秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

牙獣種の書 金獅子 ラージャン

2023-09-24 21:52:59 | モンスターハンター・モンスターリスト











「金獅子」
ラージャン
Rajang
牙獣種
尖爪目 堅歯亜目 不明 ラージャン科
全長約812.07〜1048.92cm
全高約415.89〜495.24cm/391.80cm(肩までの体高)

脚の大きさ約50cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1705883122020364632?s=19
・狩猟地
現大陸
原生林、古代林、密林、水没林、未知の樹海、天空山、禁足地、大社跡、遺跡平原、城塞高地、地底洞窟、地底火山、火山、溶岩島、溶岩洞、旧砂漠、砂漠、砂原、寒冷群島、雪山、氷海など
新大陸
古代樹の森、大蟻塚の荒地、陸珊瑚の台地、瘴気の谷、龍結晶の地、渡りの凍て地、導きの地



・概要、特徴
凄絶な凶暴性から「超攻撃的生物」と通称される大型の牙獣種。
猿を思わせる上半身の骨格と猫のような下半身を併せ持ち、力強く素早い動きを可能とする。

漆黒の体毛と側頭部から真横に伸びる一対の巨大な角、そして比類なき怪力を誇る逞しい双腕が特徴で、角は雄としての強さの象徴で、尻尾と共に感情の抑制に影響する部位である事が判明している。

全身の筋肉が強靭な発達を遂げており、攻撃の一つ一つは凄まじい破壊力を生み出す。

後脚のしなやかな筋力を生かした素早い跳躍と、太く長い前脚を振り回す攻撃は痛烈で、外敵をねじ伏せる姿は生物が持ちうる闘争本能の極致を見たと評する者もいる。
姿形はドドブランゴやババコンガといった牙獣に近いが、その顔と表情には知性が溢れているという。

全身を覆う黒毛は耐火耐熱性に優れ、剛毛が高密度の層を成す事で外気を遮断している。
それによって灼熱の溶岩に踏み込んでも炎上はおろか火傷を負う様子すら見せず、また極寒の環境下でも問題なく活動することを可能にしている。
毛は早い周期で生え変わっているようで、マーキングの残留物として発見されることも多い。
加えて体質的に毒の類には滅法強いことが知られており、狩猟においてはあまり効果を期待できない。
爪牙は鋭く、特に牙は触れたものを易々と切り裂く程であり、側頭部から左右に捻れるように突き出た角は突進時には計り知れない破壊力を持ち、龍の鱗すら引き裂いてしまうという。

4本の指はヒトと同じように動かせるため、ものを掴んだり、倒れかけた状態から壁を使って踏ん張ることも可能。
かつては寒帯や乾燥帯を中心に目撃報告があり、生息環境からドドブランゴが変異進化したものという説もあった。
前述の特徴が示す通り、恐るべき戦闘能力を持つ特級の危険生物であり、「荒ぶる獣」「猛き狂王」「雷獣」など地域によって様々な異名を持つ。
目撃報告は極端に少なく、遭遇したハンターの多くもその事を黙して語らない。
その原因は個体数の少なさだけではなく、このラージャンの異常な攻撃性によるものが大きいとされている。
即ち、ラージャンと遭遇した者は即ちラージャンに捕捉され、破壊の対象とされた事と同義であり、結果遭遇した者が生還する事自体が稀というのが真相である。
ギルドにおいても出現が予想されるクエストの受領は厳しい制限が掛けられ、狩猟ともなれば特に実績を積み重ねた優秀なハンターにしか許可されていない。それゆえ、生息地域などは一切不明であるが、世界各地で恐れられている。



・生態
性質は孤高にして自由奔放、己が強者であると自認しており、行動は常に単独、休息時は無防備にも腹を出して堂々と寝ている姿の目撃例もある。
事実、その狩猟、捕食能力は群を抜き、狙った獲物は決して逃すことは無く、ラージャンの咆哮を辿れば古龍の骸さえ横たわっているのだ、と囁かれるほど。




