熱血通信

日々の出来事を思いのままに…

希薄

2010-11-26 23:00:20 | Weblog
夜の東京渋谷の街を闊歩する若者たち。
そのうちの一人の少女に「あなたにとって家族って?」という質問
に対して「空気」と答え、「家族にとってあなたは?」という質問
にも同じく「空気」と答えていた。

「空気」って確かに絶対必要なものだけど、目には見えないもの。
「家族」って目に見えない存在で果たしていいのだろうか?

家族との縁を切り都会で独り暮らしをしている少女に「親御さんに
不幸があった時に葬儀はどうしますか?」の質問に「勝手にして
欲しい」と答えていた。

こうした若者たちが将来子どもを持った時、果たして家族のあり方
はどうなっているのだろう? 家族の絆はあるのだろうか?

自分のしたいまま欲求のままに生きている若者たちが親となり、
そんな親に育てられた子どもたちもやがて親となる。

家族の絆の希薄さは、将来の日本の危うさに繋がっているように
思うのは私だけではないはずだ。
考えさせられてしまった。