秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

獣竜種の書 燼滅刃ディノバルド

2024-04-01 22:30:53 | 獣竜種









「燼滅刃」

燼滅刃ディノバルド
Hellblade Glavenus
獣竜種
竜盤目 獣脚亜目 尾剣竜上科 ディノバルド科
全長約2727.22cm〜3409.02cm
・狩猟地
古代林、密林、砂漠、火山、地底火山、溶岩島
・概要、特徴
ディノバルドの中でも強力、かつ特異な性質を持つことから二つ名を冠された個体。体格自体も通常の個体より大柄な傾向がある。
朱く輝く双眸、幾度となく研磨され、より鋭利に発達し、熱暴走により紅の光を走らせた赤黒い甲殻、そして通常種を上回るほど巨大に発達した尾が特徴。
その尾は度重なる獄炎の練磨の果てに常軌を逸した高熱を宿し、体内の熱を散らすために眼前の全てを焼き払い、斬滅する。
その様から付けられた二つ名は「燼滅刃」
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1774783268673785972?s=19
発見者曰く、吐息一つで岩を割り、尾の一振りで山を焼き、一度怒れば周囲十里が灰燼と化すいう
二つ名持ちの例に漏れず、狩猟には特別な許可が必要。






・特殊個体化した経緯
発生する熱は通常種の比ではなく、常に喉や尾が赤熱した状態にあり、熱によって身体の周りには上昇気流が発生、付着した鉱物や鱗、甲殻が微細化し炭化して爆薬のような性質を持つに至っている。
この変容の原因は、度重なる研磨行為で体内に取り込んだ鉱物の成分のバランスが極端なため、という説が濃厚である。
・危険度、戦闘能力
底無しと言っても過言ではないほどの持久力と驚異的な運動能力を兼ね備えており、身を捻るようにしながら相手の死角へ向かって跳躍し、着地とほぼ同時に尾を振り下ろすなど、通常の個体には見られない攻撃を繰り出してきたという報告もある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1486883122855645187?s=19







興奮によって血流が増加すると通常種同様に体温が上昇、炭化した鉱物片や皮膚片によって爆発性の粉塵をも生じさせる。
口内に溢れだした熱エネルギーと粉塵は燼滅刃が尾を噛み研ぐ際に付加され、尾の刃は膨大な熱に加えて爆破の性質をも宿した、恐るべき凶器へと変貌する。
赤黒く変色した尾に熱の上昇気流によって渦巻く黒煙と粉塵を纏わせた悪魔の如きその姿は「爆熱状態」と呼ばれる。





爆発性の粉塵を纏った尾の一撃がもたらす破壊は最早切断の次元にあらず、巨大な爆炎を以って餌食となった物体を跡形もなく吹き飛ばす
獄炎を振り撒き悉くを爆滅するその様は、見る者に畏怖と共に”燼滅”の名を焼き付けるだろう。





・利用
燼滅刃から得られる素材は迂闊に触れれば炸裂し、決して払えぬ獄炎を生み出すとして恐れられるが、その素材から生み出された武具には燼滅刃の魂が宿り、鍛えれば特異な性質を秘めた代物となるという。
しかし、その生産を許されるのは特殊許可クエストを制した者のみである。
・ソース
MHXX
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書
https://www.famitsu.com/news/amp/201612/08122559.php


獣竜種 斬竜 ディノバルド

2024-04-01 21:06:51 | 獣竜種










「斬竜」

ディノバルド
Glavenus
獣竜種
竜盤目 獣脚亜目 尾剣竜上科 ディノバルド科
全長約2260.15〜3174.36cm
全高約874.44cm
脚の大きさ約161cm
・狩猟地
現大陸…古代林、密林、砂漠、火山、地底火山、溶岩島
新大陸…古代樹の森、大蟻塚の荒地、龍結晶の地、導きの地
・概要、特徴
熱帯の密林や砂漠、火山帯など気温の高い地域に生息する大型の獣竜種。
激しい気性を示す揺らめく炎のような形をした甲殻の突起が特徴的であり、鉱物が混ざったような質感と相まって独特な威圧感を醸す。


