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お散歩猫のキキとヒゲおじさんの日常

ヒゲおじさんは元遊園地の園長で家庭料理人、今は新聞の料理コラムニスト、猫のキキと前橋な毎日と家庭料理をお届けします。

養田さんちの鯛が安い、ふく成のお料理…

2008-10-10 22:43:20 | 料理

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今日は、ちょいと疲労気味、お仕事やすませてもらいました。

午後、岩神町のお魚のお師匠さん、養田鮮魚店に遊びに行きました。

  

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今年の秋は、なぜか鯛が安いんです。

左側の大きな鯛、出雲の天然鯛、5キロオーバーの大物です。

半身で4500円、高いように思いますが、100gに置き換えると180円です。

お肉より安い、鯛は90%が可食部ですからコレを加味しても100g当たり200円です。

右側の小さい鯛、千円しません、一番上ので、400グラム以上ありますから、やっぱり安いです。

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この鯖、宮城産、一尾400グラムぐらいの小さな鯖です。

それにしても、一尾130円です。

魚は、本当に安いのです。ただ、料理に少しだけ手間がかかりますけど。

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珍しいのもいました。

北海道産の生のシシャモです。

塩焼きにすると、凄くおいしいです。

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で、お買い上げは、鯖2尾と、サンマ2尾でした。

合計、700円、目方にすると1200グラム、100g当り60円です。

「佐藤さん、千円でお釣りが出たよ!」おかみさんの一声です。

  

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鯖は筒切りにして味噌煮、サンマは大名おろしにして塩で〆て酢漬けです。

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こんな具合になりました。

サンマの酢漬けは、昆布とショウガで漬けました。

明日からの三連休のための常備菜です。

  

夕食は、ユキコさんのお母さんの誕生祝で外食でした。

銀座通りの「ふく成」さんで、和食でした。

ふく成は、大好きだった道下さんの息子さんがやっているお店です。

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今日のお料理、二品だけご紹介します。

左は前菜、里芋、さつま芋、銀杏、それぞれに作ったものを盛り合わせて銀餡をかけています。

右は、さわらの焼き物です。

さつま芋のチップとメレンゲが合わせてあって、山芋のワイン煮と、蟹のレンコン巻きが添えられていました。

ヒゲクマの料理と全く違う、プロの職人さんのお料理です。

確かに、本当に確かに、季節が伝わってきます。

たまにしか寄せてもらっていないのですが、その度に、しっかり腕を上げています。

努力してんだな、親父さんソックリだな、って、目頭熱くなりました。

  

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マコモタケ、タラコ、澤煮椀…

2008-10-07 23:41:48 | 料理

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コレなんじゃ!

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<鰹節ではない!>

そう、鰹節ではないです。

マコモ、マコモの新芽の茎の芯、マコモダケっていいます。

きょう、豚の背肉分けてもらいに行った「肉のチャンピオン」でいただきました。

  

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皮をむいて、薄くスライスして、昆布〆します。

そして、仕上がりは酢味噌でいただきました。

もともと、中華料理の材料です。

油にあう食材なんですけれど、無理やり、和食の世界に引き込みました。

昆布で〆たら、青臭さが消えて、美味しくいただけました。

  

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岩神町の養田鮮魚店に行ったら、初物の生たらこにあいました。

スケソウタラの卵巣です。

切って、皮を内側に押し込んで花を咲かせて炊きます。

大好きな、秋の食べ物です。

  

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コレは、大根と人参の千本切り、ゴボウの笹ガキ、それと、ブタの背油の細切りを15分ぐらい炊いて油を抜いて水で晒したのです。

これで、澤煮椀風のお鍋をします。

干し椎茸の戻したのの薄切り、ミズナも入ります。

  

今夜は、栄養失調になりそうなお友だちのための晩餐会です。

それで、スズキと帆立貝の菊蒸し、沢煮椀風のお鍋を作りました。

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これが、お鍋の箸休めです。きれいにできました。

喜んでもらえる、この国に伝わったお料理です。

  

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コレは、スズキの菊蒸しを作っているお鍋です。

菊の花びらを、いっぱいいっぱい入れて蒸します。秋ですから。

   

一緒した皆さんも、とっても喜んでくださいました。

美味しいもの、みんなで食べるって、とっても幸せです。

  

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<鰹節ちょうだい…>  

  

  

 

