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お散歩猫のキキとヒゲおじさんの日常

ヒゲおじさんは元遊園地の園長で家庭料理人、今は新聞の料理コラムニスト、猫のキキと前橋な毎日と家庭料理をお届けします。

5連休の初日、普通の一日、白川から赤城山を見てました

2009-09-19 20:47:49 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf3616 朝、中川小学校の近くを通りかかったら、子どもたちの歓声と音楽が聞こえます。顔見知りの若いお父さんに挨拶されました。今日は、運動会なのですね。

Dscf3615 4年生のマスゲーム、すごく面白かったです。拍手いっぱいでした。

   

Dscf3617 庭先にシロバナマンジュシャゲがたくさん咲いているお家がありました。

  

昼間は、少しややこしいお仕事のお手伝いすませて、養田鮮魚店に行きました。

お魚がとっても少なかったです。

海が大荒れで、魚が来ないんですって、北海道と九州の魚が中心でした。

サワラを半身とサンマ二本もらいました。

家に戻って、サワラは味噌漬けに、サンマは酢漬けに加工しました。

  

Dscf3621 魚を片付けてから、運動のために富士見町時沢まで自転車を走らせました。

途中、赤城白川で、黄色のシャツの男の子が一人で遊んでいました。

Dscf3623 龍蔵寺町あたりから見た赤城山、このあたりから、坂道を一気に登って行きました。

   

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帰りはノンビリ、田口町に出て、黒猫さんにあったり、塀の上のすまし猫に挨拶したり、テレテレ帰って来ました。

Dscf3628 三中通りは夕暮れ近く、榛名山がすぐ近くに見えていました。

  

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家に戻るとキキが出迎えてくれました。

<これが届いたよ>

「なに、あれ、『金星』だ、あ、レイ子さんのお土産だな」

沢渡の温泉病院にリハビリにいっていたレイ子さんが戻ってきたんです。

<ちゃんと留守番してたんだから、かつお節…>

Dscf3631 キキは、カツオ節にありつきました。

  

Dscf3632 <今日から五連休だそうですが、キキとヒゲクマには関係のないことのようです。お出かけの皆さんは、じゅうぶんお気をつけて、楽しい休日をお過ごしください>

   

9月23日は『前橋子ども芸能座』ですのウェブページを新設しました。ご覧ください。   

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200806072 次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」は9月26日、朝日新聞群馬県版に掲載予定です。


ピンクのリンゴジャムの作り方、さつま芋のリンゴ煮の原稿…

2009-09-18 18:31:40 | ヒゲクマとキキの日記

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17日に、きみちゃんから、「09/13の日記ではおいしそうな紅玉りんごジャムできれいな赤色が出ていますが、レシピ教えて頂けないでしょうか」って投稿をいただきました。リクエストにお答えします。

材料 紅玉3個(1個約200g、芯と皮を取り除くと、3個で約500gです)

    砂糖250g(使うリンゴの目方の約1/2を基本にしています)

    水300cc(リンゴ1個当り100ccを目途に、リンゴが大きければ増やします)

Dscf3597 リンゴは四割りして芯を取り、薄く皮をむき、厚さ5ミリ程度に刻みます。皮は捨てずにそのまま。

Dscf3598 鍋に水300ccを入れ、刻んだリンゴとむいた皮を入れて煮立つまでは強火、煮立ったら中火で10分ほど煮ます。水がなくなりそうになったら、適宜加えます。

Dscf3601 煮ていると、皮の赤い色が水に溶け出して、リンゴの果肉を染めてゆきます。10分煮るとこのぐらいの感じになります。

Dscf3602 10分ほど煮て、水がほとんどなくなったところで、火を止め、箸でリンゴの皮を鍋からつまみ出します。少し手間ですが、ちゃんとつまみ出します。皮は、色あせてます。

  

Dscf3600 キキが見物に来ました。<なんだ、かつお節使わないお料理してるんだ…>、つまんないらしく、すぐに行ってしまいました。

  

Dscf3603 砂糖を加えて、今度は、ヘラで混ぜながら中火で煮ます。

Dscf3604_2 5~6分、混ぜながら煮詰めてゆくとこんな感じになります。色むらがあっても、冷める間に均質な色になります。硬さはお好みですが、ヒゲクマは柔らかめに仕上げます。パンにつけて食べるのではなくて、ほとんどヨーグルトでいただくからです。