頭部は顎まわりに特徴的な形状が見られる。
大きな牙を生やした上顎も下顎も硬質な甲殻に覆われており、金床のようだと言う者もいる。
無論、 最大の武器は大剣のような尻尾である。
尻尾は重厚な刃物のような形状をしており、覆う甲殻には発火性の高い鉄分を豊富に含む。
実際にその尻尾を武器として活用する事に長けるため、ギルドでは「斬竜」と呼称する。


・生態
烈火の如き気性と強靭な尻尾で、 邪魔なものを文字通り「斬り払う」。
性格は非常に獰猛で、一度狙った獲物は決して逃さずに仕留め、縄張り争いでは鎧袖一触で雌火竜を撃退し、角竜や惨爪竜、轟竜等と対等に組み合う。


雄火竜に対しては地形の有利不利もあるだろうが、先に仕掛けた際に優勢を得る構図が多く見られた。
好戦的ゆえに縄張り争いに遭遇する頻度も高く、その追跡調査には危険が伴う。
尻尾を鈍器のように扱う獣竜種は多いが、ディノバルドのそれはまさに巨大な剣である。
硬質な甲殻に覆われており、赤熱と冷却を繰り返し、付着した鉱物などがより強固な刃を形成する。
この尻尾は撫でるように軽く振るうだけでも周囲の草を刈り取る程の切れ味を誇り、体重を乗せて振り下ろせば地面を叩き割り、岩盤を派手に隆起させるほどの威力を発揮する。

また、ハンターの扱う大剣同様、尻尾を盾のように使って攻撃を受け止める姿も確認されている。






一方で、それらの攻撃を支えるのは発達著しい後脚である。
巨大な尻尾を鋭く振るための踏ん張りはもちろん、 軽快なステップや大きな跳躍など、 外敵を翻弄する俊敏な動きの軸となっている。
後脚を含む下半身全体がバネのような柔軟性と強靭さを備えているため、巨大な尻尾を鋭く振り回せるのだろう。
顎の力も相当に強く、喰らい付いた大型飛竜をそのまま投げ倒す姿も確認されている他、長距離を移動する際や高低差の激しい地形を移動する時にはその顎で岩盤を噛み砕き、地面に潜行することもある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1485429389185613824?s=19


蒼鈍色の尻尾には発火性の高い鉄分が含まれているため、尻尾を使った攻撃を繰り返していると地面などとの摩擦によって表面温度が上昇し、赤熱化する。
この赤熱化した状態の尻尾は「灼熱の刃」と形容され、 斬れ味が鋭くなり殺傷能力が大きく増すほか、振り抜く際に炎を巻き起こす。
それは、ディノバルドにとって明確なる敵対心を示すものでもあるという。







赤熱化した尻尾から繰り出される攻撃は非常に強烈だが、攻撃を繰り返す度に尻尾に煤などが付着していき、徐々に切れ味が鈍る。
そのため、ディノバルドは硬い顎に尻尾を咥え込み、引き抜くことで錆び状態の尻尾を研磨し、煤などを落とす。
大きな牙を生やす顎は硬質な甲殻に覆われ、こうして最大の武器となる尻尾を活かすために進化した形状となっている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1651166465683501057?s=19

牙を用いての研磨は摩擦によって激しい火花が撒き散らされるが、眼下のせり出した頬骨の甲殻が火花が眼に入ることを防ぐ。




またその際、錆が溶けてマグマ状になったものを煤と共に体内へと蓄積し、咽喉の火炎嚢に溜めることで赤熱化させ、発火性の高いブレスを吐き出す。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1485425423039164421?s=19






