秋津蛉のモンスターリスト

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飛竜種の書 月迅竜 ナルガクルガ希少種

2024-06-08 23:49:58 | モンスターハンター・モンスターリスト









「月迅竜」

ナルガクルガ希少種
Lucent Nargacuga
飛竜種
竜盤目 竜脚亜目 不明 前翼脚竜上科 ナルガ科
全長約1931.54〜2503.8cm
全高653.80cm
脚の大きさ約174cm
・狩猟地

・概要、特徴
とある地方の伝承として語り継がれてきたが、その伝承を元に塔を調査した結果、発見に至った迅竜ナルガクルガの希少種。
夜空に浮かぶ月を思わせるような、白く輝く月白色の体毛から 「月迅竜」とも呼ばれており、月の光と霧を利用して姿を消す霞隠れという能力を持つ、極めて特殊な個体である。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1799301734319415733?s=19








一部のハンターにのみ狩猟許可が降りるが、月光のように輝くその美しい姿に目を奪われるとハンターたちは口々に言う。
その身を包む厚鱗の軽さは羽衣の如く、また、その硬さは金剛が如きと謳われるとおり、圧倒的強度を持ちながらナルガクルガ希少種の俊敏な運動性能を疎外しない軽量さを併せ持っている。
体表に密生した藍毛は「豪斑毛」と呼ばれる。抜群の張りと柔軟さで身体を保護し、時に針の如く外敵を射す用途にも使われる。 そのほか「霞隠れ」 の際に月光を夜霧に反射させるための重要な役割を持っているとされ、 ナルガクルガ希少種はこの体毛を乱されることを嫌う。
特に、氷属性の攻撃を忌避するようである。
鋭い刃翼は月夜に光り、あまりの鋭さか、迅速のなせる技か、 時に透き通って見えるほど。
一部特別に発達したものは 「朧月の欠片」と称され、希少な月迅竜の部位の中でも特に幻の刃翼として貴ばれる。
口腔に光る極太の鋭い牙は刃物の様に鋭利であり、欠けることもない。






・生態
生態や生息域には謎が多い。「人里離れた秘境で、霧深い夜に姿を見せる」との伝承が伝わり、詳細はギルドでも調査中。その伝承通り、基本的には 「霞隠れ」 を可能とする濃霧が立ち込める特殊な環境にのみ生息するといわれ、発見例も夜間に限られる。被害報告もそうした日の深夜に奇襲を受けたというもので、近年は塔の秘境にて出現が確認されている。
「霞隠れ」 の詳細な仕組みは解明されていないものの、その目撃条件から白い体毛や透刃翼によって月光を夜霧に反射し、 蜃気楼のような光の屈折現象を発生させているのだと考察されている。









・危険度、戦闘能力
「漆黒の影」の二つ名を持つナルガクルガの通常種とは比較にならない驚異的な敏捷性と機動力、攻撃力を持ち、 その姿を肉眼で追うことは至難といわれている。
更には「霞隠れ」で月光と夜霧に身を隠し、外敵の死角から襲い掛かる。



天を仰ぐように咆哮した後に凄まじい勢いで回転攻撃を放つなど、その攻撃は速度、威力をとっても危険性は段違いに高い。






迅竜最大の武器である尻尾はより柔軟性と伸縮性に富んでおり、通常種と比べてより素早く、より力強く振り回す事ができる。
外敵と対峙すると、風切り音を立てるほどの猛烈な勢いでこの尻尾を振り回す事がある。
この行動は相手への威嚇を兼ねつつ尾棘を逆立てて尻尾での攻撃を強化するためのもので、これを合図に「猛棘化状態」と呼称される形態に移行する。
不可視の動きから繰り出される尻尾の振り下ろしは必殺の一撃で、さらに尻尾からは毒を持つ尾棘を広範囲にまき散らすため、容易に近づくことは困難。






尻尾に生えている鋭利な棘は掲げられた尾を大きく振り回すことで放たれ、棘は鋭さと速さを増しながら彼方まで飛ぶ。棘には猛毒が含まれ、狙った獲物の命を削る。

特に猛棘化状態では、尻尾を勢いよく振り回すと同時に夥しい量の尾棘がさながら毒矢の雨のように周囲に降り注ぎ、敵を寄せ付けない攻防一体の武器として機能する。












なお、興奮状態に突入すると両眼が爛々と輝くという迅竜種の特性から、霞隠れによって姿を消している最中でも赤く輝く眼光は流星のような軌跡を残すため、それによって動きを観察する事はできる。






激しい戦闘で追い詰められた個体は更なる攻撃性と俊敏性を発揮する。霞隠れで姿を消すと同時に高速で跳び回って翻弄し、突如として地響きを立てるほどの威力で尾を叩きつける一撃は、ナルガクルガ希少種の攻撃の中でも特に警戒すべき攻撃であろう。
https://x.com/gagieru_seltas/status/1601440536501833731?s=19





・利用
月迅竜から得られる素材はいずれも類まれな希少価値を持つが、特に鋭い牙は大自然の生んだ奇跡とされ、世の研究者や加工職人が憧れる素材のひとつ。
それらの素材を利用した武具はいずれも神秘的な美しさと恐るべき殺傷力を兼ね備えた業物とされ、中でも奇跡的な状態の良さから「朧月の欠片」と通称される刃翼を用いた武器は、月夜を支配できると伝えられ、七星や斗宿の具現とも称される。
また、月迅竜の素材を用いた防具は隠密活動に向き、足音を立てずに行動することで狩人を周囲に溶け込ませて気配を消すことが出来る。
更に羽毛のような軽さと鋼のような堅牢さを兼ね備え、敏速な体術を扱うことを可能にする。
また、その外観はとある東の国には超人的な戦闘技能を持つ戦士の集団の装う衣装と似ているという。
・ソース
MH3G
MHR:S
ハンター大全4 pg. 75
HAUNTING OF THE SUN モンスターハンターライズ:サンブレイク 公式設定資料集 pg.110.111



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