「燼滅刃」
燼滅刃ディノバルド
Hellblade Glavenus
獣竜種
竜盤目 獣脚亜目 尾剣竜上科 ディノバルド科
全長約2727.22cm〜3409.02cm
・狩猟地
古代林、密林、砂漠、火山、地底火山、溶岩島
・概要、特徴
ディノバルドの中でも強力、かつ特異な性質を持つことから二つ名を冠された個体。体格自体も通常の個体より大柄な傾向がある。
朱く輝く双眸、幾度となく研磨され、より鋭利に発達し、熱暴走により紅の光を走らせた赤黒い甲殻、そして通常種を上回るほど巨大に発達した尾が特徴。
その尾は度重なる獄炎の練磨の果てに常軌を逸した高熱を宿し、体内の熱を散らすために眼前の全てを焼き払い、斬滅する。
その様から付けられた二つ名は「燼滅刃」。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1774783268673785972?s=19
発見者曰く、吐息一つで岩を割り、尾の一振りで山を焼き、一度怒れば周囲十里が灰燼と化すという。
二つ名持ちの例に漏れず、狩猟には特別な許可が必要。
・特殊個体化した経緯
発生する熱は通常種の比ではなく、常に喉や尾が赤熱した状態にあり、熱によって身体の周りには上昇気流が発生、付着した鉱物や鱗、甲殻が微細化し炭化して爆薬のような性質を持つに至っている。
この変容の原因は、度重なる研磨行為で体内に取り込んだ鉱物の成分のバランスが極端なため、という説が濃厚である。
・危険度、戦闘能力
底無しと言っても過言ではないほどの持久力と驚異的な運動能力を兼ね備えており、身を捻るようにしながら相手の死角へ向かって跳躍し、着地とほぼ同時に尾を振り下ろすなど、通常の個体には見られない攻撃を繰り出してきたという報告もある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1486883122855645187?s=19
興奮によって血流が増加すると通常種同様に体温が上昇、炭化した鉱物片や皮膚片によって爆発性の粉塵をも生じさせる。
口内に溢れだした熱エネルギーと粉塵は燼滅刃が尾を噛み研ぐ際に付加され、尾の刃は膨大な熱に加えて爆破の性質をも宿した、恐るべき凶器へと変貌する。
赤黒く変色した尾に熱の上昇気流によって渦巻く黒煙と粉塵を纏わせた悪魔の如きその姿は「爆熱状態」と呼ばれる。
爆発性の粉塵を纏った尾の一撃がもたらす破壊は最早切断の次元にあらず、巨大な爆炎を以って餌食となった物体を跡形もなく吹き飛ばす。
獄炎を振り撒き悉くを爆滅するその様は、見る者に畏怖と共に”燼滅”の名を焼き付けるだろう。
・利用
燼滅刃から得られる素材は迂闊に触れれば炸裂し、決して払えぬ獄炎を生み出すとして恐れられるが、その素材から生み出された武具には燼滅刃の魂が宿り、鍛えれば特異な性質を秘めた代物となるという。
しかし、その生産を許されるのは特殊許可クエストを制した者のみである。
・ソース
MHXX
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書
https://www.famitsu.com/news/amp/201612/08122559.php