この他に類を見ない研磨行動は牙や鉱脈によって習慣的に行われ、狩場で刃物を研ぐような音が聞こえてきたなら、そこはディノバルドの縄張りである可能性が高い。
尻尾はこうした研磨と摩擦熱によって鉄分がこびりつく事で蒼くなっていくが、この尻尾が色鮮やかで硬いほど、雄としての威厳が保たれる。
また、より良質な鉱脈を縄張りとした雄ほど繁殖には有利であり、マカライト鉱石を豊富に含む鉱脈が好まれる。
研磨を重ねて磨きあげられ、光り輝く尻尾が強い雄の象徴となる。
それゆえ、ディノバルドは縄張りの奪い合いのために頻繁に雄同士で激突する。
怒号をあげながら繰り広げられる縄張り争いは片方が追い出されるか、尻尾を切り落とされるか、最悪死ぬかするまで続く極めて苛烈なものとなるという。
なお、現在までにギルドが狩猟対象したのも全て雄である。
繁殖期には、出会った雌雄がつがいとなる。
卵が産まれると雄は雌の元を去り、1度の繁殖期で複数の雌とつがいになる個体もいるようだ。 雌が1度の繁殖期で産む卵はひとつであり、産まれた幼体は極短い期間、 母である個体と共に過ごす。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1650303256512589827?s=19
狩りの手段や尻尾の研ぎ方を学んだ幼体は、尻尾を育てるために自分だけの鉱脈を求めて親の元から巣立っていく。





炎を宿す尻尾が時折山林を焼くこともあるが、ディノバルド自身が土地を巡回しながら鉱物を求めて地層を斬り崩し掘り返すため、結果として地を耕し、新たに大地を芽吹かせることにひと役買っているようだ。
このことから、ディノバルドが姿を見せた場所には良質な鉱脈があるという話が古くから伝わっており、「ディノバルド在るところに優れた鉱脈在り」 との言葉もあるためか、一部の調査員からは存在自体を重宝されている。
・食性
肉食性。リモセトスやアプケロスといった草食種やその死骸を捕食する。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1485434735539089409?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1485435820760657924?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1493520579105722370?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1774391722233217440?s=19
・危険度、戦闘能力
獰猛さと高い戦闘能力から、危険度は大型モンスターの中でも高い部類に入り、ギルドでは巨獣や電竜に比肩するものとしている
外敵と遭遇すると、まずは地面に向けて尻尾を打ち下ろして重い音を響かせ、咆哮と共に尻尾を見せつけるように振り上げる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1485430879082082304?s=19
獣竜種の多くは突進や体当たりを主な攻撃手段とするが、本種は身体の半分はあろうかという長大な尻尾を振り回し、叩きつけ、外敵とみなした対象を排する。
鍛え上げられた尻尾は、交戦において脅威となる破壊力を生み出し、「斬竜」 の別名が伊達ではない事を知らしめる。
戦闘に於いては相手に正面から真っ向勝負を挑む戦い方を好み、戦闘中に相手が明確な隙を見せれば即座に大技を叩き込みにかかる。




尻尾を華麗な跳躍から叩き付ける、大きく振り回して一帯を薙ぎ払う、地面に擦り付けて摩擦熱を発生させて振り抜くことで前方に炎の波を発生させるなど、尻尾を用いた多彩な技を放つ。


また、そのような攻撃を繰り出すことで身体が熱を帯びていき、赤熱化と呼ばれる状態になる。
喉や尻尾が赤熱化することで、攻撃はより苛烈を極めるという。



距離を置いた外敵に対しては、火炎嚢で生成した灼熱のマグマ状の半固体をブレスとして吐き出す事で攻撃を仕掛ける。
ディノバルド自体の膂力が高いためブレスは高速で射出され、 地面へ着弾後、発火性の高い成分と大気が混ざって大爆発を起こす。
ディノバルドの強靭な足腰は、このブレスの反動に耐えうるために発達したものでもある。






