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お散歩猫のキキとヒゲおじさんの日常

ヒゲおじさんは元遊園地の園長で家庭料理人、今は新聞の料理コラムニスト、猫のキキと前橋な毎日と家庭料理をお届けします。

前橋赤十字病院の移転は理解できません、「インディアン・カレー」使用のビーフカレー作りました

2009-05-15 08:44:37 | ヒゲクマとキキの日記

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今、前橋のまちでは、このポスターが結構あちこちに張り出されました。

写真は、私が張り出したものです。

『前橋赤十字病院の現地建て替えを推進しよう』ってのがメインコピーです。

  

昨日の上毛新聞に「結論に時間必要」って記事が載ってました。

前橋赤十字病院の建て替え検討審議会(座長・鶴谷県医師会長)が13日に「地元住民の理解を条件に同病院の移転が望ましい」とする最終報告を日本赤十字社の群馬県支部長である大沢群馬県知事に答申したんだそうです。

審議会の座長である鶴谷さんは、大沢知事さんに早期の事業着手、つまり移転を求めたんだそうです。

これに対し、大沢知事は、現地建て替えが本当に不可能か検討するために、ある程度時間が必要との認識を示したと、記事には書かれています。

  

この問題は、病気で悩んでいる人たちのために、病院が十分な役割を果たし続けることができることが大前提です。

今の場所で、それができないのであれば、移転も仕方ないと思います。

  

でも、この審議会の皆さんの判断、すごくおかしいと思うのです

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この写真は、前橋赤十字病院の東棟です。

出来上がってまだ10年ほどのはずです。
  
約92億円かけて作った病院施設です。

県が17億円以上、前橋市が8億6千万円ぐらい補助金を出したと記憶しています。

  
  
この建物を作る議論は、15年前ほど前(平成6年頃)に行われていたとおもいます。

今回の審議会と同じように、立派な皆さんが議論しています。

そして、この東棟を作ることを決めたのは、当時の日赤群馬県支部長の小寺弘之知事(当時)です。

当時は、移転の議論なんか一つも出てはいませんでした。

  

もし、今移転が必要であるのならば、10年前にも必要であったはずです。

それが、10年前には、「移転」の「い」の字もなかったのです。

このまちの人たちには、屋上ヘリポートを作るための受忍義務の説明があったぐらいです。

ドクターヘリコプターの専用へリポートです。

風向きでは、ヒゲクマの家は侵入コースの真下、結構、大きな騒音です。

でも、このまちに住む人たちは、誰も文句なんか言っていません。

赤十字病院とは、もう90年以上お付き合いをし、病院を支えてきた誇りを持っています。

  

10年前に、東棟の建設を決めた、当時の日本赤十字社の支部長、小寺弘之前知事はどう考えていたんでしょうか。

移転の必要性を知りながら、92億円もかけて東棟を作ったのであれば、病院経営者として無責任極まりないと思います。

ヒゲクマは、今移転が必要と叫んでいる皆さんに対して、それならば、10年前のことを明らかにしてほしいと要求します。

そうでないと、赤十字病院の関係者が、何を言っても信用できないからです。

  

このことに関連して、もう一つ大きな問題があります。

32万市民の医療を守る、これを基本に、最低限これは基本に持たなければならないというふうに思っております。」

これは、高木政夫前橋市長が、昨年の12月10日、平成20年第4回前橋市議会定例会(第3日目)で行った答弁です。

市議会の会議録から引用しています。

(前橋市議会は3月の議会の会議録をまだ公開してません、それで、昨年の12月議会が最新情報になるのです)

  

