これは、昨日の話しです。ここのところ、少しズレが発生してますがお許しを。
家を出るとすぐに西片貝町の猫に会いました。＜どこへ行くの？＞、「東の方、もうフジバカマが咲いたかどうか見に行くの」、＜マルハンとこ通ってきな、いいことあるよ＞、物知りらしく、情報を提供してくれました。
東片貝の空き家の庭で子猫が遊んでいました。どうやらさっきの猫の情報はこれみたいです。
乳房のふくらんだ白い母猫の周りで４匹の子猫が遊んでいました。この写真の３匹と、前の写真の左の子で４匹です。
＜いつまで見てんの、目障りなんだから…＞、母猫にとがめられてしまいました。私がいては、子猫が楽しく遊べないみたいです。ごめんなさい。
畑では、白菜の苗がズンズン伸びています。１０月になって、ようやく畑の葉物野菜が元気になってきたみたいです。良かった。
女屋の田んぼ、畦の彼岸花がみごとな列を作っています。もうすぐ稲刈りが始まります。
小島田の田んぼはもう三分の一ほど稲刈りが終わっていました。右上の方、稲がなくなって田土が見えているでしょう。実りの秋ですね。
でもね、東上野のフジバカマ、まだ蕾でした。まだ咲かないフジバカマ、咲いてくれるのかな…
でもよく見て下さい、花弁が開いて、白い管状花が出ているのがいくつか見られます。もうちょっとです。
源氏物語で、夕霧は玉鬘に藤袴を差し出して「おなじ野の 露にやつるゝ 藤袴 あはれはかけよ かことばかりも」と詠いかけます。源氏の息子が求愛のプレゼントに使った花なんですね。
それから、朝電話をもらったフジエイに寄りました。高橋社長はちょうど出かけてしまったところでしたが、用はすみました。
せっかく小島田まで来たので、ＪＡ前橋の「産直ゆうあい館」をのぞきに行きました。道すがらのお茶の生垣が花をつけていました。ハチが蜜を集めに来ていました。
ゆうあい館によって、外の鉢植えの展示場を見ていたら、通い箱に四つほど鉢を入れておじさんが運んできました。それを見て、思わず大きな声を出しちゃいました。
「それ、それ、カワラナデシコですよね！」
「そう、カワラナデシコだよ。珍しいだろう。一鉢だけもって来たんだ」、「はい、私がいただきます、ここんとこずっと捜し歩いていたんです」、「野生のはほとんど見ないやね、庭で育てて、種とって増やしている人はいるけどね」。不思議な運です。たった一鉢のナデシコに偶然出会っちゃったんです。
とにかく見て下さい、この可憐な姿を。外国から持ち込まれたセキチクナデシコとは全く違う花の姿です。草丈も５０ｃｍ以上あります。優美な植物です。
「４０年ほど見てるけど、こんなにみごとに絞りが入ったのは初めて、珍しいやいね」、「そうですよね、色の濃淡はあっても単色の花ががほとんどですよね、種をとれば同じ花色のができますか？」、「それは無理だいね、偶然なんだよナデシコの絞りもようは、たまたまなんだいね」
大切に、わが家に連れ帰りました。花が終わったら種をとります。来年はどんな花が咲いてくれるかな。
９月１６日の「『秋の七草』 七つの花を前橋のまちと野原でさがしました…」を修正して、カワラナデシコを加えました。良かった…
ナデシコを運ぶ帰り道、富田町の畑で白いソバの花が満開でした。きれいだな…
今日は八百駒に紅玉を買いに行きました。とっても良いのが手に入りました。ピンクのリンゴジャムを４個単位で、２回作りました。
明日は早朝から秋祭りの準備が始まります。夜は宵宮です。
そして９日、１０日はおまつり本番、忙しくなります。
そのため、今日は一日かけて、１０日までにやら無くてはいけない仕事をすませました。
それから、検索から「曽我製粉」をキーワードに訪問してくださる方が増えています。
そういう皆さんに、ちょっとだけお断りをしておきます。念のために。
事実はできる限り曲げないように書いているつもりですが、間違いも犯します。
間違いは、消さずにそのまま残して「訂正」を入れるようにしています。
意見はヒゲクマの個人的な意見です。前橋市民を代表しているつもりは全くありません。
ご批判は自由です。批判的なコメントも削除はしません。ちゃんと公開しています。
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次回の「ヒゲおじさん厨房に入る」（朝日新聞群馬県版）は、１０月１６日掲載予定です