非常に縄張り意識が強く、縄張りに侵入した生物や気に障った相手に対して容赦なく、徹底的に攻撃を加える。
例え相手が戦意を失っても攻撃の手は一切緩めず、対象をそのまま殺害してしまうことも多く、その攻撃対象は同じく特級の危険生物として知られるイビルジョーやバゼルギウス、そして古龍ですら例外ではない
その凶暴性から出現地の動植物を根こそぎ攻撃し、生態系に影響が出かねないほどの破壊を齎すことさえあり、「黄金の暴風雨」「破壊の権化」などの異名でも呼ばれる。
その危険性故、ラージャンの縄張りとされるエリアに踏み入って狩猟行為を忌避するハンターも多く、また生態の調査研究は常に後手に回っており、漸く長年の観察の積み重ねにより後述の生態が判明してきた。
その研究の難しさから、本種の研究は牙獣種の研究者が古龍種の研究者に依頼したという逸話がある。
前述のように目撃報告こそ少ないが、出現が確認された地域はフラヒヤ山脈のような寒冷地からデデ砂漠、ラティオ活火山などのような灼熱地帯まで幅広く、近年では「新大陸」でも目撃情報が挙がっている。
出現は常に突然であり、その神出鬼没な性質は、前述の通り縄張り意識が強いにも関わらず、ラージャンが特定の生息地を持たずに常に放浪し、強者を求めるように鬼神の如く山野を闊歩し続けている事による。
ラージャンの尽きることの無い闘争心は出現地域一帯のあらゆる動物を怯え、逃げ去ることを余儀なくさせ、結果として餌となる生物もが居なくなってしまうというのがその理由らしい。
その性質上、縄張りと獲物への執着が強い爆鱗竜バゼルギウスはラージャンが自身の縄張りに侵入することを許さず、両種の遭遇時は激しい縄張り争いを起こす事が多い。
一旦縄張りと定めた地には拳を突き立てて自らの痕跡を示す他、時には座ってくつろぐ様子も見られる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498557324746657794?s=19
凶暴さとは裏腹に知能も高く、怒りで我を忘れていない限りは仕掛けられた落とし穴を見抜く洞察力を持ち、かつてある権力者が本種を捕獲すべく追跡隊を組織、落とし穴を多数敷設したが、ラージャンは嘲笑うかのように罠を一つ一つ潰していったという。


興奮すると背を中心に体毛が黄金色に光り輝いて鬣が逆立ち、全身が帯電する。
これは金獅子の全身を覆う体毛は電気を伝導する空洞状となっているためで、興奮時に体内の電気エネルギーが内部が空洞になった体毛に放出され光り輝くことで、全身の体毛が黄金色へと変化するのではないかとされている。
ラージャンは幼体の時点では闘気化の能力を持たず、電気エネルギーを扱うこともできない。
十分に成長したのち、成体への儀式として幻獣キリンを制し、その蒼角を折り取って捕食する事ができた個体のみが闘気化の能力を開花させ、電気エネルギーを解放して体毛を金色に染め上げる「金獅子」となるのである。
近年の研究結果から、キリンの蒼角に含まれる電解質が本種の体内に巡る電気エネルギーを活性化させ、闘気化の発現を促す現象が突き止められており、そうした個体は自らの発電器官で雷エネルギーを生成可能となり、以降は通常の捕食の他に、電気エネルギーを圧縮、カロリーに変換することでそれを糧として活動するようになる。

