オーストラリアで18・19・20日に行われたイースターイヤリングセールで注目を集めたRedoute's Choice産駒がオーストラリア史上最高落札価格である300万ドル(豪ドル、以下同じ)を叩き出したとのこと。全落札馬の平均価格・全価格もRedoute's Choiceのおかげで過去最高になりました。詳しいセール結果はこちら
これって結構凄い話なのに、あまり騒がれない。遠い国の話ということもあるけれど、あまり、Redoute's Choiceという種牡馬自体がまだ日本ではそれほどメジャーではないということもあるのだろう(日本登録馬軽種牡馬登録協会で検索してみると、日本に入ってきているRedoute's Choice産駒は2頭。コスモジャイブとソロターン)
そもそも、Redoute's Choiceってそんなに凄いの?という話から始まるわけですが、日本では02年に大種牡馬サンデーサイレンスが死亡し、ポストサンデーを探す争いになったのに対し、オーストラリアでも03年に04/05シーズンまで6シーズン連続でリーディングサイヤーであった(通算では9回)デインヒルが死亡した為にポストデインヒルを探す時代になりました。
当初は、「1位が死亡したんだから2位だろう」みたいなノリでZabeelも注目された(ブライアンズタイムみたいなもんか)、Encosta de Lagoなんかもクールモアの援護射撃でかなり持ち上げられた。しかし、それらを一気に追い抜いたのがRedoute's Choice(父デインヒル)であった。一応触れておきますがEncosta de Lagoはこのセールでオーストラリアでの牝馬で最高落札価格となる馬を出したように(チャンピオン牝馬Alinghiの全妹)、決してクールモアの神輿に乗せられた馬ではない(まあ、結果がないと神輿にも乗せられませんが)
Redoute's Choiceは03/04年の初年度種牡馬チャンピオンに輝くと、04/05シーズンは一気に上昇し2歳リーディングサイヤーを制し、わずか2世代で総合ランキングでもデインヒル、Encosta de Lagoに続いて3位と一気に大ブレイク。05年の世界最高賞金レースとして知られているゴールデンスリッパーSでは1・2着を独占、06年もMiss Finlandで見事に勝利。その他、Take over TargetやVirage de Fortuneを撃破したSnitzelを輩出するなど勢いは止まらず、リーディングサイヤートップである今年は種付け料は何と22万ドルに設定されました。
Redoute's Choiceはオーストラリア人が非常に好みがちな早熟性・短距離向きという2つの要素を兼ね備えた種牡馬といえます。そのため今年のイースターイヤリングセールでも去年同様、Redoute's Choice産駒の独壇場となった(落札平均価格の約70万ドルは2位以下を離してダントツ)。このまま、Redoute's Choiceが父からバトンを受け継ぐのか、それともZabeelや何とかしてポストデインヒルを自牧場から出したいクールモアが送り出すEncosta de LagoやRock Of Gibraltarが伸びるのか。オーストラリアでは日本より一足早く大種牡馬の後釜争いが起きている。
そういや昨年にもRedoute's Choice産駒でMakybe Divaの半弟がAUS$2,500,000で落札されて当時のレコードになってましたっけ。Discreet CatにおけるForestryのように、旬な種牡馬はどんどん値段が上がるんですねぇ。
昨年の同セールでもRedoute's Choice産駒はMakybeの下を筆頭に高額落札トップ10内に8頭出しているんですよね・・・。サンデーがいた時のセレクトセールを見ているかのよう。
オーストラリアはシャトル種牡馬の恩恵もあって種牡馬が豪華なんですが、Redoute's Choiceは1枚も2枚も抜けた存在になりそうですね。
日本で抜け出すのはどの種牡馬になることやら・・・
まだまだヒヨッコですがよろしくお願いします(゜0゜)(。_。)
2月11日放送の「とんねるずのみなさんのおかげでした」で、フジテレビの人気アナウンサー・平井理央が鼻水を垂れ流すというハプニングがあった。
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同番組による「きたなシュラン(きたないけど美味い店)」というコーナーの中で、市ヶ谷にある料理店を訪れた平井アナだったが、そこで店の名物「わさびめし」を食べた瞬間、その辛さと刺激から、テレビカメラの前で豪快に鼻水を垂れ流してしまったのだ。
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