Loverで一番気がかりな曲から和訳します。

約5年前にtaylorが母親にクリスマスプレゼントした健康診断で、癌が発覚しました。
診断がされてからも頻度は少なくなりましたが、公の場に登場していたアンドレア。
今回は全くその姿がありませんね…
「もう普通には戻れない」という歌詞から察するに、おそらく安静を余儀なくされている状態なのではないでしょうか。
taylorは辛い学生時代でも母親の送迎タイムが大好きだったこと、
This Is Why We Can't Have Nice Things (reputation)でも母親は人生に起こったすべてを聞いてくれたという旨の歌詞がある通り「すべて」を母親に話していると何度も語っています。
母親はtaylorの親友であり、文字通り心の支えなのです…
リリース直前のyoutubeライブでこの曲は辛すぎて歌えない…と言っていたのが印象的でした。
歌わなくていいよ…とすら思ってしまうこの曲。
家族にとっては大切なことだからとアルバムに入れたようです。
●「聖なるオレンジのボトル」について。
私は言い回しで2パターン考えたのですが
・処方薬のボトル
日本ではPTPシートが一般的ですが、
アメリカでは処方箋を持っていくと薬がオレンジ色のボトルに入っています。
・点滴にオレンジのシートがかかっている状態
遮光が必要な薬剤にオレンジのシートをかけます。
いわゆる「副作用が強い」抗がん剤、経口で栄養が摂れない人に栄養を入れるときなど…に使います。
無機質な病院・薬局であのオレンジは確かにあまりにも明るい色です…
★
◆ Soon You'll Get Better 歌詞 ◆
それでは以下和訳です
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髪がコートのボタンに絡まっていた
診察室の灯りの中
怖いってあなたに言えなかった
それが初めて一緒に診察を受けた日
聖なるオレンジ色のボトル
毎晩あなたのために祈る
絶望の淵にある人々は何にすがるものよ
だから私も今イエスに祈るわ
そしてあなたに話しかけるの…
きっとすぐに良くなるわ
きっとすぐに良くなるはず
きっとすぐに良くなるわ
そうじゃなきゃだめなの
鏡を見れば
そんなこと思い違いだってわかる
あなたは優しい看護師が好き
あなたは悪い状況を受け入れて
最善の結果を残そうとする
私は現実に目を向けられないの
私が台所を蛍光色に塗ってあげる
私が空を明るくしてあげる
そんなことできないのはわかっているけど
毎日頑張ってみるわ
そしてあなたに話しかけるの…
きっとすぐに良くなるわ
きっとすぐに良くなるはず
きっとすぐに良くなるわ
そうじゃなきゃだめなの
自分中心なことは嫌いだけど
誰に話したらいいの?
あなたがいない世界で
私はどうしたらいいの?
もう決して普通には戻れない
何年も願い続けて
言い続けてきた
私はそうしなきゃだめだから…
きっと良くなるわ
きっとすぐに良くなるはず
きっとすぐに良くなるわ
きっとすぐに良くなるわ
きっとすぐに良くなるはず
きっとすぐに良くなるわ
そうじゃなきゃだめなの


