人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

  日々の生活で思った事を記す
  

蔡温 【1】

2020年07月20日 00時00分51秒 | 日記

  蔡温とは琉球国の政治家・学者、1728~1752年まで25年間

世あすたべ(三司官)の地位にあった、その間多大な業績を残し

また、多くの著書を残し後世の施政に強い影響を及ぼした人物

 

蔡温は1682年、蔡氏多伯家十世・父蔡鐸と母真呉瑞との間に

次男(正室の長男)として誕生した、わらびなー(童名)は蒲戸

 

ウチナナー名乗りは(沖縄名)具志頭親方文若

蔡温は、からなー(唐名)である

 

父蔡鐸は、クニンダ(久米村)の

最高責任者省総理唐栄司の地位にあった

側室眞多満との間に長男蔡淵・わらびなー次良がいた

蔡温は4人兄妹の次男である

 

蔡温は三司官になる以前から王府の要職に在りその才能を発揮し

清国とのトゥージ(通訳)、国王の国師などの役職を務め

また漢文の訓話師や講解師などの職にあった

 

羽地朝秀が古琉球から近世琉球へと

改革の道を開いた路線を受け継ぎ

 

王府の自給自立の強化、国民・官使の意識、ものの考え方の改革

国の倫理的支柱に儒教を置き儒教道徳の浸透を図った

 

経済的には、農業・林業の改革を行い

古琉球から脱し近世琉球へと際温は確立へと導いた

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 羽地朝秀【5】 | トップ | 蔡温 【2】 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます (けんすけ)
2020-07-21 21:00:45
私とダブる読者様達が多くて思わず読者登録させて頂きました
なんの知識もない馬鹿野郎ですがよろしくお願い致します
返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事