工場ばい煙 全業種で一斉検査(NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/2007/10/29/k20071029000006.html

このような問題の一端は行政側の責任でもある。その意味でこのことは当然と思う。本来は行政側のチェックや立ち入り検査により確認される事が良いと思う。

大企業の改ざん行為は犯罪であり、厳しく追求されるべきだ。その行為に加担した人もやはり同じだ。各企業の公害防止管理者や、公害防止統括者には役割が定められており、直罰規定が適用される事は承知のはずだ。

改ざん行為は、食品の賞味期限張替と共通する問題でもある。商法上の書き換えはどうだろうか？同じ領収書を何回も使う行為もやはり同じだ。

私たちはこのような弱い面を持っている。それが企業の行為として現れるから始末に悪い。

環境省では「環境管理における公害防止体性の整備のあり方に関する検討会」を立ち上げて議論を重ねている。最近の事例は企業の意識の低下に見られると言い、企業におけるコンプライアンスの強化や、CSRの認識を向上させること、そして環境マネジメントシステムの強化も言及している。しかし、これらの大企業ではすでにこれらの事はされているはずであり、その認識がいかに低いかを意味している。

企業における認識の向上は必要な事だが、本来これらの業務を担当する人たちの認識レベルを向上させることが必要である。業務における責任の重要性を認識する必要がある。