なお、現時点で闘気化の能力を開花させていない成体のラージャンは目撃されておらず、キリンの蒼角を摂取していない個体については謎が多い他、ほとんど常に単独であるために、繁殖生態等についても不明である。
・食性
肉食傾向の強い雑食性。
翼竜種や草食種の小型モンスター、あるいはそれらの死骸を捕食する様子が観察されている。
電気力を含む肉を好むといわれ、古龍さえ捕食対象とするという。
仕留めたガウシカを食う様子
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1513496294580391937?s=19
水を飲む様子
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498560878047744000?s=19
・危険度、戦闘能力
他の多くの大型モンスター同様、縄張りの侵入者と遭遇すると咆哮して威嚇を行い、徹底的な排撃を行う。
RISEver.
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498558134373142531?s=19
XXver.
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498558998324285443?s=19
狂竜化ver.
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498584278501769217?s=19
極限化ver.
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498585209188487171?s=19
その危険極まりない性質から、牙獣種に分類されるモンスターでありながら古龍のように伝承に名を残す存在であり、古龍観測所には以下のようなラージャンにまつわる伝承が資料として保管されている。
なお、この文献は非常に難解であり、竜人族の知識があってはじめてその内容が分かるものである。
”その漆黒の荒ぶる獣は、人知を超えた、目の前にありながらまるで我々とは異なる力動的空間にいるかのように振る舞い、猛り、眩い光で人々を宵の闇に突き落とす。
だが、それでもすべては未発の状態にあり、内に包蔵する力は静止と沈黙のうちにある。
やがて漆黒は姿を消し、豊穣な黄金と翼が姿を現す。
獣はその姿を獅子へと変え、かつての荒ぶる獣が卑しいと感じられるほど勇壮さに満ち溢れる。
遂に幕を打って出た黄金の獅子は、古の龍でさえも畏怖する。”
本種は古龍を除いたモンスターの中でも最も危険な種と見做され、実際に強大な大型古龍と縄張り争いを繰り広げる姿も確認されている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1542111531676012545?s=19
全身は漆黒の体毛に覆われているが、興奮状態に陥ると憤怒の感情と共に逆立てた黒毛の一部が金色に変色し、攻撃の破壊力は跳ね上がる。
暗闇の中でも明るく輝くその様相こそ、本種が「金獅子」と通称される所以であり、文献にある「眩い光で人々を宵の闇に突き落とす」という記述の正体である。
ギルドではこの変化を「闘気化」と呼称している。
そして同時に後頭部から背中にかけての鬣に当たる部位が逆立ち、傍目にはまるで翼を有するかのように見える姿へと変貌する。
その余りの変貌ぶりに、発見されて間もない時期は情報が錯綜し、「夜のように黒い体だった」「光り輝く翼で飛んでいた」など、目撃者によって様々な報告があった
発見当初に牙獣種とも古龍種とも、また数種類の生き物が混じって報告されたともされ、分類が難航していたのは、前述の危険度に加えて、変身能力を有すると判じられていたことが大きい。
なお、闘気化したラージャンは全身に力がみなぎり、攻撃の威力や俊敏性を増すものの、その代わりに著しくエネルギーを消耗するらしく、ある程度の時間が経つと自動的に興奮状態を抑える自己防衛本能を備えているという。
逞しい腕を使った攻撃は驚異的な破壊力を誇り、その前脚を乱暴に振り回しながら迫りくる姿には凄絶な威圧感を覚えるだろう。




その比類なき腕力と握力からは、地面から巨大な岩を掘り起こして投擲する、外敵を両腕で捕えて握りつぶすように締め上げるなど他に類を見ない攻撃手段を繰り出し、
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498551552100896769?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498559956521406464?s=19
自身より大型のモンスターの尾を掴み、凄まじい勢いで地面に叩きつけたという報告もある。
果てには、かの怒り喰らうイビルジョー最大の武器である顎の咬力による拘束を腕力のみで強引に突破したという報告も挙がっている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1594279831478611969?s=19






口からは球状の雷エネルギーや、激しく光る「気光」と呼ばれる特殊なエネルギーを直線上に稲妻のごとき熱線のブレスとして吐き出し、研究者達の興味を集めている。
これは、金獅子が内に秘める膨大なエネルギーを発散した結果として口から放出されたものとされ、闘気化中は電撃を用いた攻撃も激化する。
後述の通り、電気エネルギーについては研究の進展により多くが明らかになっているが、対照的に気光エネルギーについては全くと言っていいほど研究が進んでおらず、金獅子の大きな謎の一つとなっている。






