずっと山の中。空気感は茅野と大差ないような…。
父は年を追ってどんどん弱っていくのが分かり、今一番の気がかりです。対してお気楽な性格の母は暢気なものでそれもまた考えもの、親が老いるとは何をおいても切ないことです。