あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

bunbunちゃんが来ました。

2007年12月21日 | 日記
大学の友達bunbunちゃんにハワイのお土産として、私が買ったのと同じビーチサンダルのオーナメントを買ってきていたの。

なんとなく、クリスマスのグッズなので幸せになりそうでね。
生活が不規則で、無理な仕事を毎日強いられているbunbunちゃんには幸せな(気分に)なってもらいたいなぁと思って。

そんなわけでクリスマスが来る前に送ってしまおう!と思ってbunbunちゃんにメールをすると待てど暮らせど返信がない。

もう一度メールすると「ごめん。”ぷちうつ”でメールをチェックしたくなくてしていなかった」と帰ってきた。
生きててよかった、という安堵と、ぷちうつなのが心配なので金曜日の夜に遊びに来て!とメールしてみた。

販売の仕事をしているのでこの時期の週末は無条件で仕事な彼女。金曜日ならと。ラッキーなことに金曜日はお休みなので遊びに来てくれることになりました。

私も仕事を終えて、のんたんを保育園に迎えに行って、お風呂に入れてからのお出迎え。呼んどいて、本当にたいしたもてなしもできなかったんだけど、思ったよりもbunbunちゃんが元気そうで嬉しかったよ。

同じ市内に住んでいるのに、なかなか会う機会がなくて。

ケーキとクリスマスブーケをお土産に持ってきてくれました。
あたしのハワイ土産よりもずっと素敵だわ~♪

のんたんは、bunbunちゃんが来ていつもよりちょっとばかりハイテンションでしたが、いつもの寝る時間を過ぎるころ「おねんね」と言って、お布団に行こうよ~というので連れて行くと、自分で歌を歌ってあっという間に寝てしまいました。

それから2時間くらいたっぷりbunbunちゃんとしゃべりました。
なんだか子供がいる前に戻ったみたいです。
bunbunちゃんは自分はダメダメな人間だーと言っていましたが、あんなにがんばっていてちっともダメダメじゃないのになぁ。
むしろもっと自分を大切にしたらいいのに、と思いました。

楽しくなくちゃね、人生は。
楽しくなるために仕事をするんだよ。

サンタクロース

2007年12月21日 | 日記
昨日は保育園でクリスマス会があったようです。
のんたんに「サンタクロース来たの?」と聞いたら、低い声で「サンタ」とつぶやいていました。(^-^;)なんかそれじゃサターンみたいだよ。

赤鼻のトナカイ♪の歌を歌ってあげると、目をキラキラさせてました。
多分きっとクリスマス会で歌われたんでしょうね。
「ママン、なんでその歌知ってんの?」的に。

いつからサンタさんが分かるのかなー?
来年はもう分かっちゃってるのかしら?
それともまだまだ先かな。

人生の旅をゆく(よしもとばなな著)

2007年12月21日 | 
旅は、その旅がいくらひどくても、
その思い出はすばらしいものになる
(『人生の旅をゆく』本文より)

久しぶりに本を読みました。
この頃、読みたい気分になかなか駆られなくて。

ハワイから帰ってきて、行く前のワクワクがすっかり現実と化してしまったのと、ちょっと凹んだりしていて
(この「凹む」って漢字は結構好きかも。気持ちを表している漢字だな、とつくづく思う。凹んでいてもエイやっと押し上げられそうな希望が残っていそうな形がまたいい)
そこで、図書館でこの本に会いました。

パラパラとめくると
Ⅰのテーマに「旅は、その旅がいくらひどくても、その思い出はすばらしいものになる」と書いてある。

そうかそうか。そうだよな。そうだったよな。
と、初心にかえった思いがした。

そんなわけで借りてみたんだけど・・・。

Ⅰこそは旅のことが少しずつ織り交ぜてかいてあるのだけれど、Ⅱ、Ⅲに行くに連れて旅の要素はほとんどなくなる。まぁ、タイトルの通り「人生の旅」なのだから偽りはないのだが、導入部が普段の意味での「旅」から入っているので、全部がそうかと勘違いしたのだ。

それに、読み薦めていくとムカっぱらが立つこともある。

よしもとばななさん(吉本ばななさん)の作品を全て読んだわけじゃないけれど、私は吉本ばななさんの作品はとても好きだ。
でもよしもとばななさんになってからの作品を読んで「もういいかな」とも思った。合わなくなってきたと感じたの。

このエッセイを読んで、なんだかくどくて、しかも上から目線なところもあって、途中で読むのが面倒くさくなることもあった。

だんなの人に「こういう内容があるんだけど、私はこう思うんだよね」なんて話したりもした。
そしてなんとか最後までたどり着いた。

で、考えたけれど、癒されるエッセイやへんてこなエッセイや変哲のないエッセイはたくさんあるけれど、読んでいてムカムカして他の人と議論したくなるエッセイは初めてだったので、そういう意味ではすごいなぁと思った。
ただエネルギーを使う。あ~体力消耗した。

しかも、私が感動した冒頭の言葉はよしもとばななさんの言葉ではなく、彼女の友人の言葉。
「旅は、いつもちょっと面倒くさいことでも、そのときつらくても、がんばっていろいろ行っておくと、その旅がいくらひどくても、あとの思い出はもっとものすごくすばらしくなる」
この言葉はしみた~。

でも、まぁ、いろんなことを本気で考えていて、自分の尺度で解釈して、そしてそれを自分の言葉で表現している。少しそれが不器用な感じもして、彼女の人となりが良く分かるエッセイでした。
そういう意味では、彼女の人生の一部を垣間見させてもらっているんだから、そりゃエネルギーも使うか。人生とはそういうものか。