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古宇利島の祭&祀【4】

2019年02月25日 00時00分31秒 | 日記

 ウンジャミ <1>

ウンジャミ(海神祭)は、沖縄本島中部から

北部、奄美諸島において行われている祭祀である

 

この祭祀は、五百年以上前から続いている

伝統神事で、豊魚、豊作、航海安全を祈願する祭祀である

 

ウンジャミは、ウンガン(海神)・ウンガンミオリメ(海神折目)とも言われ

沖縄北部では、シヌグ祭と隔年に行う地域もある

 

ウンジャミを女の祭、シヌグを男の祭といわれ

またシヌグをウフ(大)シヌグ、ウンジャミをシヌググワー(小)と

規模によって言い方を分けている

 

シヌグは男中心の祓いの神事であり

ウンジャミは地域によって多少の差異はあるが

 

ノロ(神女)を中心に神人(女)と

海の彼方(ニライ カナイ)から神を迎え

豊漁と航海安全、村の繁栄など祈願をする祭祀である

 

儀式後は、御願ハーりーが行われ

ウンジャミ祭の一番の賑わいである

 

古宇利島でも旧暦のお盆最後の亥の日に

ウンジャミ祭が行われる

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古宇利島の祭&祀【3】

2019年02月20日 00時04分13秒 | 日記

  古宇利島は神の島、信仰に島として昔から

祭祀が大切に守られ年中行事として生活の中で行われている

 

島にはナナムイ(七杜)、ナナタキ(七嶽)が存在する

ハマンシヌ御嶽、ナカムイ御嶽、マイジヌ御嶽、マーハグチヌ御嶽

ソウヌ御嶽、ブトゥキヌメーヌ御嶽、トゥンガヌ御嶽で

 

これらの御嶽(拝所)は聖地として崇め

地元の人達によって守られている

 

この御嶽で、一年を通して行われる神事、祭祀は

ノロ(神女)、御嶽に属する一門から選ばれた神人によって執り行われる

 

古宇利島の祭祀職は、ノロ(1名)、ウチ神・根神(1名)

海シル神(1名)、フンシ神(1名)、シル神・クニマーイ神(9名)

ヌミトゥイ神(13名)、タムトゥ神・ミチチマーイ(1名)などで

組織されて現在も継承され守られている

 

また、ウイヌアサギ・ヒチャヌアサギと言われる神アサギがある

これらの拝所で神々を迎えて、

ウンジャミやサーザーザウェ・シヌグなどの祭祀が行われる

 

沖縄の他の地域と比べて祭祀が濃厚に残り

各種の祭祀、年中行事が行われ、

 

そして保存されており

神の島として神事・祭祀が色彩豊かに行われている

 

古宇利島は神々に囲まれ、守られた島、ムラである

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古宇利島の祭&祀【2】

2019年02月15日 00時00分33秒 | 日記

  くいじま(恋島)→くぅーりじま(古宇利島)へと

恋島が古宇利島の語源となったと言われる

 

島の北側にティーヌ浜に

ハートロックと呼ばれているハート型の岩がある

 

人気グループ嵐が出ているJALのCMで撮影された

ロケー地として有名になった場所である

 

このCMが放映され全国から多くの

カップルが訪れるクィジマ(恋島)、クィジマは恋愛の成就

恋の聖地として全国的に知られるようになった

 

古宇利島周辺の海の透明さは、沖縄の中でもトップクラス

オーシャンタワー(82m)から観る

大橋や海を望むパノラマが絶景で

 

夜に成ると満天の星空が観賞でき

これは自然が創りだす芸術品です

 

島には、トケイ浜、ティーヌ浜、ソゥヌ浜、イヌグ浜

古宇利ビーチなどで、水泳、シュノーケリングで

色鮮やかな熱帯魚や珊瑚を観ることができる

 

神の島、恋の島と言われる

パワースポットがあるクィジマで

 

究極の癒しを体験できます

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古宇利島の祭&祀【1】

2019年02月10日 00時00分37秒 | 日記

  古宇利島(クゥーリジマ)は、今帰仁村の19字の一つで

唯一離島の島で、隆起珊瑚礁の、ほぼ円形の小島である

 

周囲7.9㎞、面積3.17k㎡、人口367人所帯数224

(H30年11月30日)

 

車で10分程度一周でき、今帰仁運天ムラより、1.5㎞にある

運天港との間に船が運航し往来していた

 

