めざましテレビで「広人苑Ⅱ」と言うコーナーがあります。そこでリリーさんを紹介していて興味を持った本です。早速購入。
不思議でおもしろい。
この本は、リリーさんのお母さん(オカン)とお父さん(オトン)とそれを取り巻く自分の人間関係や風景を綴ったものです。
オカンが69才の歳に癌でなくなり、ずっとその死をどこかで嘘のように感じていて、自分とオカンの生活を見つめなおす。書き綴ることによって、そして書き上げたことによって、オカンへの弔いが終わった、と自分に言い聞かせている本でした。
幼少時代の話を読んでいると、なんだか自分の幼少時代も一緒に思い出してきます。私も色々と面白い幼少時代を歩いてきたので、自分の母親と重なったり、思い出したりしていちいちタイムスリップしてました。
現実だったり、思想だったり、それを行ったりきたりする話。
そして、普通に考えたら「それは幸せなのか?」って聞きたくなるような話にも一切不幸そうな陰はない。
人の幸せ、不幸せって、その人がどう感じるかなんだよな。って改めて思う瞬間。
愛情があれば、オトンがふらふらしてようが、いないようなもんだろうが幸せに感じる。
そう、ずっとずっと「幸せだったよ」って語りかけている本だから全然悲しくないしむしろ一緒に笑ってしまう。
そんな本でした。
装丁は「田舎のおばちゃんが大切そうに取って置きそうな紙包みを思わせる綺麗な装丁」。
扉を開けて映っている風景はリリーさんが本当に東京タワーに登ったときに撮った写真。
そして題字である「東京タワー~オカンと、ボクと、時々オトン~」はいつも芸術的な文字を書くオトンが書いた。
そんな愛情いっぱいの1冊。
最近、母孝行してないなぁ。
不思議でおもしろい。
この本は、リリーさんのお母さん(オカン)とお父さん(オトン)とそれを取り巻く自分の人間関係や風景を綴ったものです。
オカンが69才の歳に癌でなくなり、ずっとその死をどこかで嘘のように感じていて、自分とオカンの生活を見つめなおす。書き綴ることによって、そして書き上げたことによって、オカンへの弔いが終わった、と自分に言い聞かせている本でした。
幼少時代の話を読んでいると、なんだか自分の幼少時代も一緒に思い出してきます。私も色々と面白い幼少時代を歩いてきたので、自分の母親と重なったり、思い出したりしていちいちタイムスリップしてました。
現実だったり、思想だったり、それを行ったりきたりする話。
そして、普通に考えたら「それは幸せなのか?」って聞きたくなるような話にも一切不幸そうな陰はない。
人の幸せ、不幸せって、その人がどう感じるかなんだよな。って改めて思う瞬間。
愛情があれば、オトンがふらふらしてようが、いないようなもんだろうが幸せに感じる。
そう、ずっとずっと「幸せだったよ」って語りかけている本だから全然悲しくないしむしろ一緒に笑ってしまう。
そんな本でした。
装丁は「田舎のおばちゃんが大切そうに取って置きそうな紙包みを思わせる綺麗な装丁」。
扉を開けて映っている風景はリリーさんが本当に東京タワーに登ったときに撮った写真。
そして題字である「東京タワー~オカンと、ボクと、時々オトン~」はいつも芸術的な文字を書くオトンが書いた。
そんな愛情いっぱいの1冊。
最近、母孝行してないなぁ。