恒例の「でくの坊 暮れ展」が今日から始まりました。野村たかあきさんが、前橋市朝日町にある自分の工房で毎年開催する個展です。この個展で、来年(2011年)の「鬼の版画ごよみ」が売り出されます。
左が案内です。今日から28日の日曜日までです。2011年版の鬼の版画ごよみのテーマは「笑う鬼には 花が咲く」なのだそうです。
野村たかあきさんの出発点は「鬼ころ」と呼ぶ鬼の彫刻でした。野村さんは彫刻家としてスタートしたんです。そのころ、ヒゲクマは野村さんと知り合いました。二人とも若かったんだよね…
それから木版画を製作するようになって、皆が野村たかあきって版画家だと思うようになったんです。ヒゲクマの居間にも「風神の子、雷神の子」という初期の大作が飾られています。
版画から絵本づくりが始まりました。「おむすび菜っ葉」かは最初のころかな、1990年に「おじいちゃんのまち」でにほん絵本大賞を受賞しました。今までどのくらい書いたんだろう、楽天やアマゾンでは今でも30冊ぐらいの作品が売られていると思います。
この2冊は、前橋が生んだ偉大な児童文学者木暮正夫さんの作品に野村さんが挿絵を描きました。今回の暮れ展では、野村さんの絵本など26冊が展示即売されています。
普段野村さんが仕事をしているところは、こんなにきれいに片付けられていました。素敵な工房で、ノンビリと絵本をめくってみてください。
これがでくの坊の入り口です。向かって左側の引き戸を引いてください。右側はなぜか開きませんから。
野村たかあきさんは、彫刻家で、版画家で、絵本作家で、挿絵画家なんです。野村さんのいろんな仕事が一度に見られます。
特に、野村たかあきさんの絵本や児童文学書はぜひたくさんの皆さんに見て欲しいです。
でくの坊から端気川沿いを抜けて町に出ました。「ヒゲおじさん厨房に入る」の原稿もだいたい出来上がっていたので、酒飲んじゃおうかななんて思ってまちに向かったのですが…
<あんね、おうちに帰りなさいよ、ちゃんと留守番してないとユキ子さんに言いつけちゃうよ>、三河町の猫が意見をします。
<そうだよ、家に帰って今夜中に「厨房…」の原稿をちゃんと仕上げて、ブログもきちんとアップして、酒はそれからにしろよ…>、脇から塀に駆け上がってきた猫までが意見をし始めました。
仕方なく、家に戻って、猫に言われた通りにしました。ただし、酒飲みながらですが…。
それで、この記事の前に「イトーヨーカドーが消えた曽我製粉の前橋駅STビルは沈黙の中にある…」も書いて、今日は2本アップしましたんで、よろしくお読みください。
今日もニンジンをたくさん食べています。写真はお昼に作った天ぷらそば、ニンジンいっぱいのかき揚げを揚げてのせました。ウサギになりそうです…
野村さんの版画だと思うのですが
限定の物でしょうかナンバーが入って
いるものが飾ってありました!
「元鬼」の文字が入っている文でした。
今度ケーキを買いに行った時に
聞いてみます。
最近つぐみはテーブルにつかまり立ち
するのがお気に入りで・・・
時々ぐらつくのでゴチンしたりしています。
ついこの間までお腹の中にいた気が
するのですが・・・
ホントあっという間ですね。
きっと野村さんの作品ですよ。お閑があったら、絵本見に行ってください。
つぐみちゃんはつかまり立ちができるようになったんですか。早いな~
そうそう、焼き饅頭の原嶋屋さんの袋の絵、あれも野村さんの仕事です。