たこさんの秋吉台日記

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5月14日 コハウチワカエデ

2006年05月14日 | Weblog

コハウチワカエデ〈小羽団扇楓/別名イタヤメイゲツ〉(カエデ科 カエデ属)
                                    花期は5~6月。
山地に生える高さ10mになる落葉高木。雌雄同株。
樹皮は灰青褐色で、ややなめらか。若枝や葉柄には軟毛がある。
羽は対生し、洋紙質で直径5~8cm、基部はハート形または切形。
掌状に5~11中裂する。裂片は狭卵形で、ふちには鋭い鋸歯がある。
本年枝の先に散房花序を出し、淡黄色の花を15~20個つける。

【昨年11月、イロハモミジとは違うカエデを見つけました】

05年11月24日 撮影
台上の日当たりのいい所です。4月初めに芽吹き始めましたが、
そのころ葉の展開と同時に開花したイロハモミジとは違い、
花序は見つかりませんでした。

【今日、期待半分で見に来たら、花序が見えました】

06年5月14日 撮影
向こうからは撮れない場所、強い逆光でした。

【上の画像を拡大しました】

06年5月14日 撮影
花序のシルエットですね。

【別の枝の花序を】


06年5月14日 撮影
「普通一つの花序に雄花と両性花が混在する」
どうにか、花の色・形が。奥に果実になりかけている両性花の翼も見えます。

【葉の表面は】


06年5月14日 撮影
「花時には両面とも白い綿毛が密生するが、成葉では裏面の脈上にだけ残る」

【葉柄は】

06年5月14日 撮影
「葉柄は葉身と同長または3分の2の長さで」

上の画像を拡大しました】

06年5月14日 撮影
「毛がある」

コハウチワカエデの花は、派手ではありませんが、
昨年秋から注目していた樹木の花が見られたので嬉しいです。
花番号は968。1000種は、まだ遥か向こうです。


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