新日石と三洋 燃料電池統合へ（NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/15/d20071115000026.html

家庭用燃料電池は価格が100万円を切ってこないと本格的な普及は出来ないだろう。我々消費者としては70万円前後を期待している。家庭用燃料電池は発電と同時に廃熱を利用できる。家庭のエネルギー消費の多くを給湯が占める事から、給湯を多く使用するところはメリットがあるだろう。

しかし今後石油製品の価格が高騰してくるとその戦略にも一抹の不安が出てくる。家庭のライフスタイルによってはメリットを感じないところもある。

家庭用燃料電池は新エネルギーの一つの選択だという事だろう。最近は太陽光発電や太陽熱利用など自然エネルギー利用の選択範囲も広がりを見せている。またエコ給湯やヒートポンプの利用も可能性がある。エネルギーの利用の仕方も更に研究が進むと思われる。家庭用燃料電池も開発を急がないと、他のものに市場を取られてしまう。