新・交差点のらくがき

AIOLOSSの管理人 ちぇきの“らくがき”程度の日記です。

念願の“職質”・・・ウホッ!

2006年12月03日 | ちぇき事
それは日曜でも関係なく働き、

疲れた体を振り絞って、同僚と帰路に着いていた時のこと。

駅前の、交番前で、

  「明日も会社の歯車となって、そして家族のために働こう!」

とお互い励ましあって、別れようとしていた時に声がした。

  「君の足は長いなぁ!」

振り返ると交番から おまわりが出てきて、

わたくしのチャリのサドルに手をやっている。

この手の(サドル・ハンドル等のセッティングに関する)質問に答えるのは、

ウンザリしているので、

   「うん、結構長いよぉ」

と、ナメきって受け答えをしてやった。

すると、

   「この自転車、高いんじゃないの?」

と、さらに聞いてきた。

この手の(価格に関する)質問に答えるのも、

ウンザリしているので、

   「ホントに高いんだから、あんまり大きな声で言わないでくれよ。盗まれたら困るからさ」

と、完全にナメきって受け答えをしてやった。

きっと怪しいと思い、職質を掛けてきたのだろう。

いよいよ本題に入ってきた。

   「学生さん?社会人?」

学生に間違えられたのは、ちょっと嬉しかったが、

   「社会人」

   「どこで働いてる?」

   「この先」

   「ヨー○ドーか?」

   「もうちょい向こう」

おまわりも ちょっと頭にきたのか、

   「これか?」

と、人差し指をクイクイと曲げて見せた。

泥棒や万引きの類を表す動作だ。

一般市民を捕まえて“泥棒扱い”されたのは頭にきたが、ナメていたのは こっちの方だ。

   「あー、年末は忙しいからね」

これで さすがのおまわりも呆れたらしく、

最近は地方から出稼ぎに来る万引きが多いとか、

年寄りだったり、常習犯だったりと説明をはじめた。

   「人間 悪いことやギャンブルなんかしないで、地道の働くのが一番だ」

   「そだね」

   「君はギャンブルはするのか?」

   「タバコとギャンブルはしない。酒は好きだけどね」

   「おー偉いなぁ!田舎は何処だ?」

   「すぐそこ」

実家には歩いてでも帰れる わたくしは少し離れた実家の方向を指差した。

その後も、いろいろ話をしていたが、

そのおまわりは訛っているのか?酔っ払ってるのか?ほとんど会話は聞き取れなかった。

そして交番で電話がなったので、おまわりは中に入っていった。

わたくしは

   「じゃぁね、バイバァイ!」

と、おまわりと別れた。

一連のやり取りを眺めていた同僚も改札口に消えていった。





年の瀬は、物騒だから気をつけて!


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