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「区長へのメール」に回答を受信しましたが、納得がいかないので「所感」を郵送しました

2022年07月23日 | 野村不動産とS邸と区道のバリアフリー問題

世田谷区長保坂展人殿
2022年7月23日
世田谷区千歳台  長谷川順一
下記文書をメールで受信しましたが、納得がいかないので所感を述べさせて頂きます。

世田谷区が段差を解消するために歩道の南端を改修したとしても、分譲マンションの「駐輪場出入口」の傾斜は「プラウド千歳烏山アベニュー管理組合」の改修費用負担が生じますので実現不可能だと思考します。
今回の事案を教訓とし、公有地や私有地に関わらずにバリアーフリーの街づくり・道づくりの為に邁進して頂くよう要望します。
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令和4年7月15日
長谷川 順一 様
世田谷区烏山総合支所街づくり課長 高野 明
日頃から、世田谷区政にご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
「区長へのメール」は、区長が内容を確認し、ご意見への回答については担当所管よりお送りさせていただいております。
長谷川様のブログ記事を確認させて頂き、庁内関係所管と情報共有いたしました。ご指摘の自動車学校前の区道とマンション敷地の間の区域は住宅の建築敷地であり、ユニバーサルデザイン推進条例に基づく指導や要請の対象となりませんが、ユニバーサルデザイン、街づくりの観点から、関係所管課と連携して、隣接する歩行空間との連続性の確保にご協力頂けるよう地権者様にお願いしてまいりました。その結果、可能な範囲でのご協力を頂いたところです。
また、架線の無い電柱の除却の問題もありましたが、烏山土木管理事務所と連携し、時機を逸することの無いよう、速やかに企業者協議を進め、除却しました。
区としましては、地権者様のご理解、ご協力と庁内連携により、一定の歩行者空間の確保が実現したと認識しております。引き続き、庁内連携のもと取り組んでまいります。
何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
【問い合わせ先】烏山総合支所街づくり課 金子・猪野
電話03-3326-9618
お願い:セキュリティ確保のため、このメールアドレスへの返信はお受けしておりません。区政へのご意見・ご要望は、区ホームページの「区長へのメール(区政へのご意見)」よりお寄せください。https://www.city.setagaya.lg.jp/inquiry/mailform999991.html
区長へのメール(区政へのご意見)担当:広報広聴課
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①「架線の無い電柱の除却の問題」についてであります。
散歩の途中、偶々現場で東京電力世田谷支社の社員二人が、当該の電柱の位置を測量し、写真撮影をしているのを見かけました。「世田谷区長に電柱撤去の陳情をした者ですが。」と声をかけました。社員は「支社管内には何万本もの電柱がありますので、今回のように陳情して頂けると助かります。」と言っていました。
世田谷区道上に「架線の無い電柱」を現場から、僅か約350mの距離にある「烏山土木管理事務所」が見過ごしていた管理責任について回答すべきであると考えます。
②「ご指摘の自動車学校前の区道とマンション敷地の間の区域は住宅の建築敷地であり、ユニバーサルデザイン推進条例に基づく指導や要請の対象となりませんが、ユニバーサルデザイン、街づくりの観点から、関係所管課と連携して、隣接する歩行空間との連続性の確保にご協力頂けるよう地権者様にお願いしてまいりました。その結果、可能な範囲でのご協力を頂いたところです。」についてであります。
 「区道とマンション敷地」と「住宅の建築敷地」との 「歩行空間との連続性の確保」 を「可能な範囲でのご協力を頂いたところ」との記述があります。
しかしながら「区道とマンション敷地」と「住宅の建築敷地」とには数センチの段差があり、鉄柵は僅か1mしか開けてありません。しかも「マンション敷地」のポラードによって車いすは通行ができません。「東京都バリアフリー条例」によれば、1・4m以上開けなければならないことになっています。
③ 野村不動産(株)が、現場に「建築計画のお知らせ」看板を設置したのは2020年5月20日であり、区長宛てに公開歩道空地についての陳情書を提出したのが5月25日でありました。友人の高橋孝雄氏は、敷地東側の法面の盛り土は「都市計画法の形質変更の届け出違反」と指摘していましたが、法面の工事をした野村不動産(株)は、土地所有者のS氏が東側に自宅の建設計画を知っていた筈だと思考しています。
よって、S邸の建築基準法第43条路地状敷地が公道に接する部分と「歩行空間との連続性の確保」は、分譲マンションの外構工事との整合性を配慮した設計をすべきであり、分譲マンション北側の「駐輪場出入口」の傾斜角度も、S邸の建設会社である住友林業(株)と「歩行空間との連続性の確保」について、「バリアフリー法」に基づく綿密な協議がなされるべきであったと思考します
④S邸が公道に接する部分のレ型側溝が破損しているのは、S邸工事によるものと思っていましたが、「S邸が公道に接する部分」は、分譲マンションの工事車両出入口になっていたことが記憶にありましたので、野村不動産に改修工事をさせるべきであると思考します。
以下、資料と画像を添付します。

「建築計画のお知らせ」看板

現場に設置された「風景づくり条例」に基づく図面から作図

世田谷区「建築ガイド」5―12「世田谷区ユニバーサルデザイン推進条例等」より

東京都バリアフリー条例パンフレット(抜粋)

敷地北側と東側法面の画像

千歳通り側から見た「野村不動産分譲マンション鋼矢板と工事車両出入口」パース

(鋼矢板が撤去され迄、私道部分は分からなかった。)

工事車両が壊したと思われるレ型側溝の画像

世田谷区道と「S邸が公道に接する部分」画像

分譲マンションと「S邸が公道に接する部分」画像

分譲マンション「駐輪場出入口」画像

分譲マンションの「ポラード」画像

                                                                                             以上

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(了)

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