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はい、きみちゃんに褒めていただいた、きれいな赤色のリンゴジャムの出来上がりです。

紅玉以外のリンゴで作るときは、レモン果汁で酸味をつけてください。

  

今日は、来週の「ヒゲおじさん厨房に入る」の原稿を仕上げました。

テーマは、さつま芋のリンゴ煮なのですが、最後まで砂糖やバターをを使ったものにするか、使わないものにするか、迷い続けました。

いろんな皆さんに試食していただいて、ご意見をいただいたのですが…

  

迷っているところへ、まりなママから投稿をいただきました。

砂糖なしの方だったんですけど、すごく甘く感じましたよ!!娘が、おばあちゃんに「砂糖使ってないから一緒に食べよ」(食事療法の為)と言って食べてました^^

これで決心、砂糖もバターも使わないさつま芋のリンゴ煮を紹介することにしました。

まりなちゃん、ありがとう。おかげで、夕方には原稿を朝日新聞に送ることができました。

いろいろ協力していただいた皆さん、本当にありがとうございました。

  

Dscf3610夕方、八展通りの「ひろ子」に顔出したんですが、昨日の飲み過ぎがたたっていて、ビール1本で帰ってきちゃいました。他のお客さまのご健闘を祈ります。

  

そうそう、先輩のIさんから「佐藤のブログ見て、明日、中之条ビエンナーレ見に行くことにしたよ」って電話もらいました。

中之条ビエンナーレは、9月23日までで終わってしまいます。ご覧になる方はお急ぎください。

   

9月23日は『前橋子ども芸能座』ですのウェブページを新設しました。ご覧ください。   

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さつま芋の試作で一日が過ぎて

2009-09-18 07:54:51 | ヒゲクマとキキの日記

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朝起きてきたら、キキはもう猫窓で外を見張っています。

「おはようさん」

<………>、集中してます。

  

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昨日は、中央通の八百駒で、紅玉とさつま芋をたくさん買いました。

たくさん買ったって言っても、これで1500円ほどです。

  

Dscf3575 これは、お昼にユキ子さんに揚げてあげたさつま芋の葉っぱのてんぷらです。「ハートの形していて、可愛いね」、形体で評価されちゃいました。

同じものを、夜に「ひろ子」にお届けしました。とりあえず、笛吹きさんが食べてました。

  

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さつま芋とリンゴの煮物を作りました。

左側は、ナチュラルスイート、調味料を使わないで煮ています。

右側は、マーガリンと砂糖を使って煮ています。

さて、まずは、呑龍仲店の「ヤギカフェ」のおふたりに試食してもらいました。

意見は、割れました。

あとは、朝日新聞前橋総局の皆さんにお届けして、試食してもらいました。

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今言えることは、左は砂糖なし、右のは砂糖大サジ4杯、でも、それだけの甘さの差を感じないのが不思議なのです。

お砂糖を入れれば甘くなるってことはないみたい、これは、好みの問題なのですが…

  

実は、ヒゲクマはさつま芋が大の苦手なんです。

自分で食べても、全く美味しいと思えないので、他人に食べてもらっています。

私の周りには、芋好きが多いので助かっています。

  

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細路地のまち下仁田、鏑川、一番の餃子、南蛇井から神農原…

2009-09-17 07:46:53 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf3424 <すみません、昨日のヒゲクマ、帰ってきて焼きうどんつくって食べてから、私と遊んでいたら寝ちゃいました。それで、ブログのアップが今朝になってしまって、急がせますのでよろしく…>

  

Dscf3459 高崎駅の一番線、上新電鉄の下仁田行きです。「蒟蒻畑」の広告入りのど派手な電車に乗りました。下仁田まで片道1,080円でした。

Dscf3463_2 車窓には、色付いた田んぼと里山の風景が続きます。前橋辺りとうんと違う風景です。

  

Dscf3467 下仁田駅は終点、降りて西に向うと中央通に入ります。蒟蒻会席で名高い料理旅館「常盤館」の脇から始まる路地は、いろんなお店が並んでいます。左手は喫茶店の「ロイヤル」、その先はお肉屋さんです。

