新・交差点のらくがき

AIOLOSSの管理人 ちぇきの“らくがき”程度の日記です。

Mr.ビーン ~カンヌで大迷惑~

2008年03月16日 | 映画・テレビ
教会のくじ引きで1週間のヴァケーションとビデオカメラが当てたビーン。行き先は映画祭で賑わうカンヌ。早速手に入れたばかりのカメラを片手に列車でパリに向う。
リヨン駅からカンヌ行きの列車に乗るところを通りすがりの男性(実は映画祭で審査員を務める映画監督)に頼みカメラで撮影してもらうが、ビーンがあれこれ注文をつけているせいで列車が走り出し、男性はホームに置き去りにされてしまった。列車には父親とはぐれ、心細そうにしている10歳の男の子・ステバンがいた…。
ビーンとステバンは父親を待つため次の駅で降りるが、父親の乗った次の列車は急行で通過してしまう。仕方なく次の列車でカンヌへ向かうもののビーンは財布・キップ・パスポートを置き忘れ、列車からツマミ降ろされてしまう。
“ウィ”と“ノン”と“グラシアス”しかしゃべれず、異国の地で途方にくれる場合ではないビーンとステバンは、騒動を起こしながらもカンヌへ向かう。途中知り合った女性・サビーヌとも意気投合して、三人の珍道中は止まらない。しかしビーンを誘拐犯と勘違いしたステバンの父親と警察は全仏規模で指名手配する。


   http://www.mrbean.jp/


1990年にイギリスでスタートしたTVドラマの映画化第二弾、日本でも96年に放送され大ヒットした、あの『Mr.ビーン』です。

正直「いまさらMr.ビーン?」と思いましたが、歳をとって さらに怪しさを増したビーンが いい味を出して まだまだ健在でした。

ビデオカメラに固執して(SONYがスポンサーだからか?)ロードムービーのような感じで
、ちょっとテレビのMr.ビーンとは違い違和感は感じました。

ラストもお約束のハッピーエンドも予想はできましたが、全体的に流れる“ほんわか”なムードと“小ネタ”で充分愉しめます。

さらに字幕が嫌いなわたくしでも、ある意味 無声映画のような この作品は気にせず見ることができました。

ただ やっぱり時代遅れな感は否めず、お台場だったにも関わらず二人で貸切でした。





亀は意外と速く泳ぐ

2008年03月14日 | 映画・テレビ
片倉スズメ(上野樹里)は平凡な主婦。夫は海外赴任中で定期的に電話はくれるが、話すのはペットの亀の心配ばかり。毎日は恐ろしく単調に過ぎていき、トイレに行けば自分の存在を無視するかのようにおばさんがオナラをし、夫さえ時々自分のことを忘れているようだ。久しぶりに待ち合わせをした(同じ日同じ場所で生まれた)幼なじみのクジャク(蒼井優)には2時間も待たされてしまう始末。
…このまま年をとり、死んでいくのか? そんな平凡を嘆くスズメは、ふとしたことから駅の階段に貼られた“スパイ募集!”の広告を目にして、思わずその番号に電話をかけてしまう。三日後、彼女は指定された安アパートに向かう。スズメを迎え入れたのは、クギタニシズオ(岩松了)とエツコ(ふせえり)夫妻。普段は商店街のアナウンス嬢と、無職の男だが、彼らはある国のスパイだと言い、スズメのような典型的な平凡人こそがスパイ向きなので、是非スパイになって欲しいと説得され、強制的にスズメのスパイ生活は始まるが、いつもの平凡な生活も、いざ平凡を意識し始めると恐ろしく難しい。


   http://www.eigaseikatu.com/title/s-13107




公開当時にテレビで紹介していたのを思い出し、ちょうどスカパーでやっていたので見てみた。

これまた『サマータイムマシーンブルース』同様に、なんだか解かりませんが なんだか面白い。

ビシバシステム、ふせえりが出ている辺りが“竹中直人”的なシュールさを感じます。

後半に動きがあった時、ちょっとドキドキしてしまいますが、サクッと終わってしまい結局なんだか解かりません。

最後に仲間達が去っていくシーンは、ちょっとウルッときます。

・・・全体的になんだか解かりませんが“のだめ”じゃない上野樹里の演技が新鮮でした。




トイレを詰まらせるシーンは笑えます。

サマータイムマシンブルース

2008年02月23日 | 映画・テレビ
夏休みなのに毎日大学に来ては、部室でたむろしている「SF研究会」の面々は、大切な部室のクーラーのリモコンを壊してしまう。
翌日いつものようにメンバーが部室を訪れると、そこには見慣れない金属製の物体が置かれていた。座席とダイヤル、レバーがついたそれはタイムマシンのようにも見える。そんなワケないと言いつつも「とりあえず昨日に戻って、壊す前のリモコンを持って来よう」と、部員たちは軽いノリでマシンに乗り込むが・・・?!



