東京FM系で毎週日曜朝10時から、小川洋子さんが語る、「パナソニック・メロディアスライブラリー」という番組がある。
今日は「父の日」という事で 椎名誠の「岳物語」であった。
私は椎名さんのファン、特にエッセイ風なものが大好き。週刊文春を読むときは「新宿赤マント」を必ずチェック。本人の講演も2回行った
で、「岳物語」(1985年) は椎名さんの初めての私小説で、腕白岳少年と、おとうの話だ。今ではちょっと出来ないようなおおらかな日々。よく売れて、確か教科書にも使われていた。
これは我が家の息子の部屋(今は猫の寝床) の本棚に、唯一置いてあったハードカバーの本。「岳物語」と「続・岳物語」をいっしょにしたやつで、中学ぐらいの時に「読めば」と私が買ったのを置いていた。
「岳」本人のあとがきもある。昔、この本が大嫌いだったのだそうだ。「いつもさわやかで優しい、元気はつらつの岳少年」にとらわれざるをえなかったからだ。
その岳少年も今やパパである。お元気なんでしょうか??
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うちの子供がこの本を全部読んだか知らないが、私立高校の受験の国語の問題に出たと言っていたような気がする。 しかし、彼はその国語の解答用紙に自分の名前を書き忘れたとも言っていた・・・
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今晩の楽しみは「おしゃれイズム」のJOY一家~
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