とことん青春!

愛は憎しみより高く、理解は怒りより高く、平和は戦争より気高い。

地獄少女 二籠 DVD 箱ノ四

2007-08-02 00:03:02 | 地獄少女

あいが刀(一目連)を手に持っている・・・
そして、血染めの一目連の姿。
今回の三方背BOXも良い感じですな。

でも、個人的には最終巻の髪を掻きあげるあいのカットがイイ(。△。)!!
エロイ、エロイよ、閻魔あい☆
以下、特典。

【1】
憂鬱かるた「地獄あわせ」

えい遠の別れが訪れる

あいの死に際のカットが物悲しいですな。
あれはあれで彼女にとっては救いのある終わり方だったのでしょうけど。

【2】
特製ブックレット(31P)

内容は・・・
・各話解説
・4コマ
・最終話『あいぞめ』シナリオ

今回の4コマはなかなかに面白かった。
特に『骨女とあいの出会い』は爆笑。

あなたのそのぜいにく(無駄巨乳)もいつか役に立つかもしれないわ
そうだね 貧乳一人じゃ華が無いもんね…

流石です。
永遠氏は地獄少女のツボをよく分かってらっしゃる☆
あいの死後、打ち上げではしゃぐ三藁の姿も爆笑ものでしたw

そして、製作者側の各話解説。

≪第19話『湯けむり地獄、旅の宿』≫
・裸祭りのサービス回
・あいの裸は落葉や岩で上手く隠れるようにしたが、これだけ乳&尻が丸出しではわたなべひろし氏は喜ばないとの事
・あいが一人で夜道を歩いて良いか?等、時代考証でいささか揉めた

≪第20話『乙女のアルバム』≫
・阿部氏のリクエストでやや極端な演出だったが女の友情を描いた
・サイクリング一目連を描くのが一番大変だった
・一目連の配慮の無さは彼らしくて良かったとの事

≪第21話『紙風船ふわり』≫
・金巻氏が第16話の広真紀氏の脚本をいい感じでまとめてくれた回
・登場人物の考えている事とやっている芝居が逆のパターンが多い地獄少女の特徴を最も上手く表現できた回
・登場人物の重層的な感情表現を声優陣が上手く表現した回

≪第22話『憧憬』≫
・せりを拓真に抱きつかせすぎた
・視聴者は第14話がここに繋がっているとは考えられなかっただろうとほくそ笑んでいたとの事
・最終回の結末は第14話放映時点で決まっていた

≪第23話『不信』≫
・蛍登場はせりが消えてすぐの事だったので正に真紀マジック
・蛍をあいの家に連れて行くという脚本も広真紀氏のアイデア
・拓真をあいと同じ状況に据えるためにみんなで包囲網を狭めていったとの事

≪第24話『連鎖』≫
・柴田は交通事故で死ぬという設定だったが、視聴者の想像を掻き立てるために敢えて後ろ向きのカットにしたとの事
・つぐみはあいと同じ年齢(13歳)設定だが深い意味は無い
・わたなべひろし氏は成長したつぐみの登場を心待ちにしていた

≪第25話『彷徨』≫
・苦労したのは時間の設定で、蛍が地獄通信にアクセスする時間を調整するのが大変だった
・監督のアフレコ演出が上手く機能した回

≪最終回『あいぞめ』≫
・わたなべひろし氏はきくりの正体判明時にきくりの首がもげて歩き出す事を熱望していた
・きくりの涙は心の隅に隠していた感情の吐露を表現した
・欲を言えば、狂気の住民達はもう一度、素の状態に戻して、「地獄通信の存在意義」を表現したかった
・三藁のラストは必殺シリーズのラストを意識した
・あいが初めて笑うシーンが自分の殴り殺されるシーンである事にグッときた
・切ないが希望につながる話を描けたとの事
・次の地獄少女があるのかどうかは運次第だが、三藁はいつか新しい主のもとに集う日が来るという事を暗示した最後にした

いやぁ、製作者側としては、やはりあいのラストは救いのある終わり方だったと感じているようですね。
表面だけ見ると、主人公が撲殺されるという最悪の結末ですが、本質的には“救い”を描いていますからねぇ。
それが地獄少女の持ち味ですよね。

ちなみに、特別DVDに製作者側の裏話がありましたが、やはり続編の事で話題が持ち切りでしたねぇ。
阿部Pは、チャンスがあれば続編も製作したいと語っております。
二籠も深夜では異例の最高視聴率4.9%をマークしているので、DVDの売上さえ付いてくれば続編も夢では無いでしょうね。
何せ、ドラマ・ゲーム・小説と他メディアにも展開している訳ですから。
続編のタイトルは『地獄少女三つ巴』が良いかも、と言っておりましたが、三期作という意味も込めてでしょうか(笑)。

とにもかくにも、これで地獄少女も一段落つきますね。
当ブログでは引き続きネタがあれば記事更新していく所存ではあります。
しかし、私としては全箱購入特典の憂鬱えほん(語り:能登麻美子)が楽しみで仕方ありません。
地獄少女は永久に不滅なり☆