   http://www.eigaseikatu.com/title/13305/



『踊る大捜査線』の本広克行監督が京都の劇団「ヨーロッパ企画」が手がけた舞台劇「サマータイムマシン・ブルース2003」を映画化。

上野樹里、瑛太、真木よう子、佐々木蔵之介他、若手俳優が多数出ています。

スカパーでやっていて、ついつい見てしまう おバカ映画です。

中2レベルの“SFの事など研究していない”SF研究会の大学生5人+1人が、おバカに盛り上がっています。

最初の30分は正直なんだか解からず、いろいろな事が起こります。

そして徐々に謎?が解けて?きます。

・・・でも最終的に大した事ではありません。

多分 むずかしい事が起こっているのですが、決してそうと感じさせない おバカさ加減がいいです。

とにかくクーラーのために“ミッションコンプリート”させるだけです。




エンディングは、Tommy heavenly6だったりします。

犬神家の一族

2007年12月04日 | 映画・テレビ
信州の犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛(仲代達矢)が永眠した。遺言状を管理する法律事務所の若林は、遺された遺言状が一族の不吉な争いの元凶となることを予期し、私立探偵・金田一耕助(石坂浩二)に調査を依頼。しかし若林は、金田一と会う直前に、何者かに殺されてしまう。
佐兵衛には腹違いの3人の娘、松子(富司純子)、竹子(松坂慶子)、梅子(萬田久子)がおり、それぞれに佐清(尾上菊之助)、佐武(葛山信吾)、佐智(池内万作)という息子がいた。さらに犬神家の屋敷には、佐兵衛が世話になった恩人の孫娘・野々宮珠世(松嶋菜々子)も住んでいた。
やがて戦地に赴いていた佐清が、不気味なマスクを着けて犬神家へ戻ってきた。戦場で顔に醜い傷を負ったのだ。その佐清の帰還を待って公開された遺言状は『佐清、佐武、佐智のいずれかとの結婚を条件に、犬神家の全財産を珠世に譲渡する』という驚愕の内容だった。血で血を洗う争いに一族を駆り立てるかのごとく仕組まれた遺言状に、遺族は騒然となる。そして若林が危惧した通り、凄惨な殺人事件が次々と起きていく。
名探偵・金田一耕助は、犯人を推理する過程で犬神家の血の系譜の裏にある大きな謎を解き明かしていく。そして、想像を絶する真実が暴かれることに……!


   http://www.inugamike.com/



誰もがプールで足だけ出して(逆立ちして)マネした、あの有名なシーンのある『犬神家の一族』です。

幼い頃気味の悪いマスクにトラウマになった、あの有名な佐清の出てくる『犬神家の一族』です。

スカパーでやっていたので撮っていたのですが、あまりに面白くて1時まで約3時間見てしまいました。

大昔に映画になったり、テレビで何度かリメイクされたりしていましたが、じっくり見たのは初めてです。

改めて見ると佐清や湖に足だけ出た死体の他にも、署長の「解かったっ!」って仕草や菊人形、金田一のフケとか懐かしいシーンが登場します。

王道の日本ミステリー映画なので、予想通りの展開でストレスなく見れます。

途中「あれが犯人じゃね?」と思い込んで見ていると、

お約束の大どんでん返しを喰らいます・・・わたくしも喰らいました。

それも含めて“王道”です。

過去の作品と比較しているサイトなんかもあるので、そこで確認しながら見ると面白いかもしれません。

個人的には、“カエルを撫でながらイッちゃった”奥菜恵のその後が気になりました。





佐清がトラウマになる場合がございます。ご注意ください。

ALWAYS 続・三丁目の夕日 (ネタバレ有り)