興奮状態の時に更なる怒りを募らせると、より覇気を高めた「闘気硬化」という能力を解放する。
闘気化中に激しい怒号と共に衝撃波を発し、稲光の中激しくドラミングを行って両腕の筋肉を電気エネルギーによって大きく肥大化させ、赤黒く染め上げる。

この状態のラージャンは並み居る外敵を容易く吹き飛ばすほどの怪力を発揮し、一撃で大地を砕き割り、岩盤を引き剥がすように粉砕してしまう。
また破壊力の飛躍的な向上のみならず、肥大化した前腕は電気刺激により膨張した結果大幅に硬化しており、最上級の斬れ味を誇る業物や弩の剛弾すらはじき返す。

更に動きは一際機敏に、かつ動作間の隙は小さくなる。
更にシビレ罠に対する耐性を獲得し、罠を力任せに破壊したという報告もある。
なお、怒りに我を忘れているため落とし穴は有効ではあるが、身動きを封じられた状況でありながら激しく腕を振り回して暴れるため、油断して近づけば吹き飛ばされてしまう。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1705912791381750011?s=19
一方で、強力な身体強化と運動性能の向上から血流が良好になっており、結果として下半身の肉質が軟化している。
また、しばしばハンターから寄せられる情報によれば、闘気化ないし闘気硬化状態に突入したラージャンの尻尾に大きなダメージを与えたところ、闘気化が解除されたという。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1705859779183452299?s=19
このため、金獅子の尾と闘気化とは密接な関係にあり、前述した自動的に興奮状態を抑える機能を担っている可能性も指摘されている。








・利用
ラージャンから得られる体毛は王族達も欲しがる繊維品や上質な衣類の素材として知られ、それから織り成される武具は使用者の心を猛らせる。
雄々しい角はハンター達の憧れの的であり、爪は剥ぎ取りも加工も困難な素材であるが、武器の素材としては最上級であることに疑いの余地はない。
それらの素材を用いた装備は祭事にも礼を欠かない身なりの工房の最新技術で仕上げたものとして知られる他、伝説の暗殺部隊の装備の再現すら可能にするとされている。
金獅子の素材を用いた武器はその素材の性質から一振に地を震わす落雷を伴わせるとも、金色の戦士や鬼の魂が宿るともされ、武器となってもなおその怒りは留まることを知らず、完膚なきまでの破壊を生み、圧倒的な攻撃力を発揮するという。

・ソース
MH4G
MHXX
MHR:S
復刻ハンター大全
モンスターハンターライズ 公式設定資料集 百竜災禍秘録
DIVE TO MONSTER HUNTER WORLD: ICEBORNE モンスターハンターワールド:アイスボーン 公式設定資料集
https://youtu.be/FS7b9aa4LEA?si=xxGt-9yj4PnWE25-
https://youtu.be/lTY2lsErYmc