2005年2月8日に古宇利大橋(1960m)が開通

2010年12月18日にワルミ大橋(315m)が開通して

今では車で行き来できるようになり、とても便利になっている

 

島の北側に、ティヌ浜に

ハートロックと呼ばれているハート型の岩がある

 

人気グループ嵐が、JALのCMのため撮影され

このCMが全国に流され有名になった場所である

 

古宇利島は昔から、クイジマ(恋島)と言われ

恋愛の成就・恋の聖地として

JALのCM後全国から観光客が訪れる「クィジマ」となっている

 

古宇利島は、神の島、信仰の島で

神アサギ、御嶽(拝所)が多数存在している

 

タキヌウガン、ウンジャミ、サーザウェー、シヌグなどの祭祀は

御嶽に仕える、ノロ「(神女)と神人が執り行う

 

また島には、人類誕生伝説がある

キリスト教の聖書にある、アダムとエバの人類創始、マナ物語に酷似した

沖縄の祖先と成った誕生ストーリ伝承である

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クージヌシーミー

2019年02月05日 00時00分46秒 | 日記

  伊是名のクージヌシーミー(公事清明蔡)

 

沖縄に、シーミー(清明蔡)と言う伝統行事がある

旧正月・旧盆・シーミーは先祖を供養する三代行事の一つである

 

シーミーは門中(一族)のシーミーと各家庭のシーミーがあり

現在でも大切に守られ盛んに行われている

 

シーミーは、1768年頃琉球王家が

先祖供養のため首里玉陵(たまうどぅん)で行われていた

この行事をクージヌシーミーと言った

 

その後士族、一般の民衆にも広まり

シーミーは沖縄全島において行われるようになった

 

伊是名城跡に尚円王の両親、兄弟、姉妹、親族が葬られている

伊是名玉陵(たまうどぅん)と言う墓陵がある

 

1870年に首里王府は、伊江王子を代表に

伊是名島に派遣し首里王府で行われていた

 

シーミー祭祀と同様に、伊是名玉陵でシーミー祭が行われた

これが伊是名のクージヌシーミーの始まりとされている

 

現在でもクージヌシーミー祭は行われ

その後に門中(一族)、各家庭のシーミーが行われる

 

クージヌシーミーは伊是名だけで行われていたが

四十年ぶりに、首里玉陵で第二十三代当主尚衞(まもる)氏が

一族と来賓が参加し琉球王朝時代の

シーミー祭を2018年6月4日に行われた

 

これは伊是名で行われている、クージヌシーミー祭の

マニアルを元に再現し行われたのである

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伊是名島の祭&祀【5】

2019年02月01日 00時04分46秒 | 日記

  伊是名島で生まれ育った、金丸は

沖縄本島に渡り幾多の苦難の後

国王の地位まで上り詰め、尚円と名乗った

 

伊平屋島・伊是名島を尚円王の

生誕地として王府の直轄領となった

 

伊是名には現在、四殿内と言う金丸の親族がいる

銘刈家・名嘉家・伊礼家・玉城家である

王府はこれらの親族を優遇し恩典を与えている

 

叔父(父の弟)の地頭職を与え銘刈家が代々地頭職を継承する

 

姉、真世仁金に、初代阿母加那志(あむがなし)職を与え

これは高級神女である、三十三君の一人である

嫁ぎ先である、名嘉家の女性がこの職を継承していく

 

叔母には阿母(あむ)職を与えた、叔母が亡くなった後は

二人の娘が阿母の職を継ぐことになる

 

姉がフェー(南)の阿母になり

この職を玉城家の女性が継承する

 

ニシ(北)の阿母職は妹がなり

伊礼家の女性が代々継承された

 

銘刈家に首里王府から多くの品々が送られている

こうした拝領品は歴史的にも芸術的にも価値の高い

古文書、美術工芸品で貴重な文化財である

 

後に伊是名村寄贈され現在展示されて

見ることが出来る

 

阿母加那志(名嘉家)と阿母(玉城家・伊礼家)には

王府から祭祀用具の曲玉・金の簪・祭祀衣装など

 

また祭祀・神事の時に使われた籠(かご)も贈られている

この籠に乗って祭祀、公事清明蔡、神事の時に出掛けた

 

これらの貴重な品々は村の有形文化財に指定されている

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