2007年12月03日 | 映画・テレビ

昭和34年春。東京オリンピックの開催が決定し、日本は高度経済成長時代に足を踏み入れようとしていた。
取引先も増え、軌道に乗ってきた鈴木オートに家族が増えた。事業に失敗した親戚の娘、美加を預かることにしたのだ。しかし、お嬢様育ちの美加と一平は喧嘩ばかり。
一方、一度淳之介を諦めた川渕だが、再び茶川の所にやってくるようになっていた。淳之介を渡したくない茶川は、再び芥川賞に挑戦しようと決意する…。


   http://www.always3.jp/

   http://www.always3.jp/05/




見てきました。

そして泣いてきました。

前作は当初あまり良いイメージではありませんでした。

確か『日本アカデミー賞』で“賞を総ナメ”みたいな評価だったけど、

「どうせ自分たちの作った映画だし、当たり前じゃん」って感じでした。

その年は『踊る』の何かがやってて、そっちの方がスゲェー!って感じだったのに、

出来レース的な賞にウンザリして見ていませんでした。

でもテレビでやってるのを見て、それは一転 高評価になり、

昭和の街並みも、内容も、そして堀北真希タンも、感動したっ!


その続編が泣かない訳がない。


一番泣いたのは、美加との別れのシーンでの薬師丸ひろ子との会話での一言。

気を抜いた瞬間の ほんの一言のセリフでした。

もーボロボロ泣きました、今思い出しても泣けます。

堀北真希タンも相変わらずカワユかったし♪

でもちょっとエピソードを盛り込みすぎかなって感はあったね。

“お金掛ってます”みたな感じで昭和のシーン・エピソードを盛り込みすぎな気がした。

トモエの元恋人とか、石原裕次郎の映画を興奮して見てる大衆とか、話が軽く反れるのがちょっとね。

だったら、もう少し掘り下げて欲しいシーンとかあったね。

でもやっぱり面白かったよ。

次回はないようなことを言われてるけど、是非次も作って欲しいね。






バブルもいいけど、昭和もね。

バブルへGO !! ~タイムマシンはドラム式~

2007年11月23日 | 映画・テレビ
2007年 現在。800兆円の借金をかかえ破綻の危機に瀕した日本を救うため、財務省特別緊急対策室の下川路(阿部寛)は、ある計画を進めていた。それは1990年にタイムスリップし"バブル崩壊"を止め、歴史を作り変えるという仰天プラン!
その極秘プロジェクトが白羽の矢を立てたのは借金返済に追われるフリーター真弓(広末涼子)だった。真弓はタイムマシンの開発者であった真理子(薬師丸ひろ子)の一人娘。
一足先にタイムスリップした母親の真理子が90年の東京で失踪したことを知った真弓は、借金から逃れるため、そして母親を救うためドラム式洗濯機に乗り込み、タイムスリップを決行する!
果たして 下川路と真弓は真理子を無事救出することができるのか!? 下川路と真弓が繰り広げる恋のゲームの行方は!? バブル崩壊は食い止められるのか!? そして日本の未来は!?



    http://www.go-bubble.com/index.html



公開時から見たかった映画。

先日TSUTAYAが半額だったので借りてきました。

いやー おもしろい。

つーか懐かしい。

1990年頃ってゆーと昼間バイトして、夜 学校行って、

バイクの免許取って、仲間と呑んで遊んでた頃です。

映画の舞台になった六本木あたりでバイトしてました。

バブルの頃はデリバリー(弁当配達)のバイトが時給1200円くらいだったからね。

昼に3件くらいの配達しかないのに、無駄にスタッフが10人もいたからね。

1個1500円くらいに弁当の注文が飛ぶように入ってたからね。








・・・・・でも潰れた。









ある日 突然、社長が売上金持って逃げた。

その日の僕らは途方に暮れてた。

でもその日の残りの配達はしたよ。

デリバリーマンのプライドだからね。

文字通りホントに店が終わって、近くのファミレスで いろいろ話し合った。

会社に残った備品を盗んで(バイト代の代わりだコノヤロー)ウサを晴らした。

殆どの仲間が辞めていった。

逃げた社長と共同経営してた もう一人の社長に拾われた わたくしは別の店舗で働いた。

数ヵ月後。

放置された店舗の後始末にいった。

電気は止められてたから 冷蔵庫に残った食材は腐っていて、恐ろしい悪臭を漂わせていた。








これが わたくしの“バブル崩壊”でした。








バブルってなんだったんだろう?って思うけど、その時の仲間とは今でも繋がっています。

だから そーゆー意味では、




   「バブルって最高っ!」




って思う。

そんなことを思い出した映画でした。






映画自体は めちゃめちゃ笑えます。


30代(70年代生まれ限定)をナメんなよ

2007年03月21日 | 映画・テレビ
SASUKEの季節がきました。

朝 新聞を見ないで出勤するので、今日放送とは知りませんでした。

しかもこのところ帰りが遅く番宣も見てなかったので、全くのノーマーク。

しかし祝日。

早めに仕事を切り上げ帰ってきました。

そして見ました・・・脇汗かきながら。



今回は完全リニューアルで第一ステージから脱落者続出。

数名しか出ていない、ステージクリア者を尻目に、

やってくれたのは、やっぱりあの男。





“長野 誠”