牙獣種の書 雪獅子 ドドブランゴ

2023-09-03 21:35:09 | モンスターハンター・モンスターリスト





「雪獅子」
ドドブランゴ
Blangonga
尖爪目 堅歯亜目 鋭牙上科
ブランゴ科
全長約756.72〜1074.89cm
全高約412cm
足裏のサイズ約74cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1698291261869113797?s=19
・狩猟地
雪山
・概要、特徴
雪山に生息する大型の牙獣種で、ブランゴの群れを率いるリーダー。
その体格は通常のブランゴのおよそ二倍。
大きく発達した上腕と口外にまで伸びた鋭い犬歯、こぶのように突き出た頭部が特徴。
その白色の体毛に覆われた外見や、雪山という地域の特性を利用した多彩な戦法を扱うことから「雪獅子」とも呼ばれる。
身体を包む純白の体毛は非常に保温性に優れ、雪山の山頂付近の痛烈な冷気さえも遮断する。
また、毛の一本一本が鉄鎖の如く頑丈で、特に強靭な個体の体毛は鎧のような防御力を備えている。
顔にはブランゴには見られない長い髭が生えており、リーダーとしての年季を表している。
長く発達した牙は群れの長たる証であり、特に強靭な個体のそれは、中型モンスターをも串刺しにしてしまうのではないかというほど鋭く、威厳と風格に溢れている。
ただしこの牙が折れることは、長としての資格を失うことを意味し、もし折れてしまえばブランゴ達が動揺してしまい、群れの統率力を完全に失ってしまう。
また、この牙を手に入れたハンターはドドブランゴを討伐した英雄として評価されるため、この牙を狙って戦いを挑むハンターも少なくない。
なお、牙を折られるとフンを落とす事が報告されている。
・生態
時折毛繕いをして体毛に付着した汚れを落とし、毛並みを整える習性がある。
ハンターが投げ付けたペイントボールの効果を理解し、それを落とすために毛繕いを行うこともあり、これによって匂いが掻き消されてドドブランゴを見失い、結果的にそのまま狩猟に失敗してしまったという報告もある。
自分のフンを縄張りの至る所に埋めてテリトリーを主張する習性を持っており、雪原に埋められたまだ新しいフンを見つけたなら、近くにドドブランゴが居る可能性は高い。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498148368182222862?s=19
統率力の高さから、狩りにおいては極めて戦略的に獲物を追い詰め、獲物を追い詰めるルート上に配下のブランドを複数雪の中に潜め、追い詰めきったところで呼び出すことで逃げ場を無くし、狙った獲物を逃すことはほとんど無い。

ブランゴ達を従える集団での戦闘は、飛竜種すら逃げ出すといわれている。
縄張り意識が強く、個体によっ
ては雪山一つを丸ごと自分の率いる群れの縄張りとしてしまう。



また、複数頭のドドブランゴが鉢合わせると、縄張りをめぐって大乱闘を繰り広げる場合もある。
不幸にもこのようなドドブランゴの縄張り争いに巻き込まれ、大損害を被った村なども少なくはない。
・食性
肉食傾向が強い。腐肉や罠肉を食べる様子が観察されている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498149657989443592?s=19





・危険度、戦闘能力
縄張りの侵入者を発見すると雄叫びをあげて威嚇を行い、ブランゴ達を呼び出すと共に排撃を開始する。
巨体ではあるが、発達した筋力から生み出される俊敏性はブランゴとは桁違いである。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498150278842912774?s=19
突進や殴打、跳躍からのラリアット、地面に腕を打ち付けるといった腕力を活かした肉弾戦のみならず、口から冷たい冷気を一気に吸い込んで吐き出す、地面から雪の塊を引き剥がして投げつける、咆哮を合図に雪中に潜ませていたブランゴを呼び出すなどといった、雪山の地形を利用した頭脳的な戦法もとる。
時には雪の中に穴を掘って潜り、敵の足元から奇襲を仕掛ける事もあり、その雪山の環境を最大限に利用した戦法に苦しめられるハンターも少なくない。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1498148819107676162?s=19
これらの脅威から、ギルドでは本種危険度を雌火竜と同程度としている。






・利用
ドドブランゴから得られる体毛は驚くほど保温性に優れ、1本1本が鉄鎖の如く強靭なため、加工素材として重宝されている。
尻尾も防具素材としては最適であり、それらの素材から作られた装備は東方の神々が住むという国の技術を使用したオリエンタルな雰囲気を醸す逸品であり、シンプルな構造で使用者を寒さから守る。
武器は強力な氷属性を帯び、極寒の刀身は近づくだけで全ての物を凍結させるという。




また、ある雪国の民族はドドブランゴを「白きヌシ」と呼び、神格化して崇めており、そのお告げを聞く際に奏でる祭器は狩猟笛、怒りを鎮める舞に用いる棍は操虫棍としてハンターの武器として改良されたものが加工屋で流通している。
・ソース
MHXX
復刻ハンター大全
モンハンフェスタ2008メモリアルDVDブック

https://shuraba.com/?p=game/MHP2G/%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E6%83%85%E5%A0%B1