でも、こういいながら、市長は移転が必要とも必要ないとも言っていません。

何故か、移転そのものの是非については、言を左右にして触れないようにしています。

「ただ地域では、もちろんいろんな不安や、不満なものがあると思います。そういったものに対して今後今説明をするパイプ役もしなさいというようなことになるんですけれども、日赤病院の院長が先頭になって地域の方々にも説明をしている。これが市立病院というようなことになると、また話は別なんですけども、民間病院できのうも話がありました。県や市から、市民からお預かりしたり県民からお預かりした貴重なお金で応援をする、でもあれだけの機能、役目を果たしている病院ですから、私は応援をしたい気持ちでいっぱいであります。市民の医療を守るという観点からすれば、やるべきだというふうに考えているんですけども、そういう中で、あの運営が赤字になってもだれもお金を出すというわけにはいかないんです、今度は。日赤病院が赤字になりました。県立病院だったら県から温かく応援もある。市立病院だったら前橋市からあるというようなことですけど、あそこは完全独立をしている。そして、赤十字本社からお金が来るわけじゃないんです、建設費を含めて。完全独立の、日本赤十字前橋病院とはいえ、独立した民間病院なんです。ここもそれでああいう責任を持って医療を守っていただいている、24時間戦争のように看護師もドクターも働いているさまを見ると、やはりあの病院が今考えていることをできれば尊重してあげたいと、これが私のこの問題に対する考え方で、だからどっちの応援をしているんだということじゃないんです。」

この市長の答弁、何を言いたいのか分かる人がいれば、天才だと思います。

ヒゲクマには、何を言っているのか、さっぱり分かりません。

  

その上で、答弁の締めくくりでこういうことを言っています。

「地域住民の皆さんにもぜひ日赤病院側のお話を聞いていただいて、感情的にならずにやってほしい。ただ問題は、今度はもし仮に、これからですけれども、仮に移転をした後どうするかということになれば、これは前橋市も市内のことでありますから、これは大いに地域の皆さんの声も聞いたり、私どもの考えやその他いろんな方々の意見を聞いてやっていくと、こういうことだと私は思います。」

  

これってなんなんでしょう。

市長は、前橋赤十字病院の経営審議会に市民の代表として参加されているはずです。

建て替え検討審議会にも、委員として参加されていたはずです。

そこで、市民の代表として、「移転」の是非について、必要な議論をする義務があったはずです。

「移転」が必要かどうかには全く触れないで、移転後の議論をしようとしているのは何故なんでしょうか。

質問者は、移転後のことなんか聞いていないのに…

  

前橋赤十字病院の移転問題に関する限り、高木政夫前橋市長の態度は、市民の一人として、地元住民の一人として、怒り以外のなにものも覚えません。

大沢群馬県知事には、賢明な判断をお願いしたいなと思っています。

前橋赤十字病院移転問題に関心のある方はコチラをご覧ください。

 

前橋SNSの「ヒゲクマ日記」にも、日赤移転問題を書いています。

4月1日4月4日5月2日5月9日です。

コチラもご覧ください。

  

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てなことを、新聞見ながら考えて、朝飯はピザ・トーストを一人で食べてました。

  

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昨日の料理、牛肉の赤身、「肉のチャンピオン」さんで分けてもらってきました。

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お肉を持って帰り道、お花枕にお昼寝の猫に会いました。

<美味しく作れよ…>だってさ。

  

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牛肉1キロとタマネギ5個を良くいためてから、煮込んでいます。

セロリの葉っぱも入っています。

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トマト、セロリ、ニンジンは、ミキサーで粉砕しちゃいます。

早い話が、野菜ジュース状態にして、1時間ほど肉を煮込んだナベに加えます。

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野菜ジュース状態の材料を鍋に加えて煮て行くと、たくさんの泡が浮き上がってきます。

ほっとくと吹きこぼれますが、これはアクではありません。

材料に含まれた空気ですから、加熱しながら混ぜていると右の写真のように泡は消えてくれます。

最後に残った少量の泡はアクですから、すくって捨てます。

  

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本日使用のカレー粉は、懐かしの「インディアン・カレー」でwす。

小麦粉を色付くまで炒めて、カレー粉を加え余熱で炒めるとよい香りがたちます。

  

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はい、「インディアン・カレー」を使ったビーフカレーの完成です。

白く見えているのは、いためたエリンギです。

たくさん作ったのは、冷凍して、「非常食」にするためです。

前橋赤十字病院の移転反対運動が忙しくなると、料理なんかやってられなくなるかもしれないので…

  

写真はクリックすると大きくなりますよ                                 Ccf20080630_00000_2

  

前橋SNS、「続・のんべえのほうづえ」 は、「前橋の裏路地」です。

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