私の記憶帳

日々知り得た雑学や興味を持ったことを記録してある

日本の財産が海外に蓄積されている

2012年01月12日 22時43分12秒 | Weblog
暗黒の20年と言われている。GDPは下がりデフレが続き、雇用も減少している。ドル安からデフレになりデフレが円高を招き円高が企業の合理化をすすめ、企業の合理化が工場の海外移転や海外からの原材料の調達を促進する。人件費が下がり購買力が低下して更にデフレを促進させる。個人主義の色彩が強くなった日本では法人も個人主義になっている。自分たちの企業が増収することを最優先して考えるから円高や法人税が国際的にみて高い、社員の雇用形態が厳しい、電力不足が懸念されるなどの理由から海外移転を増加させている。そうした経済危機の中で日本が海外に持つ資産の残高は20年連続で世界一だ。2010年末時点で資産から負債を引いた対外純資産は251兆円もある。国外で外国人の雇用の場を確保し、給与水準を高め、生活環境も向上させている。反面国内では失業者を増やし給与水準を低下させている。こうした状態を野放図にしていて日本人は幸せになれるのだろうか?疑問だ。

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