たこさんの秋吉台日記

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4月15日 帝釈峡の春の花

2012年04月15日 | Weblog

帝釈峡に4月に来たのは初めて。
今回は、二人のスミレの達人に同行という、これ以上は望めない贅沢な花探索でした。
【①シロバナネコノメソウ〈白花猫の目草〉(ユキノシタ科 ネコノメソウ属)】

 萼裂片は白色。雄しべ8個。葯は暗赤色。
【②ミスミソウ〈三角草〉(キンポウゲ科 ミスミソウ属)】

 ちょうど花盛りの時で、あちこちで沢山見ました。
 こんな濃いピンクのも見られました。

【③イブキスミレ〈伊吹菫〉(スミレ科 スミレ属) - 主に石灰岩地に生える】

 花期は無茎で花のあと茎を伸ばすので、
 学名に「不思議な」という意味のmirabilisがついた。
 花は淡紅紫色。 側弁の内側に毛がある。

【④ヒナスミレ〈雛菫〉(スミレ科 スミレ属) - スミレのプリンセス】

 花。透明感のある淡紅紫色の。
 花期の葉は長さ2~5cmの長卵形~披針形で、基部は心形。
 鋸歯は鋭く、葉の先は細くとがる。 葉を水平に広げる。

【⑤ヒカゲスミレ〈日陰菫〉(スミレ科 スミレ属) - 空中湿度の高い半日陰に生える】

 葉は長さ4~7cmの長卵形~長三角形で、先はとがり、基部は心形。
 花は白色で、側弁と唇弁には紅紫色の細かいすじが入る。

【⑥ヒカゲヒナスミレ〈日陰雛菫〉 】
 
  花はヒナスミレで、葉がヒカゲスミレなので仲間内で呼んでいる名前とのこと。

【⑦カタクリ〈片栗〉(ユリ科 カタクリ属) - あちこちで小さな群落が見られました】

【⑧チョウジザクラ〈丁字桜〉(バラ科 サクラ属) 】

 上の画像を拡大しました - 少しだけですが咲いていました。

【⑨レンプクソウ〈連福草/別名ゴリンバナ〉(レンプクソウ科 レンプクソウ属)】

 上の画像を拡大しました - 花は5個が集まってつき、頂部の花は上向き。 

 花冠は4裂し、雄しべは8個。
 ほかの4個は横向きにつき、花冠は5裂し、雄しべは10個。
【⑩タカハシテンナンショウ(サトイモ科 テンナンショウ属) - 岡山県に自生】

 小葉は鳥足状に5~7枚。仏炎苞は紫色、筒部から舷部の下部にかけて白条がある。
【⑪オニシバリ〈鬼縛り〉(ジンチョウゲ科 ジンチョウゲ属)常緑小低木、高さ1m以下】
 
 雌雄異株。夏に落葉するので夏坊主の名もある。葉腋に黄緑色の花を数個束生。  

 上の画像を拡大しました -萼筒は長さ5~9mm、先は4裂する。

 秋吉台にあるかもしれないので、是非実物を見たかった植物。
 探す手だてができました。

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