Dscf3469 右手は「日昇軒」という洋食屋さんだったと思います。ズンズン行って、蝋山酒店前を過ぎて、広い道を一本渡ります。

Dscf3487 本屋さんの前を通って、突き当りが下仁田の村社「諏訪神社」です。10月の10日11日が秋の例大祭、立派な山車が出ます。

  

Dscf3484 諏訪神社の並びにある「常称寺」、7~8年前の2月のはじめ、今日と同じようにぶらっとこの地に来たら知り合いにつかまりました。「豆まき付き合ってきない」、この寺で開かれていた節分会で豆まきをさせてもらいました。あの時は、境内が人で埋まってました。

Dscf3481 常称寺の先の坂道を下るとすぐに鏑川に出ます。下仁田の鏑川には、古い人工の取水施設の跡がたくさんあります。蒟蒻の製粉に使う動力が水車だったからです。

Dscf3479_2 取水施設跡の下流は、渓谷の趣です。勢いよく岩を割く流れを見ていました。石ころ投げて遊んでました。

  

Dscf3489 おなかが空いたので、お昼にしました。餃子でビールです。「別に修行したわけじゃないんだけど、見よう見まねでね、45年やってきちゃった」笑顔のおかみさんの名物餃子です。

Dscf3472 中央通の一本北の細路地にある「大衆食堂 一番」です。タンメンと餃子が売りです。下仁田にぶらっと来たときいつも寄る店です。

「お客さんは前橋かい、前橋は風が強くてやだね、セガレが群大に入ったんで、荒牧って言ったっけ、行って見たらさ、風が強くて寒くて、やだったいね」

「じゃあ、息子さんは先生してるの?」

「いいや、勤め人、だから跡継ぎないの、やれるとこまでやってさ…」

「一番」の餃子は、お客さんの注文を受けてから、皮をのばして、餡を包んで、焼き上げます。

手際のよい餃子作りが目の前に見られるのが楽しみなんです。

  

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ビールの酔いが少し廻ったところで、下仁田の町の細路地を巡ります。本当、細い路地がいっぱいのまちです。

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「人がいなくなっちゃってさ、商売もヤットコ、だめだいね」、一番のおかみさんの嘆きです。

「でもさ、寂しくなったら、みんなで肩寄せ合って、助けあいながら、ヤットコなりに生きてくことが大事なんじゃないかな…」、ヒゲクマの精一杯の答えです。

Dscf3499 細路地を抜けて見通しのよい道に出ると、山がすごくきれいでした。

Dscf3515 鏑川と南牧川の合流点にある「青岩」です。本当、青色をしている大きな岩です。

Dscf3493 この辺りの鏑川、もうじき、川面が見えなくなるほどの落葉に覆われます。すごくきれいです。また見に来ます。

  

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下仁田駅近く、レンガ蔵見て、建材屋さんの店先覗いて、上信運輸の社屋を眺めて、また、「蒟蒻畑」のど派手な電車に乗りました。

でも、なんか物足りないのです。

そうだ、あんなに裏路地歩いたのに、猫に会わなかった!

  

Dscf3535 下仁田駅から二つ目、南蛇井駅で途中下車です。「南蛇井」は「なんじゃい」と読みます。ここから隣駅の神農原駅まで歩くことにしました。「神農原」は「かのはら」と読みます。

Dscf3537 まずは、美しい田んぼ道を歩きました。

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南を見ると稲含(いなふくみ)山、北には神成(かんなり)山です。稲含山、子どもたちが小さかった頃、一緒に登った山なんです。

Dscf3551_2 これはアワだと思います。見通しのよい田んぼ道、大好きなんですが、途中下車の目的は「猫」、田んぼ道では猫に会えません。急いで集落の道に紛れ込みます。

Dscf3544 早速大発見、「ネコ 飛び出し注意」の看板です。しばらく待ってみたのですが、猫は飛び出してきませんでした。

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  遂に、庭先に、猫発見です。でも、左側の犬が、突然大声で吠えかかって来ました。