見た目にもわかりやすい尻尾やブレスによる豪快な攻撃が注目されがちだが、尻尾を研ぐ度に同時に牙も研ぎ澄まされているため、単純な噛み付きも高い殺傷力を誇り、ハンターを強靭な脚力で押さえつけて喰らいついたとの報告もある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1491182133225738240?s=19

臨戦態勢のディノバルドの喉元には薄らと赤い光が灯っている場合があるが、これは前述の溶融した高温のマグマ状の物質が口内や喉元に溜め込まれているためであり、この時は口内に赤々と輝く炎が見える。
この状態の口内は高温となるため、この状態となることで噛み付きの威力を強化することもある。



怒りなどで興奮状態になると尻尾を振り上げつつ雄叫びで威嚇し、 敵愾心をむき出しにする。
眼のまわりをはじめ、背中の排熱殻も赤みを帯び、黒煙を纏う程に体内温度が高まり、全身の血流がディノバルドの身体を赤く染める。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1485432494044246019?s=19
こうなると身体能力が飛躍的に向上し、跳躍から尻尾を叩きつける攻撃を立て続けに放つなど、 繰り出される攻撃に顕著な強化が見られる。
威力の上昇は言うに及ばず、体温の上昇に加え、尻尾の摩擦力も強くなるためか、赤熱化を頻繁に起こすようになる。


興奮状態のディノバルドは刀鍛冶の如く尾に噛み付き、煤で錆びた尻尾を牙で研いだ状態から尻尾を大きく回転させて放つ居合抜きのような攻撃も見せる。
これはディノバルドの攻撃の中でも最上級の威力を誇る大技であり、その一撃の威力は計り知れない。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1485433488186634243?s=19
本種は炎熱を利用して攻撃力を強化するのは前述の通りだが、実はその炎熱の影響によって攻勢に出るほど守りが弱くなるという弱点もある。
特に火炎溜め状態の喉は諸刃の剣で、衝撃が加わると暴発する可能性があり、そうなると口から爆炎と黒煙を漏らしながら転倒し、しばらくのたうつ様子も確認されている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1774390214372499496?s=19






・利用
ディノバルドから得られる鱗は耐熱性と防護性に優れ、甲冑のような甲殻は高温の体温に焼入れされたことで生半可な刃では傷跡すら残らない程の堅牢さを誇る。特に炎状殻は一際耐熱性に優れ、灼熱に馴染む特性から加工は困難を極める。
尻尾は剥離した一片でも素材としての価値があり、それだけでも名匠の剣を容易く断ち切る。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1585853713771438080?s=19
ディノバルドの素材を元に作られた武器は、宿りし炎が狩人の闘志に呼応し、獲物の魂までも燃やし尽くすといわれるほど強力な炎熱効果を発し、その加工における難しさで職人を唸らせる。
ゆえに、 完成品は至高の逸品であり、蒼炎の意匠は見る者に畏怖を与え、 持つ者には燃え盛る力を与える。
防具にも使われる斬竜の獄炎状殻や赤熱した熔炉嚢といった素材が、武器の耐熱性と炎熱性を高めている。






また、防具として加工を施してもその荒々しさと鋭さは一切衰えず、使用者にあらゆる恐怖を踏み砕いて進むほどの力を与えるという。

ただし、どのように加工されても刃としての矜持や本分は決して忘れず、装着する資格の無い者が触れれば、即座にその手や心を無残に傷付けるともされ、相応の覚悟と細心の注意を以て扱わなければならない。
・ソース
モンスターハンター発想の法則2 禁忌の書
DIVE TO MONSTER HUNTER WORLD: ICEBORNE モンスターハンターワールド:アイスボーン 公式設定資料集
https://www.4gamer.net/games/303/G030370/20160112033/?s=09
https://twitter.com/kozyex/status/699510851309404160?t=4lzAIfc9QRWWXSHNrCO_jA&s=19
https://dengekionline.com/elem/000/001/089/1089266/