あれだけ みんなが苦労してたのに最速タイムでクリア。

ホントわたくしでもクリアできそうと錯覚してしまう。



そして6人が、これまたリニューアルの第二ステージ進出して、

ここでも不可能と思われたクリアを長野が敢行。

最終的には、またまたリニューアルした第三ステージで全員リタイアなんだけど、

前回の完全制覇者長野(34歳)凄げぇよっ!

同じ世代として、やっぱヤルしかねぇべ!










・・・・・何をよ?










・・・・・分かんねぇよ!










でもこれからは70年代生まれ・30代が頑張らないとイカンだろ。

団塊の世代が退職して、

ヌルい時を過ごした60年代生まれには任せておけねぇし。

最近ちょぉっと会社で、わたくしの株が上がってる?みたいなんで、

これに乗じて、ビシッとしちゃおうかね、ビシッと。



マジでSASUKEは良いわ。

ちょっと気合入った。





TBS安住アナ曰く「70年代生まれは60年代生まれを許していない」と。



海猿 LIMIT OF LOVE

2006年12月20日 | 映画・テレビ
潜水士となって早2年。海上保安官である仙崎大輔(伊藤英明)は、鹿児島・第十管区に異動となり、機動救難隊員として海難救助の最前線で働いていた。
恋人・伊沢環菜(加藤あい)とは将来を意識しながら、遠距離恋愛を続行中。
様々な経験を経て、ひと回り大きくなった大輔だったが、成長したことで知る重みや苦しみもある。
それが原因で環菜との仲もギクシャクし、心は複雑に揺れていた。
そんな中、鹿児島沖3キロで大型フェリー・くろーばー号の座礁事故が発生。
バディの吉岡哲也(佐藤隆太)たちと現場に駆けつけた大輔は、そこで驚愕の光景を目撃する。


http://www.umizaru.jp/index.html




先日、実家で貰ったチケットで見てきました。




・・・泣きました。




結果は想像がつくんだよ、でもね泣けちゃうんだよね。

最初の映画、ドラマ、そして今回と見てると泣けるんだよね。

つーか、号泣!?

多くは語りません。

確かもうすぐDVDが発売になるはずだから、見てない人は是非ご覧ください。




俺は お前のバディだっ!


なにぃ?サスゥケ~?

2006年10月11日 | 映画・テレビ
今日TBSで『SASUKE』が放送された。

わたくしスポーツマンでも筋肉オタクでもないが、

この番組が好きでよく見ている。

春と秋が愉しみで仕方なかったりする。

で、今日7年ぶりに完全制覇が達成された。

やってのけたのは“長野 誠”。

職業は漁師。

彼が出場し始めた頃から見ているので、いつも応援していた。

彼が競技をしているのを見ていると、

わたくしでも「イケそう?」と感じてしまうほど余裕を感じる。

静かだが熱い男だ。

・・・たぶん。

だから今日の完全制覇は何とも言えない感動があった。

思わず泣いてしまった。

よく頑張ったっ! 感動したっ!





追伸:しかし“ミスターサスケ”と言われる山田勝己は
    やっぱり今回もダメだった。
    プレッシャーに弱い男だ。
    ・・・でもそれが面白かったりする。

LOST

2006年03月13日 | 映画・テレビ
皆さん『LOST』はご存知でしょうか?
ちょっと前に流行った『24』と同じような海外ドラマで、
エミー賞やゴールデングローブ賞を獲得した、今期大注目の海外ドラマです。
単なるサバイバルなドラマではなく、島での人間関係はもちろん、
それぞれの隠された過去が少しずつ明かされていっって
「えー!そーだったのぉ!」ってな感じで翌週が愉しみで仕方ありません。
それだけではなく謎の生物や先住人(?)が襲ってきたりと、
「なになに?どーなっちゃうの?」って具合です。
詳しくはここで見てください。

こんなに海外ドラマにハマったのは、
『フルハウス』
『ナイトライダー』
『エアーウルフ』
以来ハマっているのではないでしょうか?

今はまだAXNでしかやっていませんが、
かなり注目されているので、そのうちテレビでやるでしょう。


http://homepage2.nifty.com/kazseki/