「どうしました!」、お家の中から男の人が飛び出してきました。

「猫の写真撮らせてもらっていたら…」、訳を話してお許しをいただきました。

『不審者(車)見たらメモして通報110番 富岡警察署』の張り紙があっちこっちにありました。

Dscf3553 「神成」という集落には、こんなきれいな川が流れていました。「カワセミがいるんだよ」すれ違ったおばあちゃんが教えてくれました。

Dscf3556 ルシアンブルー風の黒灰色の猫が、家に入れなくて玄関先で困っていました。

Dscf3558 柿の実がみごとに色付いていました。

Dscf3561 若い猫に会いました。姿のとってもよい猫でした。

Dscf3563 栗の実が今にもイガから飛び出しそうでした。

  

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猫に会えて、たどり着いた神農原駅、夕暮れ近くになっていました。

  

前橋に戻って、きさくで晩酌、「山猫館書房」の俳句作家、水野真由美さんに会いました。

  

Dscf3570 家に戻って、さつま芋の葉っぱいっぱい入れた焼きうどん。

たくさん歩いたんで疲れた、下仁田でした…

  

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前橋二中がなくなる、さつま芋の葉っぱは美味しい、キキの散歩…

2009-09-15 18:47:05 | ヒゲクマとキキの日記

Dscf3430 今日は15日、広報物の配布と回覧の日です。

<この一番上のは、何なの、細かい字ばっかだけど>、キキが覗きに来ました。

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「それはね、第二中学と第四中学の合併を基本的に容認するという報告書なんだ」

<ダレの報告書なの?>

「二中地区の地元民の代表者で作った第二中学校適正規模地区委員会が、この間一生懸命検討してきたんだよ。住民全員を対称とした意向調査をしたり、いろいろしてね…」

<二中はなくなっちゃうの?>

「うん、地域の子どもたちが少なくなって、部活動も十分にできない小規模な学校になってしまったから、四中と一緒になって出直すことになるんだよ」

自分たちの母校を、自分たちの手でおしまいにする辛い作業を重ねてきた委員会の皆さん、本当にご苦労さんでした。

  

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朝飯に、芋がらの甘酢漬けを食べました。八つ頭の葉柄です。

とても美味しかったです。

それで思い出したのですが、さつま芋の葉っぱをまだ食べていないことです。

  

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早速、東上野町に出かけて見ました。

もう、キャベツの植え付けがすんでいました。

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農家の菜園には、どこんちでもさつま芋を植えています。

でも、菜園に人の姿がないので、なかなか分けてもらえません。

ヤットコ、おじさんが作業をしている菜園を見つけて声をかけました。

「さつま芋の葉っぱをとらせてください」

「何にするんだい」

「はい、食べます」

「こんなもん食うのかい、食えるんかい」

「はい、それなりに美味しいのです」

珍妙な問答の末に、100本ばかりの芋の葉を取らせてもらいました。

  

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もらったさつま芋の葉、まずはゆでて、細かく切って叩いて、削り節とあわせたおひたしです。

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てんぷらにもなります。ユキノシタの葉のてんぷらに似た感じ、とても美味です。

さつま芋の葉は、中国では地瓜菜とか番薯葉とかいう名で、立派な野菜として売られているんだそうです。

私が、この葉っぱを食べることになったのは、前橋るなぱあくでフィリピン人のお母さんに食べられることを教えられてからです。

  

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夜は、オイスターソース味の唐辛子炒め、牛肉、赤ピーマン、ネギと一緒に炒めました。

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はい、とても美味しくいただけました。やっぱ、中華料理風にしたほうがよいのかな…

とにかく、さつま芋の葉っぱはとても美味しいのです。

それに、ビタミン類が豊富、さらに、ポリフェノールの含有量が多いので注目されつつあるんです。

   

Dscf3450_2 やっと涼しくなったんで、キキは久しぶりにお散歩に出かけました。

この籠に入って、ヒゲクマに背負われて、自転車でお出かけしました。

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呑龍仲店のヤギカフェでは、袋歯科医院の先生に会いました。

網戸の外に、呑龍仲店に住み着いているまち猫が来たんで、少々緊張してました。

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焙煎館では、お客さまのリクエストに応えて、ヒゲクマの肩に乗って見せました。

通りかかった若いカップルが、手を振ってくれました。

秋、お天気がよくて、ご機嫌が麗しければ、お散歩に出かけますよ。

  

ヒゲクマは、これから自治会の役員会に行ってきます。

   

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