とめちゃん's 本ログ

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「学び」の構造

2012年05月15日 | Workshop
「学び」の構造
eラーニング&前回の講義で話題になった?「根源的能動性」について、実習の後、なぜ佐伯先生が主張するのか分からなくなったので斜め読みした第1弾。

本の中で、一番気に入ったところは、
「わかって」いくのは、あくまで学習者自身である。われわれはそこで、学習者の大脳の長期記憶、意味論的記憶の中に、ペンチとハンダゴテを持っていき、あっちこっちの概念のむすびつきを切りはなしたり、ハンダづけできるわけではない。というくだりです。佐伯先生が、ハンダゴテ持っている姿を想像する...ことができて良かった?です。

以下、まとめ■
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何とかして、自分の心の一貫性を、他の人々と「わかちあいたい」と願うものではないだろうか?「わかちあい」へむかう心があるからこそ、わたしどもは子どもに「教えないではいられない」のであり、人と「話し合わないではいられない」のである
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学び続けていく6段階
第1段階:言われた通りのことを全くの受動的に「丸暗記」するレベル
第2段階:選択的に行われる学び
第3段階:目標が固定していない。知的好奇心の芽が出てくるが、目標は外から採り入れられる
第4段階:「確かめ」のプロセスが、単に「自分なりに納得がいく」だけでなく、他人の目(別の視点)から見ても当然だと思えることを吸収していく
第5段階:「疑問」を自分の中で何か「新しい一貫性」を生みだすことによって、何らかの形で「解消」しようと努める
第6段階:あらゆる可能な他人の目を次々と自分で「想定」できるようになる。自分自身の中からも、新しい視点を生み出し、現存する視点との矛盾をこえうる「新しい一貫性」をつくりだす。
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学びにおける問い
(1)前提を問う (2)アタリマエを問う (3)意味を問う (4)関連を問う (5)役割を問う
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