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スイトン、桑町パウンド、豚肉の竜田揚げ…

2008-10-06 20:05:42 | 料理

今日は雨、在宅勤務にして、自宅に閉じこもって資料作成。

根詰めてやったので、少々お疲れです。

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お昼ごはんは、スイトン(だんご汁)です。

ヒゲクマは、スイトン作るとき、小麦粉に塩少々と、何かを混ぜます。

今日は、細かくもんだ焼き海苔と刻んだ胡桃を入れました。

そして、小麦粉は少しずつ水を加え、硬めに、うどんだまくらいに練り上げます。

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白菜、大根、こんにゃく、人参がたっぷり入っています。

海苔の香りとくるみの歯ごたえが良いです。

粉には、木の実や海苔のほかに、しょうが、ゆず、青ネギ、干しエビなんかを刻んで入れます。

  

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おやつは、浅川さんにいただいた「桑町パウンド」です。

「桑町パウンド」には、レーズンとオレンジピールが入っています。

とってもおいしかったです。

  

夕方になって、やっと資料作りが終わり、県の産業技術センターのTさんにチェックしてもらうためにメールで送りました。

  

そして夕飯作りです。

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豚肉の薄切りの竜田揚げ、切りコブと麩の酢の物、サンマの酢漬けにレタスとトマトのサラダです。

買物にも行かなかったので、ありものの材料と常備菜で作りました。

この切りコブは、細くきったコブを海苔みたいに板状に乾燥させたものです。

乾物として、いつも用意しています。

  

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雨の日のキキは、ひたすら怠惰です。

   

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新井さんのヤモリ、賽銭箱、キノコのお弁当

2008-10-04 21:04:13 | 料理

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午前中から、キキは窓から差し込むお日さまでお尻温めています。

これから半年、毎日この姿とお付き合いになります。

  

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箪笥屋横丁の家具職人の新井さんが「ヤモリできてるよ」って言ってたの思い出して、お訪ねしました。

できてました。実寸大、木彫りのヤモリです。

このヤモリ、家のどこかに付けておくと、家を守ってくれるんだそうです。

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玄関先の軒を支える梁につけました。

日本舞踊協会群馬県支部の舞踊会を終えて、夜に帰ってきたユキコさん、

「り あ る ~!」って驚いてました。

ヤモリさん、末永く、よろしくお願いします。

  

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「これもあげるな、本物と同じ作りだよ」って新井さん。

小さな賽銭箱をくれました。

「玄関先に置いとこうか…」

「ダメ、そんなことすると誰もきなくなっちゃうから、貯金箱に使いな」

ずいぶんたくさん入りそうな貯金箱です。

  

午後は、昨日頂いた舞茸と松茸を料理しました。

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はい、伊勢崎は大津屋さんで使っていたお弁当箱にこんな風におさまりました。

さつま芋のリンゴ煮、牛肉とゴボウの有馬煮、舞茸の甘辛煮、里芋の煮転がし、シシ唐辛子の焼浸し、ホウレン草の胡麻和え、叩きゴボウ、しば漬け、そして松茸ごはんです。

お吸い物は、ブタの背油を使った沢煮椀でした。

今日は、ユキコさんのご両親とおばさまたちにお届けしました。

  

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料理している間、閉じ込められていたキキは、不機嫌でした。

  

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お麩のメンチカツ作りました…

2008-09-29 20:44:53 | 料理

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今朝は冷えたので、キキはお布団の上から<行ってらっしゃい>です。

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<ずっとここにいます>って顔してます。

  

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柿の病葉ひろいました、左です。

右は、ユキコさんがとったカキバトモエです。

似てますね、虫の擬態ってすごいですね。

  

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夕方買物に行ったら、紺屋町の通りでよく会う猫さんに会いました。

帰りに、「ひろ子」に土曜日のお弁当箱を回収に寄ったら、

「日曜日に、お髭が話してたお麩のカツ、テレビでやってたよ」だって。

   

では、カツといわずに、メンチカツ作っちゃいましょう。

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使ったのは山形産の切り麩(焼き麩)、水でもどして手で小さくちぎります。

炒めたみじん切りのタマネギ、パセリ、卵を入れ、塩・コショウを加えて、よくかき混ぜこねます。

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こねたのを丸くまとめます。

小麦粉をつけてからパン粉をまぶします。

とんかつを作るときみたいに、小麦粉つけたあと卵液につけません。

省略して大丈夫、小麦粉つけたらすぐパン粉です。

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180度ぐらいの油で揚げてます。コロッケ揚げる要領と同じです。

油に入れるとき、形を整えて入れてください。

  

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出来上がり、付け合せはマッシュポテトとブロッコリー、ソースはトマトとニンニクをマーガリンで煮てオレガノ、パプリカ、塩・コショウで味付けしたソースです。

右は、カットしたとこ、お麩ですから肉汁は流れません。

   

おいしいですよ、山形産のお麩ですから、米沢牛のメンチカツだと思って食べちゃいました。

  

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