あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

ヲトナの夏休み

2008年09月26日 | 日記
7月~9月の間に3日間の夏季休暇がもらえるんです。
1回目がのんたんの風邪で休みました。
2回目がのんたんの歯磨き教室で休みました。
9月末までにのんたんが風邪をひくようなことがあれば、3回目の休みもそのために・・・とお取り置きしておいたのですが、大丈夫そうなので、私のための夏休みを1日取ることにしました。大人にも大人らしい休日が必要でしょってもんで。

と言っても、ひとつだけやらなくっちゃいけないことがあったの。
パスポートの申請。
早いもので10年パスポートがまたまた更新時期になってしまいました。

のんたんに微妙に「休み」だってことを悟られつつ、保育園に連れて行きました。

 ***

旅券事務所は混んでいるかと思ったら、意外にも空いていて11時過ぎには申請が終わってしまいました。このあと13時40分からの『パコと魔法の絵本』(映画)を見に行くまでちょっと時間ができたので、旅券事務所のビルの上に父サダミツ君の勤めている会社があることを思い出し、電話してみたら、あっさり「おいで!」と言われたので、のこのこ行ってちゃっかりお昼ごはんをご馳走になってきました。(笑)

お互い会社勤めしている身として、2人で会社の愚痴を言ってみたり、弟の心配をしてみたり。働き始めてからの方が、父と娘としてまぁいい距離感がわかるようになった気がします。(ヲトナな発言!)

 ***

映画館は、(私の)職場近くの映画館まで戻ってくることにしました。その方が何かと都合が良かったし。
初めてモノレールにも乗っちゃいました。なんだか同じ県内なのに異国な気分。

テレビ東京の「カンブリア宮殿」とか「ガイアの夜明け」を見ていたら、最後に『パコと魔法の絵本』を紹介していたの。
テレ東がスポンサーなのかな?と思ったら、パーソナリティの小池栄子、役所広司が出ているからだったのか~!!!(と映画を見て気づく私)

時同じくして、♪むぎむぎ♪さんやどんぐりさんも観ていておもしろかった!とブログに書いていたので、機会があったら観たいな~と思っていたの。

そんなわけで観にいくことにしました。

 *

泣きました。もう、切なくて。

もともと鼻炎持ちなので鼻の通りが悪いんだけれど、感極まって、鼻詰まりで呼吸困難になるかと思いました。周りの人に迷惑をかけないようにしようと思えば思うほど、呼吸困難。そっちもある意味切なかった。

舞台を見ているようで、これは劇場で見て良かったな!と思える作品でした。
彦麻呂だけは余計な気がしたんですけど。(^-^;)

それと。加瀬亮君の声がいいです。素敵な声だなぁ~と聞き惚れました。

 ***

帰りに20分ほどイケアに寄って帰りました。買いたいものが決まっていたので、最短ルートで!(今日は1日にたくさん仕事してるなぁ~)

 ***

お休みの日は延長保育ができないので17時きっかりにのんたんを迎えに行くと、先生の連絡帳に「今日はママがお休みなのを知ってか、何度か「ママはお家?」と聞いてきました」と書いてありました。
やっぱりばれてたのかっ。

いつもより1時間半も早いお迎えなので、帰りに2人で夏休み気分を満喫しようと、駅のアーケードに行ってきました。のんたんったら嬉しそう。
「保育園に行ったら、ご本屋さん行く?」と朝から言っていたので本屋さんに行ったら、もう小躍りしてました♪

帰りにのんたんに「楽しかった?」と聞いたら「楽しかった!また行く」と言ってました。のんたんにしてみると保育園の帰りに遊びに行くなんて、なんて素敵なワンダーランドってな感じ。

盛りだくさんで、自分のために時間が使えて、そして最後にちょっと幸せになれた楽しいヲトナの夏休みでした。

子どもと保育園。

2008年09月26日 | 日記
*はなこ*さんちのバーベキューにて。

保育園に行くと愛情が少ないのでは?と言う社会的見解が少なからずないとは言えない。そのことに関して私だけの体験談ですけど。

私はのんたんが産まれた時、職場復帰するつもりでいたので当然のように保育園に申し込みました。それは「どうしても仕事をしなくっちゃ」と言うつもりでそうしわけじゃないのが一番申し訳ないのだけれど、でもなんとなく私の選択らしいかな?と思ってそうしました。仕事も保育園もいつだって辞めたり変えたりできる。でもその時が、その機会じゃないな、と思って。そういう意味で保育園の選択はちっとも違和感の無い選択だったの。

私は保育園児だったし(卒業は幼稚園だけれど)、私の中で通っていた保育園がとっても大好きだったから、そんなに躊躇はなかったの。保育園ってそんなに悪いところじゃないよ。私は先生のこと未だに覚えているし、優しかったし、たくさん遊んでくれたし、大好きだった。
そういう意味では保育園は第二の家庭なんだと思う。

でも、3歳まではお母さんと一緒にいて、3歳になったら幼稚園に通うのも特に悪い選択だとも思わない。やっぱりお母さんと一緒にいたいもの。

だから。保育園に通っていると愛情が少ないのでは?と言う意見には、やっぱり「あぁ。そうだろうね~」とのんきに答えてしまうかもしれない。
だって、帰ってきた後やお休みの日はべったりだもの。子どもも愛情をたくさんもらおうと必死なんだな~って思う。
そこで全ての時間が埋められるとは思えないけれど、でも、私も一生懸命それに答えているつもりではいる。

自分の選択に自信がないと「そんなに子どもが甘えてくるってことは愛情が足りてないんじゃない?」と言われるとドキっとするかも。(自信があってもドキッとするか)

でも。それは自分自身も甘えて欲しい、甘えさせたいって思う気持ちがあるんだと思う。子どもは親のそういう微妙な心をわかってるから力いっぱい甘えたり、抱っこして!って言うんだと思う。それはきっとお互いの気持ちがちゃんとマッチしている証拠だと思うの。だからそう言ってくれているときは、子どもが親に対してちゃんと愛情表現ができているし、お互いの信頼関係があるんだな、と考えて嬉しく思いながら「重た~い。12kg」とか言いつつもかわいくて抱っこしちゃう。それでいいんじゃないかな?

他人にどう思われるじゃなくて、きっと、自分がどうしたいか?なのかな。自立して欲しい、甘えんぼがなおって欲しいとか言いつつも、心の中ではまだまだ頼ってくる子どもを自分がすごーく嬉しがっていることを認めちゃえば、楽なんじゃないかな。

 *

昨日はのんたんが「ママちゃーん。抱っこして~。赤ちゃんみたいに(抱っこして)食べさせて~」と言うので「のんたん、どうしたの?寂しいの?」と言うと最初は「寂しいの」と言ったすぐ後に「寂しくなーい」と言ってました。それって「寂しいの」「うっそーん」みたいなニュアンスなのかしら?

でもいつもと違って、すごーく甘えん坊だったので、何度も何度も抱っこしてあげました。そうしていると自分もなんだか甘えん坊な気分になってきます。
本当に、のんたんによって成長させられてるなぁ~と思う毎日です。たぶん、私よりのんたんの方が、いろいろわかって、私の先回りをしてくれているんだと思う。

なんだか、取り留めなくなってきたけれど、愛情はバランスなのだ!お互いがそうしたくて響き合っているのよ、と言うことです。
と言うことで、保育園のせいじゃないのよ、と言うことなのです。