牙獣種の書 ブランゴ

2023-09-03 21:28:59 | モンスターハンター・モンスターリスト




ブランゴ
Blango
牙獣種
尖爪目 堅歯亜目 鋭牙上科 ブランゴ科
全長約370cm
全高約228cm
足の大きさ約38cm
・狩猟地
雪山
・概要、特徴
雪山に生息する白い体毛の牙獣種。顔のむき出しになった皮膚のうち額は鮮やかな紺色、眉から鼻は朱色、頬は緑色と鮮やかな体色である。
・生態
高い知能と社会性を持ち、リーダーであるドドブランゴを中心とした大きな群れを作って生活している。
リーダーへの忠誠心は非常に高く、ドドブランゴからの召集命令を聞くや即座に駆けつけ、群れが一丸となって外敵と戦う。
また、ドドブランゴの指示で雪の下に身を潜めておき、合図と共に飛び出して獲物を取り囲むなど、その連携はモンスターの中でもトップクラスであり、その動きは訓練された兵士を彷彿とさせる。
・食性
肉食傾向が強い。
・危険度、戦闘能力
基本的には俊敏な動きで外敵を翻弄し、爪や飛びかかりで攻撃するが、距離のある相手には雪玉を投げ付ける事もある。
単独での脅威度は他の小型モンスターとさして変わらないが、ドドブランゴの指示の下で連係した際にはベテランハンターでも注意が必要。





・利用
純白の毛皮は防寒効果が高く、防寒具をはじめ、日常生活に欠かせない様々な製品の素材となる。
・ソース
MHXX
復刻ハンター大全




牙獣種の書 緑毛獣 ババコンガ亜種

2023-09-01 23:09:16 | モンスターハンター・モンスターリスト





「緑毛獣」
ババコンガ亜種
Emerald Congalala
牙獣種
尖爪目 堅歯亜目 鈍牙上科
コンガ科
全長約933.66〜1228.50cm
全高約361cm
足裏のサイズ約52cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1697606653238243408?s=19
・狩猟地
原生林、未知の樹海、沼地、遺跡平原、地底洞窟など
・概要、特徴
桃毛獣ババコンガの中でも、緑色に体毛が生え変わった個体。
その見た目から「緑毛獣」と呼ばれ、ギルドでは亜種として扱っている。
コンガの群れのボスであるババコンガは、他の個体に己の力の誇示を行うため、差別化のために美しいトサカを整える。
しかし、このババコンガ亜種はそのアピールの領域が遂に体毛にまで及んでしまったのだという。






また、この体色は密林において保護色ともなり、外敵への不意打ちや、予期せぬ事態での逃亡時にも役立っている。
また、ボスの証であるトサカも通常個体より遥かに大きく派手に逆立てており、更に非常に強固に固めてあるため、その形を保ったまま素材として入手することすら可能。
また、通常個体は苦手としていた火に耐性を持つなど、単に外見や多少の生態が異なる以外にも相違点を有し、また発見された個体の多くが屈強なため、ギルドでは緑毛獣の狩猟には厳しい制限を設けている。
・生態、戦闘能力
通常種に輪をかけて大食漢で、過去にはキノコ農場を襲撃し、苗木ごとキノコを盗み出すという事件も起きている。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1697609618082685065?s=19
体内に溜まるガスの量も多く、怒りに任せた放屁は非常な広範囲に及び、時には巻き込まれたハンターの体を宙へとふき飛ばすほどの「大放屁」を放つ。


一度に排泄するフンの量も通常個体を凌駕し、尻尾にキノコを掴んでいない際はこれを尻尾で広範囲に向けて投げ散らす他、食したキノコの性質に応じたブレス攻撃も多用する。
このため、ババコンガ亜種が交戦したエリアは必ずと言っていいほど激臭に包まれる。





・利用
ババコンガ亜種から得られる素材は通常の個体より丈夫であり、優れた武具素材となる。
また、ドンドルマの古龍観測所では所有する飛空船の強化を図り、より長時間に及ぶ航空を可能とするための新しい燃料としてババコンガ亜種のガスを採用し、飛行船の改良に成功したという逸話がある
・ソース
MH4G
復刻ハンター大全